カテゴリ「映画&感想」の121件の記事 Feed

2009年3月22日 (日)

今日見たDVD

・アキラ
 バンダイビジュアル/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/124分
 ブルーレイ聡明期からその発売が予告されていたにもかかわらず、
 2年近く発売延期になっていた「AKIRA」。音声がTrueHD、192kHz24bit
 のという規格上限の音声サンプリングでようやく発売。
 ただ、1部のAVアンプなどの組み合わせでは5.1chの192kHz24bitサンプリング
 が処理できず、単なるステレオになってしまうものもあるので注意。
 画質はカッチリではなく、ややソフトなイメージ。今更ながらその書き込み量の
 多さに驚く。現在のCGでの製作ではなく、セルアニメなのでその作業量は
 想像を絶する。
 注目の音声192kHz24bitサンプリングはリアル指向で、派手さは少ない。
 さすがに生々しさがつきまとうが、この映画にあっているとかいうと、
 おとなしめよりももっとど派手な方が良いような気がする。

・パコと魔法の絵本
 アミューズ/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/105分
 舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。
 中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。
 そんな大貫がある日パコという名の女の子と出会います。
 パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。
 ところが、大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いで
 ぶってしまいます。でも、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた
 大貫に近づいてきます。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だったのです。
 そこから大貫は自分の人生を反省し、パコのために何かしてあげられないかと
 思い始め、あることを思いつきます。それは、病院のみんなでパコが読んでる
 絵本のお芝居をしてあげること・・。
 邦画には珍しいファンタジーもの。ドハデなCGとの合成が見物。
 ただ、余計なギャグ丸出しな過剰な演出が気を削いでしまい、
 本来のファンタジックな面が薄れてしまっているのが残念だ。
 画質はまあまあ。音声も派手さはなく普通。

・つみきのいえ
 東宝/DVD/MPEG2/ドルビー2.0ch/12分
 今年のアカデミー賞アニメーション部門を受賞した作品。
 長年水面が上昇したため、家を上方向に建て増し続けている
 家に住む、おじいさんのお話。ある日パイプを水面下の旧部屋に
 落としたおじいさんが、探しに潜ったときに部屋毎の昔を思い出す・・。
 10分ちょっとの小品アニメーション。本来は音声は音楽のみで
 声は一切無い作品だが、子供向けにナレーションを追加した版も収録。
 作品としては上質だが、発売の製品として12分のみ収録で1900円は
 やや高い。過去の作品と同梱した製品として売って欲しかった。

2009年3月 1日 (日)

今日見たDVD

・スカイ・クロラ
 VAP/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD6.1ch/122分
 押井守監督の最新アニメ映画。
 完全な平和が実現した世界で、戦争は会社組織となり、ショーとしての戦争
 となる。そこでのみ戦い生きることが決められた永遠に子供のままの彼らは
 ”キルドレ”と呼ばれた・・。
 初めて見る人にはその世界背景は説明されないので、何が何やらよく分からない
 うちにストーリーが淡々と進む。そこで戦うだけの苦悩する永遠の子供たちを
 描くが、どうも消化不良気味。どうやら戦争用のクローン人間らしいというのが
 分かりかけた位で乗りきれないうちに分からぬまま終わってしまう。
 アニメのキャラはどれもこれも感情が分かりにくいノッペリとしたもので、
 この作品とは合っていないような気がする。戦闘シーンのCGはかなりの
 出来だが、キャラとはやっぱり合っていなくて、違和感がありあり。
 映像は、どのシーンも一枚のベールに包まれたようなソフト的な表現。
 はっきりくっきりな映像ではない。
 音声は、戦闘シーン、銃撃シーンなどはかなりの迫力。

・クロノス
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.0ch/42分
 IMAX用に作成されたドキュメンタリー風景映画。製作は1984年で、
 65ミリフィルムを使った圧倒的なアナログ映画だが、古さは全く
 感じさせない。壮大な風景ドキュメンタリーが表現されている。
 画質はかなりのもの。音声は5.0chで純然たるBGMのみだが
 穏やかで壮大な音楽がすばらしい。

・地獄の変異
 ソニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.1ch/97分
 洞窟モンスターホラー。ルーマニアの山深い山脈で、巨大洞窟が
 発見された。急速に探索を開始するが・・。
 奥深い閉ざされた洞窟に古代から潜んでいた寄生生物が
 宿主を凶悪に変貌させていた。まあよくあるホラーストーリーだが
 密室と相まって、かなりの緊張感。
 画質はまあまあ。音声はリニアPCMで迫力満点。

・インクレディブル・ハルク
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/112分
 アメリカンコミックのハルクの2度目の映画化。
 ハルクになる最初のシーンをイントロとして使用し、その後の
 逃避行から、実験していた大学に舞い戻るまでを描く。
 前作はモロ出来の良くないCGのオンパレードで、動きなどは
 現実離れしすぎた点が、余り良くなかった。今作もCGはかなりの
 多用で、似たような感じもするが、出来はかなり良い方。
 映像はまあまあ。音声は今ひとつ迫力がない。

2009年2月16日 (月)

今日見たDVD

・イーグル・アイ
 角川/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/117分
 スピルバーグ総指揮のサスペンスアクション映画。
 謎の女から掛かってきた電話の指示に従わざるを得なくなった
 1組の男女。従うにつれて、その謎が明らかになっていくが・・。
 スピルバーグの秘蔵っ子であるシャイア・ラブーフがリアルな
 青年を好演。今まではギャグっぽい人物を演技するのが多くて
 いまいち評価も良くなかったが、ようやく真価を発揮していくような
 気がします。
 ストーリー運びはかなり緻密で、速いテンポで進んでいくため飽きさせない。
 オチは見てみればありふれた何度も出来てたようなもの。
 画質はまあまあ、音声はかなり出来はよい。

・フロム・ヘル
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/123分
 ジョニーデップ主演の切り裂きジャックものサスペンスホラー。
 1888年ロンドン。娼婦を惨殺する切り裂きジャックが横行する。
 アヘン中毒の警部はその幻覚中に犯行を幻視するが・・。
 ややどぎつい描写もあるため、苦手な人は気をつけるように。
 犯人を王室の侍医にし、秘密結社フリーメイソンの影をちらつかせた
 新解釈となっている。
 映像は普通、音声はロスレスだが、本来派手なストーリーではないため
 かなり地味。
 

2009年2月11日 (水)

今日見たDVD

・20世紀少年-第1章-
 VAP/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/142分
 浦沢直樹のベストセラー漫画の映画版第1作。
 少年の頃に遊びで仲間と創作した「よげんの書」。そんなことも忘れて
 大人になったケンジだが、ある日それが現実になったことを知る・・。
 三部作の初っぱなということもあって、人物紹介のようなストーリー。
 イメージが漫画のキャラそっくりの俳優で固めているため、
 あんまし違和感はないように感じる。ほどほどというべきか。
 画質はややソフトなイメージ。カッチリとした画ではない。
 音声はあんまし、目立った動きが無くて、サラウンドの効果は薄い。

・大決戦!超ウルトラ8兄弟
 バンダイビジュアル/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/97分
 空想の中でしかいない怪獣が横浜に現れる。そこにメビウスが駆けつけ倒す。
 この世界に危機が迫っていること、8人の勇士が必要なことを告げるが・・。
 なつかしのウルトラ主人公たち・脇役、ヒロインが結構集っているが、
 さすがに昭和ウルトラシリーズ出演者たちの老齢になった姿はどれも
 痛々しく感じてしまい、出るのはやめてくれ!と言いたくなるほど。
 ウルトラ映画は昔からこういう構成になっているのが多いが、そこまでして
 集合させて出演させる意味はあるのだろうか?
 懐かしさだけであれば、よくある思い出話のコメント出演などで充分なはずと思う。
 思い出と現在のあまりのギャップに、リアルで見ていた人たちは幻滅しないだろうか。
 特撮・造形はかなり良いでき。画質もソフトイメージではあるが、くっきりな方か。
 音声は、TrueHDではあるがやや迫力に欠ける気がする。

2009年2月 8日 (日)

今日見たDVD

・ハンコック
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/102分
 不死身で何千年も生きているハンコック。超人的なパワーで悪を倒す
 ヒーローのはずだった。しかし制御不能の有り余るパワーが周りに迷惑を
 かけて、いつしか嫌われ者に・・。
 劇場公開版に加え、追加編集したエクステンデッド版も収録。
 ウィル・スミス主演のアメコミヒーローもの。映像表現はかなりすごいが
 ストーリー運びがかったるく、どうにも今ひとつ乗れない内容。
 画質は普通。音声も普通。

・シャッター
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/90分
 元はタイ映画のホラー映画をアメリカでリメイクしたもの。
 さらに舞台を日本にし和製ホラーにあやかっておどろおどろしくしようとした
 アメリカンホラー。
 NYで結婚式を挙げたばかりの新婚カップル。日本で仕事とハネムーンを兼ねて
 やってくるが、ある夜、車で富士山の山道を走っているとき若い女性を
 引いてしまうが、どこにもいない。その日から、周りでおかしな現象が起こり始め・・・。
 日本を舞台にして、成功したかと言えば、もう一つといわざるを得ない内容。
 じわじわと恐怖が出てくる演出が空振りしているような感じ。
 リングや、呪怨の焼き直しのような感じで正直ちっとも怖くない。
 画質は普通。音声は驚かす演出部分のみという感じ。

・ギララの逆襲
 松竹/DVD/MPEG2/ドルビー4.0ch/97分
 おふざげ怪獣映画。G8サミットが北海道の洞爺湖で開催された。
 そのころ、札幌に宇宙から宇宙怪獣ギララが飛来し、街を破壊するが・・。
 かなりのギャグが入っている怪獣映画。この遊びを許せるかどうかが
 この作品を気に入るかどうかの分かれ目かも。
 少なくとも、自分は乗れなかった事は確かだ。
 テンポも悪く、特撮は昔を懐古してか、ミニチュアワークも凝ってまあまあ
 の出来ではある。でも同じようなシーンの繰り返しで、驚きがないのも確か。
 画質は普通。音声は昔の作品に合わせたのか?なぜか4.0ch。 

2009年1月25日 (日)

今日見たDVD

・スノー・バディーズ
 ディズニー/DVD/MPEG2/ドルビー5.1ch/87分
 ディズニーお得意の動物ファミリー映画。
 やんちゃな5匹のゴールデン・リトリーバーが、アイスクリームのトラックに
 乗り込んだとたん、発車してなんとアラスカへ。アラスカでハスキー犬に
 出会います。ハスキー犬の飼い主の少年は犬ぞりレースで優勝すること。
 6匹必要なのにハスキー犬1匹のみ・・。そこで協力して犬ぞりレースに
 出るべく、伝説の犬ぞり犬に訓練して貰うのですが・・。
 何だろうこのぬるい手を抜いたような演出は。子供向きだからといって
 手は抜くべきではないと思うのだが、都合のいいストーリー、のんびりした
 ストーリー展開など、退屈きわまりない。唯一の救いは、子犬がかわいいこと
 くらいだろうか。まあこの手の映画で、出てくる動物がかわいくなかったら
 意味がないのですが。
 画質はまあまあ、音声はドルデジ5.1chだが効果は少ない。

・ターミネーター サラ・コナー クロニクルズ 第1シーズンBOX
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビー5.1ch/9話393分
 大ヒット映画のキャメロン版のT2の後を描いたTV版第1シーズン。
 ジョン側を守るロボットはジョンと同じ年代の美少女という設定。
 この女優さんの演技はなかなか面白くてぴったり。
 T2後にも殺人ロボットを送り込んできていた。
 人間側は技術者を少しずつ過去に送り込んで、タイムマシンのパーツを
 作らせ、ジョンたちを今回の危機で使用して延びた審判の日の直前の
 現代に移動させるが・・。
 1~3話のみを取りあえず視聴。TVシリーズなので特撮は控えめ、
 アクションも控えめ。まあ、それなりに面白いとは思いますが、
 ちょっとサラがドロドロしすぎ。サラを演じている人は、雰囲気はあるが、
 どう見てもシガニー・ウィーバーに見えてしまうのが難点。
 ジョンもT3のような相変わらず優柔不断。

2009年1月18日 (日)

今日見たDVD

・ルパン三世 ルパンVS複製人間
 VAP/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD、DTSマスターオーディオ5.1ch/102分
 ルパン三世の劇場版第1作。TV第2シリーズの好調を受けて製作されたもの。
 キャラデザインは、原作マンガに一番近いかも。
 画質は、やや甘め。カッチリとした画像ではない。フィルム自体は去年地デジで
 放送したのと同じだという。丁寧な修復はしていないよう。
 音声は、DTSマスターオーディオ、ドルビーTrueHDの疑似5.1chのも収録。
 ややあざとい大げさな演出だが、それなりに雰囲気は出ている。

・ルパン三世 カリオストロの城
 VAP/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD、DTSマスターオーディオ5.1ch/100分
 ルパン三世の劇場版第2作。宮崎駿監督の作品。初公開時は大こけで、この作品で
 シリーズ化は打ち止めになってしまった。ただ、公開終了後に人気が出始め、
 現在までかなりの人気作品として知られている。
 ルパン作品としては異質なストーリーだが、大がかりな仕掛けも面白い作品。
 画質は、やや甘め。ルパンVS複製人間と同じような傾向。この作品もマスターは
 去年年末に放送したのと同じだという。なぜかオーサリングは1080Pではなく
 1080Iのビデオ作品の仕様となっている。
 音声も同じく、DTSマスターオーディオ、ドルビーTrueHDの疑似5.1chのも収録。
 これもやや違和感ある大げさな演出だが、それなりに雰囲気は出ている。
 

2009年1月12日 (月)

今日見たDVD

・ハプニング
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/91分
 シャラマン監督の最新作。
 NYのセントラルパークからその惨劇は始まった。人々が自分から
 命を絶つという現象が広がりはじめる。交通機関は避難する人々で
 あふれかえるが、徐々にその範囲は狭まりはじめ・・・。
 自然が人間を排除しようと神経毒を蒔き始めるといったストーリー。
 自殺がメインのストーリーなだけに、結構ショッキングな表現もある。
 ストーリー自体はかなり解りやすい部類だし、理由付けも珍しくはっきり
 している。意味的にはかなりのこじつけ表現ではあるけどね。
 根底にあるのは自殺が罪悪と言われているアメリカならではの
 見えない恐怖感だろうか。
 しかしタイトルの「ハプニング」という意味がよく分からない。
 ストーリーにあっていないと思うのだが・・。
 画質はかなりはっきりくっきりで高画質な方。音声もDTSマスターオーディオ
 のロスレスはここぞという時の驚かす音が大迫力で迫る。

・ナルニア国物語カスピアン王子の角笛
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ7.1ch/150分
 ファンタジーものの第2弾。普通の学生生活を送っていた4兄弟は、
 暗殺されようとしていた正当な王位継承者のカスピアン王子の角笛に
 呼び戻された。荒廃したナルニア国を見て、再興しようとするが・・。
 第1部のたるみのあるストーリーとは違って、かなり濃密にはなってはいる。
 ただ、時間が長いこともあって、中だるみがかなり激しい。
 画質は普通。音声も7.1chだが、効果は乏しい。

・ターミーネーター2
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/152分
 キャメロン監督のターミネーター続編。
 もう20年近くも前の作品だが、未だにそのCGを本格的に使用した
 革新的な映画として名をはせている。
 技術的な使い方も充分見応えがある作品の一つだ。
 画質はややソフト的な感じ。はっきりくっきりではない。
 音声はドルビーTrueHDで、かなりいいが、最近のに比べるとおとなしい。

2009年1月 3日 (土)

今日見たDVD

・バットマン ダークナイト
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/152分
 バットマンの新シリーズ第2作。
 バットマンと警官、新検事の三人で悪事を一掃する行動が功を奏する。
 追い詰められた悪人たちは狂った笑いを顔に刻んだジョーカーに
 バットマンを追い詰めさせる。多人数を一気に狙った殺人ゲームを展開
 するジョーカーに、バットマン一人では多勢に無勢。
 この悪事に対処するために、もはやヒーローを捨てるしかないのか・・・。
 アメリカで評判を呼び、歴代2位の興行収入を生んだ、ダークナイト。
 すごいことはすごいが、かなり陰湿で暗いストーリーにゲンナリする。
 こんな気分になったのは「セブン」を見たとき以来だ。
 バットマンの舞台は、架空の国、架空の都市が舞台のはずなのに
 悪玉が逃亡する先がそのまんまの中国の香港ってどういう事?
 いつのまに、演じている国はアメリカそのものではないけど、悪側は
 そのものずばりって・・・。
 それとやはり3時間近い上映時間はストーリーの陰湿さと相まって、
 疲れてだれる場面が多いのも確か。あと30分短かったら、
 スピーディーな傑作になっていたのではないだろうか?
 画質はVC1だが、かなりの高画質。音声もドルビーTrueHDのロスレス
 音響が大迫力で迫る。ワーナーは製品毎の出来不出来があまりにも
 極端過ぎるのが難点だなぁ。
 もっと1作1作の仕上がりを均一して欲しいと思いますよ。

・ウォルター少年と、夏の休日
 ポニーキャニオン/DVD/MPEG2/ドルビー5.1ch/110分
 「アイアン・ジャイアント」の脚本を手がけた、ティム・マッキャンリーズが
 監督した少年成長物語。少年役にハーレイ・ジョエル・オスメントが扮している。
 母親に連れられて、叔父2人に預けられた気の弱い少年。叔父の破天荒な
 行動を見て興味を持ち、自分なりの行動を取るようになるが・・。
 ストーリーは破天荒な叔父2人組の行動が面白く、理解するにつれて、
 心を開いていく少年を名子役のハーレイ・ジョエル・オスメントが素直に
 演じているのが、好ましく感じる。
 画質は、DVDなのでそれなり。音声は5.1chだが効果は少ない。

・東京マーブルチョコレート
 BMG/ブルーレイ/AVC/リニアPCM2.0ch/90分
 プロダクションI.Gの20周年記念作品らしい。
 どこかで見かけるような都市。臆病な少年と運が悪くてドジな少女の
 ラブストーリー。
 う~ん、はっきり言ってこの作品、ちっとも面白くも何ともないんだけど
 人気あるのかなぁ。単なる痴話げんかのような内容のストーリーが、
 淡々と描いているだけなので、非常に退屈なんですが。
 20代前半の人向けなのかも。考えずに買ったこっちも悪いんだけど。
 画質は、全体にソフトタッチで、はっきりくっきりではない。
 DVDと変わらんような画質。音声も単なる2chのみ。
 

2009年1月 1日 (木)

今日見たDVD

・オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット
 ディズニー/DVD/MPEG2/ドルビー1.0ch/82分
 ウォルト・ディズニーが初めて手がけた、ミッキーマウスの原点である
 ウサギの「オズワルド」。著作権は長い間、ユニバーサルが持っていたが
 2006年にディズニーに80年ぶりに戻った。この件でディズニーは以降の
 作品の権利の管理に厳しくなったといわれている。
 1925年あたりの作品なので戦前のサイレント作品である。
 今見るとかなりシンプルで単なる線画ではあるが、キャラはどこかミッキー
 を感じさせる。

・ミッキーマウス B&Wエピソード1
 ディズニー/DVD/MPEG2/ドルビー1.0ch/200分
 ミッキーマウスの戦前のモノクロ作品集の第1弾。
 初めてのトーキーでミッキー作品「蒸気船ウィリー」から34作品を収録。
 時代と共に、単なる線画に過ぎない作品が、動作や音声などが
 アニメーションの技術の発達と共に複雑になっていくのが
 見て取れて面白い。