今日見たDVD
・スター・トレック
パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/127分
LOST/クローバーフィールドなどでブレイクしたJ.J.エイブラムス監督が
コアファンが多い「スタートレック」の初期シリーズをリメイクというより再構築した映画。
自らを犠牲に、800人の乗員の命を救った伝説のキャプテンを父に持つ
若者ジェームズ・T・カーク。偉大な父親の道をたどることを決意した彼は、
一士官候補生としてUSSエンタープライズ号に乗船する。ところが、宇宙へ出航した
連邦艦隊の前に、父を亡き者にしたロミュラン人の巨大宇宙艦が現れ、
エンタープライズ号をはじめとする艦隊は莫大な被害を受けてしまう・・・。
旧シリーズのストーリーを軸に、絶妙な脚本でシンクロさせ、新たなるスタートレックの
始まりを告げる構成には脱帽する。旧来のファンはかなり拍子抜けするかも
知れないが、この物語によって登場人物はそのままに、旧来のとは違ったストーリーが
展開されるのかもしれない。ファン必見の一作。
それにしても、スポックの母が惑星から脱出する際にわざと転送されないように
飛び降りた意味が分からない。エネルギーが無くて転送できる人数が少なかったとか
の描写もなかったと思うし、余裕で脱出できる状態に見えたのですがね。
映像はかなりのSFXがハイスピードな描写で高画質な部類。音声はSE音も元より、
音楽もかなりの自己主張でハイテンション。
・グレムリン
ワーナー/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/106分
懐かしのジョーダンテ監督の悪のりモンスターコメディ。
ビリーがクリスマスに父親からもらった不思議な生物モグワイ。
キュートな表情と動きを見せるが、厳しい飼育条件を破ると凶悪なグレムリンに
変身してしまうのだった・・。
公開当時は、日本がバブル直前、アメリカは不況真っ最中で、自動車が
輸出規制されたり、アメリカから変なジャパンパッシングが起こっていた時代だった。
この映画にも、職を失った老齢者が、外国製品(ほとんどが日本製)を事ある毎に
ののしっている。しかし公開時はもろに「日本製」という字幕だったが、このソフト化
では単に「外国製」という字幕に変わっている。今だったら「中国製」にすると思うけど、
なんか酷い扱いですね。まあさすがに表立ってはしなくなったのか?
画質は古い作品にしてはかなりの高画質。甘さはあるけどあまり気にはならない。
音声は5.1chになっているが、あんまし効果もなく普通かな。
・コンタクト
ワーナー/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/106分
アメリカからの輸入盤。この頃のワーナーブルーレイ安売りであんまし
差はなくなったが、まとめて買うと安いのは変わらない。送料入れると
やや安いかなー程度なんだけどね。
天文学者カール・セーガン原作の映画化。ジョディ・フォスターが頑固な
天文学者を演じている。
電波天文学者エリナー"エリー"・アロウェイ博士は、幼い頃からある答えを
求めて続けてきた。「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。
やがて、そんな彼女の願いが本当に天に届いたかのように、そのメッセージは
宇宙から送られてきた・・。
かなり強引なストーリー構成だけども、妙な納得感がある映画。
日本の北海道にあんな巨大なものを同時に作ってたらモロばれだろうという
ツッコミがなつかしい。当時はバブルの弾けた直後だが日本が世界の工場の
ような感じだったからなぁ。CGも今見るとモロわかりな酷いものだが当時は
最先端だった。
結局メッセージに従って作成した輸送機?は単なるメッセージ発信機のような
感じで終わっている。あの機械はその後、どうなったのかは触れていない。
画質はまあまあ。音声は普通か。
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