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2009年3月22日 (日)

今日見たDVD

・アキラ
 バンダイビジュアル/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/124分
 ブルーレイ聡明期からその発売が予告されていたにもかかわらず、
 2年近く発売延期になっていた「AKIRA」。音声がTrueHD、192kHz24bit
 のという規格上限の音声サンプリングでようやく発売。
 ただ、1部のAVアンプなどの組み合わせでは5.1chの192kHz24bitサンプリング
 が処理できず、単なるステレオになってしまうものもあるので注意。
 画質はカッチリではなく、ややソフトなイメージ。今更ながらその書き込み量の
 多さに驚く。現在のCGでの製作ではなく、セルアニメなのでその作業量は
 想像を絶する。
 注目の音声192kHz24bitサンプリングはリアル指向で、派手さは少ない。
 さすがに生々しさがつきまとうが、この映画にあっているとかいうと、
 おとなしめよりももっとど派手な方が良いような気がする。

・パコと魔法の絵本
 アミューズ/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/105分
 舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。
 中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。
 そんな大貫がある日パコという名の女の子と出会います。
 パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。
 ところが、大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いで
 ぶってしまいます。でも、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた
 大貫に近づいてきます。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だったのです。
 そこから大貫は自分の人生を反省し、パコのために何かしてあげられないかと
 思い始め、あることを思いつきます。それは、病院のみんなでパコが読んでる
 絵本のお芝居をしてあげること・・。
 邦画には珍しいファンタジーもの。ドハデなCGとの合成が見物。
 ただ、余計なギャグ丸出しな過剰な演出が気を削いでしまい、
 本来のファンタジックな面が薄れてしまっているのが残念だ。
 画質はまあまあ。音声も派手さはなく普通。

・つみきのいえ
 東宝/DVD/MPEG2/ドルビー2.0ch/12分
 今年のアカデミー賞アニメーション部門を受賞した作品。
 長年水面が上昇したため、家を上方向に建て増し続けている
 家に住む、おじいさんのお話。ある日パイプを水面下の旧部屋に
 落としたおじいさんが、探しに潜ったときに部屋毎の昔を思い出す・・。
 10分ちょっとの小品アニメーション。本来は音声は音楽のみで
 声は一切無い作品だが、子供向けにナレーションを追加した版も収録。
 作品としては上質だが、発売の製品として12分のみ収録で1900円は
 やや高い。過去の作品と同梱した製品として売って欲しかった。

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