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2009年11月 3日 (火)

ゲームのマルチ化の先にあるものは・・・

据置機は3メーカー、携帯機は2メーカーで争っているわけですが、
一昔のファミコン、PS2のように独占的なハードへ淘汰され集約されることが
現在の市場ではなりにくくなりつつあります。
それはゲーム機メーカー自体のソフトメーカーであるファーストパーティは
ともかく、属さないサードパーティが出すゲームソフトは大半がマルチ化に
なっているという現実があります。
(要は複数のゲーム機で同じソフトを発売すること)

確かにOnlyOneで出せればリソース的には一番なんでしょうが、
その1つだけでは次世代機の制作費の高騰などがあり1つの機種
だけでは思ったように収益が上げられないという現実があります。
また、予定していなかったハードで出すと、そのハードメーカーから
補償金が出るため売れなくてもそこそこ回収できるという事も
あるらしいですね。

現在一番普及率の高いWiiですら、専用にする事が出来ないというのです。
まあ、Wiiは任天堂のソフトが強すぎ、サードパーティが売れないというのは
よく聞くことです。
しかも、Wiiはそこそこの性能で解像度的にはSD画質であり、いずれにしろ
近年HDへの移行は免れないでしょう。しかし大手のサードパーティはともかく、
多くのWiiのみの弱小メーカーはHD化が負担になるんじゃなかろうか。
※Wiiは最近特にこのような話が沢山で来ていますね。

そこで同じタイトルを同時に複数の機器で出せば、そこそこの売り上げでも
合計すれば収益に届くであろうという計算もあるのでしょうか。

マルチ化はグラフィックエンジンの共通ライブラリ化によって、手間が昔ほど
掛からなくなって移植しやすくなっているのは事実ですが、
共通化は両刃の剣であり、作りがいい加減だとその機種の本来の性能を
生かせないという事にも繋がってしまいます。

どの機種でも同じゲームが出るというのは、本当に良いことなんでしょうか?

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