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2008年6月 8日 (日)

今日見たDVD

・河童のクゥと夏休み
 アニプレックス/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/141分
 夏休み目前のある日。主人公は川原で大きな石を掘り出す。
 そこから河童の子供が現れる。クゥと名付けられた河童は共に暮らし
 始めるが、今では河童の仲間はどこにもいなかった。
 夏休みを利用して仲間を捜しに伝説の残る遠野に出かけるが・・。
 映画版クレヨンしんちゃん・オトナ帝国の逆襲などで、子供より付き添いの
 親たちを感動させた原恵一監督の最新映画。
 前半の普通の家族の中に飛び込んできた河童を巡るストーリー部分
 がおもしろい。後半の遠野から帰宅した直後からのマスコミに漏れ、
 大騒ぎになるあたりからラストはよくあるストーリーであんましおもしろくない。
 というよりこの部分は余計ではないかと思う。その為か、子供向きではない
 141分という長編になってしまっている。さすがに長すぎる気がする。
 遠野で完結した方が感動の余韻もあって名作になり得たのではないか?
 それを抜きにしても、丁寧な作画と、ストーリー運びはかなり秀逸。
 宮崎駿監督のトトロを彷彿とさせる、日常の描写や遠野での雰囲気は
 懐かしい今では消えてしまった日本の情景を思い出させてくれる作品。

・ナショナルトレジャー2リンカーン暗殺者の日記
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/125分
 1作目で有名になったゲイツ一家の先祖がリンカーン大統領暗殺に
 関わっていたらしい文書が公表される。その汚名を晴らすべく、
 隠された謎に挑む。
 ニコラス・ケイジ主演の冒険活劇第2弾。どこをどう、間違ったら、
 インカの黄金伝説につながるのかよく分からない。
 それもほとんど一瞬で考えた解釈が正解という驚異的な確率で
 のご都合主義がかなり鼻につく。その代わりさくさくとストーリーが
 進んでいくのはいいけれど、この点を楽しめればまあまあの出来か。
 画質は最近の作品と言うこともあってまあまあ。音声も並み程度。

・28週後・・・
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 イギリスを襲った人を凶暴化させる「レイジウィルス」発生から
 28週後。ウィルスの猛威も収まりつつあり、米軍の監視体制の中
 都市の復興も始まっていた。海外に旅行中だった子供たちが帰国し、
 監視の中を抜け出して自宅に戻ると、死んだと思われていた母を
 見つけるが、発病はしない保菌者であった。病院に連れ帰るが、
 父に感染してしまい、再びウィルスが猛威を振るい始める・・。
 バイオハザード的なゾンビもの。(実際はゾンビではない)
 かなり残酷な描写もあるので、駄目な人は気をつけること。
 画質は、普通のやや下程度で余り良くない。音質は結構派手。

・ブロークン・アロー
 FOX/ブルーレイ/MPEG2/DTSマスターオーディオ5.1ch/109分
 最新型ステルス戦闘機に核弾頭2機を搭載しての訓練飛行中に
 上司のディーキンズ少佐が弾頭を投下、命を狙われたヘイル大佐が
 戦闘機から座席ごと緊急脱出させられる。消えたディーキンズと弾頭を
 追うが・・。
 ジョン・ウー監督のアクションもの。悪役のディーキンズにジョン・トラボルタ
 ヘイル大佐にクリスチャン・スレイターが扮する。
 話はよくある、金のために政府相手に核弾頭を取引に使用すると
 いったもの。ストーリー運びはまあまあ。ジョン・トラボルタが悪人面に
 見えないのが難点か。
 ブルーレイ初期発売のため、画質は余り良くない。解像度も低く、
 ややボケたような雰囲気。音声はDTSマスターオーディオだが、
 迫力はあまりなくそこそこ。

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