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2008年2月11日 (月)

今日見たDVD

・ラッシュ・アワー3
 ジュネオン/DVD/MPEG2/DTS-ES6.1/91分
 クリスタッカーとジャッキー・チェンが組んだ刑事相棒物のコメディ第3弾。
 敵方に、真田広之、工藤夕貴が扮している。中国マフィアの首領の秘密を
 突き止めようとした、中国大使が狙撃される。その謎を追って
 お騒がわせコンビがパリまで行くが・・。
 さすがに歳取ったなぁと思ってしまうジャッキーでアクションも切れがなく、
 あっと驚くアクションシーンもない。マシンガントークが自慢のクリスタッカーも
 かなりふっくらとした体型になってしまい切れもない。しゃべくる中身も今までの
 作品よりワンテンポずれたようなシモネタ満載のしゃべくりでつまらない。
 目玉のエッフェル塔でもアクションはすごいことはすごいんだけど、
 今ではあのくらいは驚かないのよねぇ。単に梁の上で飛び回っているだけだし。
 オマケに梁から落ちた先はしっかり網があって、緊迫感が感じられない。
 悪役の真田広之も最近はあちこちの外国映画で見かける様になったのは
 良いのだけど、どれもこれも存在感が薄い演技ばかりで、出ている意味ないのでは
 と思ってしまう。今回でももっと悪役に徹した演技でも良かったのではないか。
 どっちにしてもシリーズ最悪の内容になってしまった。
 画質は最新の映画らしくかっちりしたものだが、ブルーレイなどに比べると1段落ちる
 のは致し方ないところ。音声はDTS-ES6.1でそこそこの効果。

・ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃
 東宝/DVD/MPEG2/ドルビー5.1/106分
 平成ガメラで名を上げた金子修介監督のゴジラ作品。あえて初代ゴジラの
 続編として描いたのが今作。日本に上陸し暴れ狂う破壊神ゴジラと、
 護国三聖獣であるキングギドラ、モスラ、バラゴンが死闘を展開するが・・。
 初代ゴジラ以降の作品はなかったことにしている点が新鮮だが、暴れる場所が少なく
 見所が限定的なのは残念。特撮はまあまあだしがんばっている方でしょう。
 でも3匹も対抗する怪獣として出して意味があるのか疑問に思ったのも確か。
 平成ガメラ2のように多方面に移動しながら、それなりの場面が用意されていたのに
 対してあまりにもあっさり描きすぎているのが不満。あと、主人公の単なる
 番組アシスタントの様なのが箱根から自転車だけであっさり横浜まで追いついて
 しまうというのはあまりにも現実離れしすぎている。対決のさなか良いところで
 つまらん色々なとやりとりが挟まるので、気がそがれてしまい乗れなくなってしまった。
 第一現場ですぐ近くで放射能火炎が噴射されまくった後もピンピンしているのは
 なんでやねん?少なくとも焼けただれた様子をいれるべきでしょう。
 脚本のまずさがそのまま出た感じで、平成ガメラの良さがよく分かる作品です。

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