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2010年8月 1日 (日)

今日見たブルーレイ

・風の谷のナウシカ
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM2.0ch/118分
 スタジオ・ジブリ作品のようやく始まった旧作品のブルーレイ化第1弾。
 どうも宮崎監督は、新技術やデジタル技術はお嫌いのようで、この作品を
 出すに当たっても、時間が経てば劣化するのは当たり前なんだから、
 デジタル修復は要らないなどと言っていた。映画の音声もドルビーデジタルが
 出だした頃、想像力が有れば、モノラルでも十分だといって、ステレオにすらも
 関心がなかったようだし。
 ファンからすれば、できたてのような最高の品質をいつでも見たいと思うわけで、
 デジタル修復はその手助けに過ぎない。以前なら、時間が経てば
 劣化していくのは仕方ない事だったであろうが、デジタルによって簡単に当時の
 作品に再現出来る時代になっているのである。
 ホントこのような変に頑固なのは困ったものです。
 で、結果的には最低限の修復にとどめたようで、かなり不満な点が多く残念な出来。
 DVDよりは確実に良くはなっているが、普通以下の画質といったところか。
 あと、かなり赤みが強い。その昔大騒ぎになった「赤千」よりはマシだが、
 色温度を通常の映画の6500°程度で見ると赤っぽくて見られたものではない。
 ビデオ作品なみの9500°程度に上げるとかなり見やすくなるが・・。
 色調整がおかしいのか、元にフィルムの劣化で赤っぽくなっているのか・・。 
 音声はリニアPCMでかなりリアルな方。ただ、ステレオ表記だが、
 ほぼモノラルである。

・スパイアニマル Gフォース
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/88分
 見た目はまったく普通のモルモット。しかし、彼らはスパイとして高度な訓練を
 積んだFBI特殊スパイチームだった!? 進化したコミュニケーション能力と
 戦闘技術、そして何より小さく機敏な身体を活かして、難しいミッションに
 立ち向かっていた。しかし、ある日、FBIから Gフォース解散の知らせが入り、
 彼らはFBIに捕獲されることに?
 ヒット・プロデューサーのブラッカイマー製作のCGアニマル映画。
 ディズニーお得意の動物ものお子様映画。出来は今ひとつ。
 ストーリーはひねりもなく、おかしくも何ともない。
 画質はまあまあ。音声は普通か。

・エスター
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/128分
 この娘、どこかが変だ。9歳の少女エスターには、悪いことばかりが付きまとう。
 生まれ故郷のロシアでは孤児となり、以前の育て親は火事で亡くなり、
 エスターだけが助かった。でもコールマン一家に養子として引き取られ、
 ようやく彼女に平穏が訪れたように見えたが・・。
 ホラー専門の映画会社ダークキャッスル制作のサスペンスホラー。
 えぐいシーンは少ないが、そのサスペンス描写がかなり痛いこと痛いこと。
 見終わった後、後味の悪さは一級品で、かなりゲンナリする事必死である。
 画質は普通、音声も普通か。
 

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