東芝のHD DVD撤退に思うこと
HDDVD撤退報道時の時に、自分は少なくとも何らかの保証をすべきだと思ったし、今もそういう考えを変えるつもりはない。
しかし他の掲示板や、ブログなどを見てみると、何事も自己責任なのだから、単なるDVDプレイヤー、HDDレコーダーとして使用でき、全く使えないわけではない。言っていることはおかしいではないか?そういったことを望むのはおかしいという意見も多かった。
しかしながらそれらの意見はいわば趣味の嗜好品とはいえ、買った物はちゃんとした家電製品と言うことを忘れている。家電製品なら7~10年は使うのが当たり前である。それが、プレイヤーとして発売して2年、レコーダーとして発売後3ヶ月も経っていないのである。しかも売れ出したのはこの半年であろう。それがいきなり意味のないガラクタに1企業の都合によって変えさせられたのである。「単なるDVDプレイヤー、HDDレコーダーとして使える」という東芝の発表、自己責任であるという人たちの意見はあまりにも買った人々を馬鹿にしている。買った人たちは、単なる現行規格のものとしてではなく、東芝を信用し、次世代DVDの機能を買ったのである。決して現行機の機能を買ったのではない。東芝は買ってくれた人の信用をもすべて打ち捨てたのである。
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