東芝からDVD・HDDレコーダのX7などが出たけれど・・。
発表直前たっだがHDDVD破綻で延期になり、HDDVDの機能を
外したX7などが発表されています。
AVウォッチ
東芝、フラッグシップDVDレコーダ「VARDIA RD-X7」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080515/toshiba1.htm
が、HDDVDなどの次世代を外したので、な~んも魅力のない製品
になってしまっている。
自分も3・4年前ほどの「RD-XS46」から東芝のは買っていない。
というよりそれ以降の東芝の製品に買う魅力が感じられないのだ。
東芝のRDシリーズといえば、先進的な機能を他社に先駆けて
取り入れ、マニアに絶大な人気を誇っていた。
それが次世代のHDDVDを手がけだしてから、自己中心的な
面ばかりが目立ち、消費者の立場で考えた製品というのが
出てこないように見えるのが非常に残念に思う。
この新製品の一番の特徴は、HDRecというAVCエンコード
でハイビジョン画質をDVDに記録できるというのが一番の売り。
しかしこれの問題点は、HDRecを採用しているレコーダーが
東芝のみしか現時点で存在しないという点だ。
他社機種で再生できず、要は自己再録しかできないのである。
6倍で録れてお得なように宣伝しているが、それなら普及してきた
さらに長時間録れるブルーレイの方がよっぽどランニングコストは
上だしね。
現世代のDVDで再生互換性がないのはどうにもならない欠点だし、
無くてもいいというなら現時点ではブルーレイの方がよっぽど
メーカーも多く普及しているし、安心だ。
HDRecはDVDフォーラムが承認した唯一のDVD規格で
安心であるという点を幾度となく強調しているが、
そんなもの何の保証にもならないということが未だに
解らないのであろうか?
DVDフォーラムというのは単なるDVD製造会社の互換性
を決める任意的な集まりであって公的な規格策定機関ではない。
その証拠に、HDRecを採用したDVDプレイヤー、レコーダーは
東芝以外で未だに出てきていない。その点を強調するなら、
積極的に他社に働きかけ、普及に努めるべきであろう。
東芝のレコーダーのシェアはかなり前から20%を割ってしまっている。
元々売れるパイが少ないこの状態で、日本の技術志向が非常に高い
消費者相手に次世代でもないレコーダーがはてさて、どれくらい
売れるだろうか?
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