ハーラの「ひとりごと・・・」

よく夕方、かたわれ時にワンコと散歩するのだが、不思議なことが起こる
場合がある・・。それというのも、うちのワンコはほとんど鳴かず、
知らない人が来てもほとんど吠えない。
番犬にならないという感じで、まあ近所迷惑にならなくて良いかな？
と思っているくらいだ。
それが、たまによく分からない状態で急に吠えたりするのだ。

散歩でのルートに、ニュータウンはなれにある昼間でも本当に暗いうっそうと
茂った林がある。余り手入れされていなくて見分けがつきにくいが、
ここはかなり入りくんだ遊歩道になっており、降りていくとちょっとした
広場になっている。本当に何もない単に広い場所なのだ。
しかも回りはうっそうと茂った林なのでほとんど、道路側からその広場の
出来事は見えることはない。ある意味危険な場所ではある・・・。

昼間でもその広場近くまで来て通るときにある意味、いやな寒気がしたりする。
広場まで降りていくのは、普段は遠慮したいくらいで、ほとんど行くことはない。

その広場への遊歩道の横を通るときに、ワンコはいきなり立ち止まり、
広場の方を向いたきり動こうとしない事がある。しかも１・２分ほどその方向を
凝視したのち、いきなり吠えたりするのである。しかも２度、３度と。
自分がその方向を見ても、誰かいるように見えるわけではないのにだ・・・。
立ち去ろうとすると、いつもは自分の前を先にすすんで引っ張っていくのだが、
この時ばかりは、後ろからついてくる感じで移動するのだ。
しかも時折、後ろを振り向いて吠えたりする・・。
まるで、付いてくるな！！とでも言うように・・・。

さすがにこの時は寒気がして怖くなり足早に通り過ぎるようにしている。
いったい、ワンコは何に吠えているのだろうか？
人に見えない何かを感じているのだろうか？
・・・・・・・。