購入機器の視聴・使い勝手8
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![]() 今まで使っていた主力のDVD・HDDレコーダーのRD-XS40の調子が最近よくない。動作が散漫になり、非常にいらいらするのだ。HDDを思い切って初期化しても似たような感じ。週に10番組以上は編集してDVD-RAMディスクに保存しているので、これではどうにもならない。そこで、去年末に出たXS46を購入することにした。本当なら今年年末には一斉に発売になるであろう次世代のブルーレイのHDD版かHD DVDを購入のつもりだったので、現規格のは買うつもりはなかったのだが、こうイライラしていては気分的に良くないので、購入した次第。送料込みで76000円弱であった。去年の発売時には12万強であったのを考えるとわずか2・3ヶ月ほどで4万以上値下がりしている。これじゃあ、いくらデジタル家電がブームでもメーカーも儲からないわなぁ。 東芝にしたのは編集作業がメーカー随一豊富であるのが大きい。それと最高速ではないが、DVD-RAMの5倍速に対応、DVD-RのCPRM対応のVR記録が出来、DVD-Rは8倍速であること。DVD-RWも使用できるが、あくまで自分にとっては出来るというおまけにすぎない。さらにTVチューナー、エンコーダーを2つ搭載してW録画出来るのも大きい。 どうせならさらにハイエンドのX5でも良かったのだが、値段の差が4万以上あったのは大きく、自分はすぐにディスクに保存する方なのでHDD容量は100GB位もあればよく、この機種の250GBでも十分すぎる位だ。下の機種のXS36の160GBにしようかと思ったほどだ。こちらの方は値段の差が1万程度しかなかったのでやめにした。XS46より前に出たW録画の最初の機種のXS53はHDDが320GBでさらに5000円ほど安かったが、評判の良くないX4と同じ自社製ドライブだったので対象からはずれた。安定性のある松下製ドライブであるXS46にした次第。自社製のドライブの評判が良くないってのも困った問題だが、他社製でも良い物を選ぶ姿勢には賛同したい。 添付内容は説明書、保証書、リモコン、リモコン用電池、アンテナケーブル、ビデオケーブル、電源ケーブル、クロスLANケーブルといったもの。この製品にもブランクメディアが入っていないかった。 |
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●HDD250GBで最長約445時間、DVD-RAM約12時間(両面9.4GBディスク)の長時間録画が可能 250GBの高容量のハードディスクドライブを搭載することで、最大445時間(MNモード)の録画が可能。
●W録の2番組同時録画 HDDに2番組同時録画可能なW録(ダブロク)を搭載。地上アナログチューナーとMPEG2エンコーダーをそれぞれ2個搭載し、二番組の同時録画が可能。もちろん、HDDとDVDに1つずつ録画するという使い方もできる。 ●WEPG対応の録画予約搭載 東芝独自開発のDEPG(Dynamic Electronic Program Guide)がパワーアップ。WEPG(ADAMS&iNET)対応バージョンに進化し。アンテナをつなぐことで、録りたい番組を選択して簡単に予約ができる。
●高速DVDドライブ DVD-R 8倍速、DVD-RAM 5倍速、DVD-RW 4倍速対応の高速DVDマルチドライブを搭載。従来よりも高速にHDD→DVD間のダビングが可能。また、デジタル放送の録画が可能なCPRM対応DVD-RAM、DVD-R、DVD-RWへのVRモード録画、オリジナルディスク作成に便利なDVD-R、DVD-RWのVideoモード録画と、用途や目的に応じて3種類のディスクが使い分けられるので便利。DVD-RAMはカートリッジタイプにも対応。
●新RDエンジンによる、W録画時にもOKの「マルチタスク」 ハードディスクからDVDへの高速ライブラリダビング/一括・高速ライブラリダビング中に、ダビングを中断せずにハードディスクへの新規録画やハードディスク内別タイトル再生が可能。「ライブラリ」を表示して各機能を利用することもできる。 ※ ダビング方向、および動作させるディスクによって、録画/再生の可・不可があります。 ※ レート変換ダビング、一括・レート変換ダビング、ラインUダビングをしている場合は、すべての録画/再生が不可。 予約録画の実行中に、「録画予約一覧」から新規予約を追加/変更することが可能。 また、録画済みタイトルのチャプター編集/プレイリスト編集/タイトル名変更を行なってDVDへ高速ダビングするなど、一連のライブラリ作成作業も実行できる。 ●DV入力端子 DVビデオカメラをケーブル一本で接続できるDV入力端子(4ピン)も搭載。DVからHDDやDVDへはデジタル変換でダビング。さらに日付やシーン別に自動でチャプターを分割することも可能なので、あとからの編集にも便利。 ●ネットワーク機能 ・「ネットdeモニター」 録画した番組を家庭内のLAN上に接続したパソコンからアップル社の「QuickTime」を使って視聴。居間のテレビを家族が使っているときに、録画済みの番組を書斎で鑑賞。 ・「ネットdeダビング」 ネットdeダビングに対応したRDシリーズ間の無劣化ダビングを実現。対応したRDがネットワークにあれば、ダビングが実行できます。ダビングはそれぞれHDD、DVD-RAM、DVD-RW(VRモード)間で相互に可能。複数のRDがあっても、どちらか一方に録画が集中し、HDDを整理したい時に便利です。一括ダビングにも対応。 |
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●設置![]() 入出力端子は一般的なもの。 コンポーネント端子はなくなり、D端子のみ となっている。(D2まで対応) |
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●システム設定 システム設定は東芝独自のGUIインターフェースを使用する。各内容は以下の通り。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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●画質 肝心の画質であるが、今までのRDシリーズと比べても、大きな違いは見られない。 ややソフト傾向な画質でブロックノイズはSP以上では目立たないといったところ。 プログレッシブ再生であるが、確かに映像は滑らかに表現される印象。ただし かなり気を付けて見分けないと、一般には見分けが付かないと思う。 ●操作性 ◆良い点 ・W録画は想像以上に便利。 自分はCATVなので、地上波はほとんど見ないのでメリットはないのだが、 予約録画中に、チャプター分割などの編集が可能になり、DVDディスクに高速ダビング が可能になったのは時間の短縮にもなり、かなり気に入っている。 今までは予約中は終わるまで待たないと何も出来ず、結局時間が掛かっていた。 それが、裏で色々と操作できるので、かなり使いやすい。しかも結構処理が高速である。 ・高速ダビングが早い 5倍速ドライブのためか、2倍速のDVD-RAMディスクでも体感は早い。 片面4.7GBで30分程度が、15〜20分程度でコピーできるようになった。 ・フォルダ機能 RD-X4EXから付いたフォルダ機能が整理するのに便利。ゴミ箱もあるので、 物理削除ではなく、一時的に見えなくしているだけだが、安全のため便利ではある。 自由に名称も付けられ、増やすことも可能なので、整理がしやすい。 ![]() ・編集時の細かい改良がうれしい。 チャプター作成して、選んだチャプターを高速コピーするとき、一括削除で選ぶときなど、 選択した物に矢印が付いて分かり易くなっている。 サムネイルを移動するときに、2・3秒ほどそのサムネイルのタイトル文字が一番下に 表示される。サムネイル画像が何か分からない場合が多いので、こういった配慮は ありがたい。 ![]() ◆悪い点 ・リモコンの使いづらさは相変わらず。XS40よりも反応が鈍くて、かなりイライラする。 調べてみると本体の受光部が電光表示の中ではなく、下の本体斜めの部分に 下斜め向きに付いている。これでは感度が悪いのは当然といったところ。 なぜこんなところに受光部をおいたのか理解に苦しむ。 リモコン本体が5センチ以上長くなり、配置もかなり変わっていて使いにくくて閉口する。 特にXS40ではカーソルの周りにあったスロー、スキップなどの丸く配置されていたボタン類が 小さいボタンになって、同じような配置なのでよく間違う。 さらによく使われると思われる機能のボタンが、リモコン下部のカバーの中に入っていて、 閉口する。特にDVDビデオ再生時の字幕、音声選択がカバーの中にあるのは 非常に使いにくい。 常々疑問に思うことは、設計者は本当に良く使いこなしてこれが使いやすいという 設計をしているのだろうか? ●総合 操作速度も速く、W録画は予想以上に便利でこれからはすべてW録画対応が標準になるのではないか。 後は現行のDVD規格ではデジタル放送はメリットはありませんが、地上波デジタルチューナー搭載 でしょうか。3月にも出るらしいとの噂ですけど。 間違いなく、現行機種では一番におすすめできます。 |