« 今日見たDVD | メイン | スカパー番組をどうしようか悩む・・・。 »

2009年8月23日 (日)

来年度は家庭で本格的な3D映画が楽しめそうですが・・

どうやら、ブルーレイに3D映像を納める規格の一つが年内にも決まり、
来年後半にも対応機器が出そろいそうという話が出てきていますね。

パナソニックが3D HDのプロモーションで、キャメロンの映画「アバター」とタッグ!

過去に何度も出てくる家庭用3D映像の実現ですが、問題点は、
 1.3Dを実現する方法には複数あって、1つに絞られていないこと
 2.対応ハードに買い換えが必要なこと
 3.対応ソフトが必要なこと
 4.見るためには人間側にも対応メガネなどの補助装置が必要

1.の問題は上記のパナのも提案の1つに過ぎず、他社が揃って同じ技術を
使うかは強制ではないこと。つまりオプション扱いですね。
現行のオーディオ規格のように、ドルビーTrueHD、DTSマスターオーディオ
とかのように複数の方式が並立になりそうです。

2.は対応プレイヤー、対応TV、対応AVアンプと下手すると総入れ替えが必要
な点が第一の問題でしょう。3D方式が複数並立ともなると、ハードもそれごとに
必要になるのがネックでしょうか。
伝送の規格はHDMI Ver1.4で決められましたが、現行の1.3aではダメなのか
もしダメなら、AVアンプ含めて総入れ替えになりそうだし・・。
映像機器側でAVアンプの音声のように複数方式の自動切り替えが可能と
いうのはかなり難しそう。
特に映像を映すTV・プロジェクタは一番高価なこともあって、そうほいほい
何台も用意するわけにはいかないし、ようやく移行しだした現行の薄型TVの
買い換え時期を考えると、普及は5・6年先以降になってしまうことも
考えられるわけで・・。

3.は唯一対応が早そうです。もともとブルーレイには同時に映像は2ストリーム
流せる仕様になっているそうで、左右用に別々に映像を同時に入れることは簡単。
しかも未対応機器の場合は左右どちらかの映像のみにすれば、2D用映像になる
ので問題ないとのことです。

4.は液晶シャッターメガネで、左右の映像を別々に感知させ現時点での3D映像
を実現するためには必要ですが、これが一番人間にとっては違和感がありそうです。
映画作品の場合、2時間程度は着けっぱなしにしないといけないわけで、
よくある、赤青メガネでの3Dで感じるような不快さがたまにでも発生するなら、
問題になるでしょうね。普段メガネをかけていない人がかけることの不快感も
当然あるでしょう。3D酔いとかの不快感にどのくらい個人差があるか、
まだ充分に検証はしていないだろうし。

むむ、こう見ると、コンシューマ3D実現への道はかなり険しそうに思いますね。
来年の今頃は早ければ第一弾の製品が発表されそうです。
さてさて、どうなりますやら。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。