カテゴリ「映画&感想」の121件の記事 Feed

2009年6月14日 (日)

今日見たDVD

イギリスアマゾンから注文していた3作品が届いた。
「ツイスター」「ヴァンヘルシング」「ピッチブラック」である。
ピッチブラックは日本語が入っているかの情報が無かった。
しかし、ユニバーサル作品だし、もしかしたらあるかもという判断だったが、
見事に字幕などがなかった。
ピッチブラックは日本では独自に松竹が配給権を持っているので、
その為に作成していないのかもしれない。こういう日本の配給が絡む
問題なのは困ったもんです。

・ツイスターUK版
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/117分
 スピルバーグのアンブリアンエンターテイメント(ドリームワークス)が作成した
 竜巻パニック映画。単なるパニックものではなく、竜巻を観測しようとする科学者
 の視点で描かれているのがみそ。
 CGを多用したディザースタームービーだが、今見ても竜巻のシーンは迫力満点。
 サラウンド音声も周囲をぐるぐる回る演出が圧巻。
 画質は、やや甘め。音声はDTSマスターオーディオのロスレスのため、迫力満点。

・ヴァン・ヘルシングUK版
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/132分
 吸血鬼、狼男、ジキルとハイド、フランケンシュタインなど、ムービーモンスターを
 一堂に集めた、モンスター映画。
 ヴァチカンの秘密組織からの極秘の依頼を受け、ヨーロッパを駆け巡る男、
 ヴァン・ヘルシング。彼は、人々を恐怖に陥れる怪物を闇から闇へ葬り去る、
 名うてのモンスター・ハンターだった・・。
 モンスター映画の主人公を集めたようなあり得ないストーリーを許容できるかが
 この作品を楽しめるかどうかかも。
 画質は普通。音声はかなりドハデな演出で迫力満点。

2009年6月 7日 (日)

今日見たDVD

・ターミネーター3
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/110分
 ターミネーター2の十年後を描く。
 2でサイバーダイン社をつぶし、審判の日を避けられたと思われた・・。
 ジョン・コナーは母のサラ・コナーの死後、生きる意味を失い、各地を
 さまよっていたが、新たなるターミネータが送り込まれて単に延びただけだ
 と知らされる・・。
 アクション、内容はそこそこ良いし、3も面白い作品ですよ。
 シリーズ全体から言えば、やや強引すぎる展開が不満ではありますが。
 画像はカッチリとした高画質。音声もTrueHDで、迫力はあるが平面的。

・リベリオン-反逆者-
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/107分
 第3次世界大戦後、戦争は人間の感情があったためと考えた統治者が、
 精神抑制薬を強制的に国民に飲ませ、文化を否定し感情を出さないように
 してきた。その感情犯罪取締官(クリラック)のプレストンは優秀な
 警官だったが、犯罪者メアリーと同僚の逮捕をきっかけに、疑問を持ち始める。
 ガン=カタと呼ばれるオリジナル格闘技の場面が口コミで広まった作品。
 今見てみると、かなり押さえた演出で派手さは少ない映画。やや退屈気味。 
 画質は普通。音声も普通。

・スタートレック 故郷への長い旅
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD7.1ch/107分
 スポックを取り戻した一行は、バルカン星に滞在し、スポックの回復を
 待っていた。その間に、未知の探査機が現れ、周囲の戦艦などを
 使用不能にしながら地球に迫っていた。ザトウクジラが交信する鍵を握る
 事を知ったカークはザトウクジラの居た20世紀後半にタイムトラベルするが。
 2~3作目から続いた、シリーズものの完結編。ほとんどがタイムトラベルした
 地球でのどたばたを描いており、特撮シーンなどは少なめ。
 かなりTVシリーズに近い映画。この頃でもオリジナルメンバーはかなりの老齢で
 見ていて痛々しい場面も多い。この後5・6作目と続く訳だが、この作品で
 終了の方が良かったように思う。
 画質は普通。音声も普通。

2009年5月31日 (日)

今日見たDVD

今日見た作品はどれもこれもブルーレイらしい超高画質な作品ばかり。
単にワーナーの作品がなかっただけとも言えるが。(苦笑)

・エヴァンゲリヲン新劇場版:序
 キング/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 安濃監督の超ヒット作品の映画化1作目。ようやくブルーレイとなって登場。
 DVD版がフィルムよりテレシネの1.01。今回はデジタルデータより
 ブルーレイにしたバージョン1.11。場面など一部修正されているようだ。
 待たされただけあって、超高画質。音声もDTSマスターオーディオと、
 ドルビーTrueHDで収録。オリジナル音声はステレオ2.0chはリニアPCM。

・ピノキオ
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ7.1ch/88分
 有名な童話であるピノキオをディズニーが映画化したなんと戦前の作品。
 1940年製作公開。丁寧にリストアしてブルーレイ化による超高画質作品。
 さすがに画角は4:3だがその完成されたアニメーションは動き、絵ともに
 最高の出来だろう。
 音声は7.1chにしているが環境音主体で、その恩恵は少ない。

・モンスターズ・インク
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/92分
 ピクサーが贈るCGアニメ映画の傑作。最高峰の技術を駆使したこの作品は
 今見てもきめの細かい超絶なCGで有ることが分かる作品だ。
 ブルーレイ版はそのデジタルデータをほぼそのまま移したような、超高画質。
 音声はDTSマスターオーディオのロスレスが大迫力で迫る。

・鉄ワン・アンダードック
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.1ch/82分
 昔のアメリカTVまんがの「ウルトラわんちゃん」の映画化。
 落ちこぼれの警察犬、シューシャインはある日、マッドサイエンシストの
 実験場で実験台にされるが、手違いからスーパーパワーを手に入れる。
 ディズニーお得意のCGを駆使したファミリー映画。バカバカしい展開と、
 お約束なストーリー運びがやや目に付いて、あんまし面白くない。
 画質は最近の作品らしく、かなりの高画質。音声もリニアPCMで大迫力。

・BLOOD THE LAST VAMPIRE
 アニプレックス/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/48分
 押井守主催のプロダクションIG作品。
 人間界に潜む吸血鬼<翼手>を狩る一人の少女・小夜。
 アメリカ軍基地に潜むことを知り、ハイスクールに潜入するが・・。
 デジタルマスター版が、かなりの高画質。

・トランスフォーマー
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/143分
 第2弾が公開に当たってようやく、日本語ブルーレイ版が出たトランスフォーマー。
 画質はカッチリクッキリの超高画質。音声もドルビーTrueHDで迫力満点。

・スタートレック ザ・モーション・ピクチャー
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD7.1ch/143分
 オリジナルメンバーによる、映画版ブルーレイボックス。
 すべてがドルビーTrueHD7.1chした、気合いの入ったBOXである。
 その中から、30年前の作品になってしまう第一作作品を見た。
 画質はかなりクッキリの超高画質。音声もドルビーTrueHDで迫力満点。
 唯一残念なのが、映像を追加したディレクターズカット版でないことだ。
 せっかくのBOX化なのだから両方入れて欲しかった。
 しかし最近のパラマウントは気合いの入れ方が違う。丁寧にブルーレイ化した作品
 が多くて本当にすばらしい。どこぞのワーナーも見習って欲しいものだ。

2009年5月17日 (日)

今日見たDVD

・レッドクリフ Part I
 エイベックス/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/147分
 ジョン・ウ-監督の三国志から前半のクライマックスである赤壁2部作の
 1作目。日本人俳優として、金城武・中村獅童が参加している。
 国の統一を目指す曹操は80万人の兵と2000隻の戦艦を擁し呉に
 侵略しはじめた。孫権と劉備は同盟を結ぶが・・。
 パート1だけでも2時間半ある大作。やや中だるみの部分があるが、
 なかなか飽きさせない演出である。
 画質はかなりの高画質。音声もロスレス音声で、戦闘シーンは大迫力だ。

・2010年
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/116分
 キューブリックの「2001年宇宙の旅」の続編。ディスカバリー号の謎を
 解くべく、ソ連のレオーノフ号で赴いた責任者・設計者の3人が見たものは・・。
 2001年がほとんどセリフのない、見せる映画に比べて、2010年は語る映画
 になっている。しゃべらんでも良いことを俳優に言わせているので、困ったものです。
 出た当時(1984)の世界情勢を見てストーリーを考えているので、旧ソ連との
 にらみ合いの部分が多々出てくるが今となっては、無用な部分だ。このあたりを
 監督が考えて作成していたら、もっと内容は違っていただろう。
 画質はソフトフォーカス気味。音声もロスレスだがあんまし迫力はない。

・ビック・フィッシュ
 ソニー/ブルーレイ/MPEG2/リニアPCM5.1ch/125分
 ティム・バートン監督のおとぎ話風ストーリー。
 おとぎ話を語ることで有名になった父を疎ましく思っていた息子が、その父の
 死の間際に本当の父の事を知るが・・。
 ティム・バートン監督には珍しい特撮がほとんど無いおとぎ話の語り方が
 面白い。
 画質はブルーレイ初期の作品のため、MPEG2でのエンコードだが、
 特に破綻した感じはない。音声はリニアPCM5.1chではあるが、迫力はない。

2009年5月 5日 (火)

今日見たDVD

・ダ・ヴィンチ・コード
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/174分
 ルーヴル美術館で殺された館長の周りに残された不可解な暗号。
 容疑者として現場に連行されたラングドンは館長の孫娘と名乗る
 暗号解読者のソフィーとともに脱出をはかり、謎を追い求めるが・・。
 2年ほど前にえらくブームになった作品。ブルーレイもすぐに出るかと
 思ったが、続編の「天使と悪魔」の公開直前の今頃になって発売。
 劇場公開版に25分を追加したエクステンデッドエディションになっている。
 劇場公開版は見ていないので、どこがどう変わったのか分からない。
 そのため3時間近いストーリーはさすがにだれる場面も多くて、
 今一つの出来。
 画質は、やや甘めのソフトフォーカス気味。解像度感を狙った感じではない。
 音声はTrueHDの5.1chだが、そう派手な演出ではない。

・地球が静止する日
 フォックス/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/104分
 名作「地球の静止する日」をキアヌ・リーブス主演でのリメイク。
 日本語のタイトルは「の」から「が」に変わっている。
 巨大な謎の球体がNYに降り立つ。その中から降りたった「クラトゥ」と名乗る
 宇宙人が、「地球を救いに来た」と告げるが・・。
 コンセプトは、旧作と変わらないが、細かい点がかなり変わっている。
 大きな変更は、子役の扱いだろうか。
  ・旧作・・無垢で純粋に好奇心あふれる少年として描き、クラトゥを導く
       重要な役どころ。
  ・新作・・継母と合わない夢破れたような自暴自棄な少年で、文句だけは
       一人前にたれるが物語にはほとんど関係がない。
 ロボット・ゴートの特撮やら、かなりがんばっているんだけど、上の子役の絡んだ
 部分を旧作を変に改変して生かし切れていないようなストーリー。
 ほとんど出ずっぱりだが文句だけは言うくせにそのシーンは結局ストーリーとは
 関係がないので見ていてイライラしてしまう。
 画質は最近の作品だけあって、かなり高画質。音声も迫力がある。

・爆音鉄道・ことでん
 ポニーキャニオン/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/55分
 四国高松を走る「ことでん」こと高松琴平電気鉄道の引退直前の古い車両を
 ハイビジョン+ロスレス音声5.1chで始発駅~終点駅まで丸々収録。
 昔の電車の音を再現した、鉄っちゃん向けの作品。
 自分は鉄っちゃんではないが、懐かしさで購入。
 タイトルには爆音と出ているが、ジェット機のような音ではなく、昔ながらの電車音。
 今の電車はかなり静音になっているが、一昔のはそれこそ独特の音がしていた。
 カメラアングルは運転席からの映像ではなく、電車の先頭に取り付けられたような
 感じで一切電車内は映っていない。これはこれで良いんだけど、運転手が映った
 アングルも入れて欲しかったな。
 画質はHDカメラによるビデオ作品だけあって、その場にいるかのような驚異的な
 解像度。音声は、ロスレス収録で超リアル。

2009年5月 2日 (土)

今日見たDVD

・トップガン
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/110分
 パラマウントがHDDVD一本化表明のため、ブルーレイでは1年以上
 お預け状態になったが、ようやく発売された。
 てっきり、お蔵入りのを再発売したものと思っていたが、再作成し直した
 ようで、かなりの高画質。音声もロスレスとなって、理想的な爆音が楽しめる。
 内容は、よくあるお約束なストーリーだが、実物のF14たちの圧倒的な存在感が
 楽しめます。

・悪魔のいけにえ
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/84分
 説明しなくても震え上がる、ホラー映画の金字塔。
 元が16mmフィルムのため、画質はあんまし良くない。
 音声も、とってつけたようなサラウンドで効果は少ない。
 もう40年近くも前の映画だがそれを除いても余りある、
 後半の恐怖映像連続の迫力がものすごい。

・ダイアリー・オブ・ザ・デッド
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/95分
 ゾンビものの巨匠、ジョージ・A・ロメロの最新作。
 卒業映画を撮影中の大学生のグループ。ラジオから死者が蘇り
 人々を襲っているとこを知り、逃げるすがら映像に残そうとするが・・。 
 う~ん、インターネットや、TV等のメディアを使ってドキュメンタリー性を
 高めようとした演出であるが、今では当たり前のような演出になってしまって
 あんまし効果はない。今まで作品のような孤立した人々の悪あがきのような
 悪夢が感じられないし、映像表現もあんましどぎつくはない。
 映像はビデオカメラ風の荒い画質。音声もそんなに派手ではない。 

2009年4月26日 (日)

今日見たDVD

・ウォーリー
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/98分
 ピクサー作成のウォーリー。ゴミだらけになった地球。人類は地球をすて、
 宇宙船にて放浪して700年。ゴミ掃除ロボット・Wall:Eの1体のみが
 作動し続けていた。そこに定期的に地球の状態を探査するロケットが
 やってきて探査ロボットのイヴが活動する。ウォーリーが見つけた植物
 を見てイヴはその植物を取り込んで動かなくなってしまう・・。
 ほとんど前半はセリフがないが、充分に内容が分かる演出がすばらしい。
 画像はCG映画らしいカッチリとした、先鋭度の高い高画質。
 音声は6.1chのリアル指向。

・ゲバゲバ90分傑作編
 バップ/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル1.0ch/220分
 懐かしのギャグ番組。ビデオ番組のため、残っていないとされていたが
 当時の家庭用ビデオ(Uマチック?)のテープで52回放送分が発見された。
 その抜粋作品。
 今見ればたわいのないギャグばかりだが、世相を反映した内容は
 大ヒットになった。
 80年頃、ゲバゲバ90分+30というスペシャル番組があり、
 自分も当時のベータマックスで録画した憶えがある。
 テープはまだあるはずだが・・・。

2009年4月12日 (日)

今日見たDVD

・ゲット・スマートUK版
 ワーナー/ブルーレイ/AVC/ドルビーデジタル5.1ch/110分
 昔のTVスパイコメディシリーズ「それいけ!スマート」の映画化。
 でもはっきり言ってあんまし記憶にない。名前だけは知っているんですがね。
 スパイものならナポレオンソロの方がよく憶えている方だ。
 政府のスパイ組織のコントロールがテロ集団「カオス」に襲撃される。
 顔の知られていないスマートがエージェントに昇進し、整形で顔を変えた99が
 問題にあたるが・・・。
 やることなすこと、ボケまくりのスマートだが、最後はなぜか解決してしまう
 王道のストーリー。コメディ部分は原作を踏襲しているそうだが、
 かなり知ったマニアでないとちょっと辛い部分が多く、あんまし笑えない。
 アクションシーンはかなり派手。
 画質は普通。音声はワーナーお得意のドルデジのみで迫力無し。
 アメリカ版も日本語版もそうなので結構派手なアクションしーんも満載なのに
 困ったもんです。

・SHOGUN ASSASSIN (子連れ狼アメリカ版)
 東宝/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル1.0ch/120分
 B級映画の帝王、ロジャーコーマンが映画版の子連れ狼の1作、2作を再編集して
 公開された作品。大五郎のナレーションの説明で物語が進むようになっている。
 かなりこじつけのナレーションで、どう見てもストーリーとは外れた内容もあって
 笑える。
 画質はあんまし良くない。音声はモノラルのみ。SEも小さくてあんまし迫力はない。

・ブラザーズ・クエイ・ショート・フィルム・コレクション
 東北新社/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル1.0ch/159分
 双子のクエイ兄弟が製作した、前衛的な怪奇幻想実験映画の短編集。
 かなり見る人を選ぶであろう、その内臓感覚のダークな人形アニメが中心。
 有名どころでは「ストリートオブクロコダイル」「失われた解剖模型のリハーサル」
 などタイトルからして、おどろおどろしい雰囲気。
 画質は、元のフィルムのほとんどが16ミリ以下という事もあって、
 あんまし良くない。音声も単なるBGMにすぎない。

2009年4月 5日 (日)

今日見たDVD

・キングコングUK版
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/201分
 ピーター・ジャクソン監督版のキングコング。HDDVD版も持っているが
 公開版のみ、音声がドルビーPlusのロスレスでない、と見劣りする内容だった。
 ようやくブルーレイ版で12分長いエクステンド版も収録し、音声がTrueHDの
 ロスレス版になっている。日本語版は5月発売だが、このUK版でも日本語音声、
 字幕付きなのでほぼ同じものと思われる。アメリカ版の方が画質はよいという話だが、
 残念ながら日本語字幕がないのではどうにもならない。
 それでもHDDVD版も画質は良かったが、このブルーレイ版はそれ以上に
 良い出来と思う。
 スカルランドに上陸してからの1時間ちょっとは息つく暇もないほとのカット割りで
 本当に何回見てもすばらしい。音声がロスレスになったことで、重厚感も出ていて
 本当に手に汗握る冒険が楽しめる。

・アマデウス デラックス ディレクターズカットUSA版
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/180分
 これはUSAからの輸入盤。日本では6000円程度で発売されているが
 アメリカ版は、おまけのサントラCDとデジタルコピー(PCで再生可能なもの)
 が付いて、送料込みで2500円程度である。
 日本語字幕がついていて、中身は日本発売版と同じものらしい。
 モーツァルトを殺したという元宮廷作曲家の老人が自殺を図り、病院に収容される。
 教会の神父が来て懺悔を勧め、その内容を聞いていく・・。
 名曲をちりばめたクラシック映画。単なる伝記ではないかなり面白いストーリーなので
 クラシックが苦手な人でも充分楽しめる。やや時間が長く3時間あるのが欠点か。
 画質はまあまあ、音声はロスレスになったことでかなりの迫力で名曲が楽しめる。

・ティンカーベル
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.1ch/78分
 ディズニーお得意のファミリー向けCG映画。
 ピーターパンのサイドストリー。妖精、ティンカーベルの誕生物語。
 春を題材にしているが、作品としては四季分予定されているらしい。
 つまり夏秋冬の後3作品。
 CGにありがちな、お人形さんのようなキャラデザインには閉口するが、
 ストーリーはまあまあか。
 画質はまあまあ。音声はPCM5.1chで迫力はある。
 エンディングのセレーナ・ゴメスというアイドル風の歌手が歌う
 「フライ・トゥ・ユア・ハート」という曲がかなりの名曲で子供向き映画には珍しい
 バラード風のもの悲しい雰囲気。ストーリーと合っていないような気もするが・・。
 この曲の時、字幕が出なくて、どういった歌詞なのかちょっとサービス不足。
 英語の字幕もないようなのでもともと用意していないらしい。
 なんと日本語版には、湯川潮音が歌う「妖精のうた」といのがあったらしい。
 早速サントラを購入しよ~と。

2009年3月29日 (日)

今日見たDVD

・アイアンマン
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/126分
 アメリカンコミックの映画版。
 兵器開発会社の御曹司で兵器開発の天才であるトニー・スタークが
 アフガンで自身の開発兵器のデモに参加するが、帰り道でゲリラに襲われ
 デモと同じ兵器の製造を強要される。その作業の合間を盗み、パワードスーツ
 を作成し、脱出に成功する。自社の兵器がテロ組織に使用されていることを
 知ったトニーは、新たなパワードスーツを製作し、テロ組織を殲滅するが・・。
 男の子が感激するようなデザイン、かっこよさで、パワードスーツが圧倒的な
 破壊力を発揮する場面が秀逸。ストーリーはある意味はちゃめちゃだが、
 バットマンに通じるような雰囲気がある。1作目で人物紹介に終わったきらい
 もあるが、それを上回るかっこよさ!
 冒頭、パラマウントのロゴが出る。あれっと思うが日本ではソニー配給のため
 らしい。
 画質はやや、甘たっるい気がするが、まあまあ。音声もドハデなシーンが多い
 割にやや迫力不足のような・・。

・1408号室
 東宝/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/104分
 スティーブンキング原作の幽霊ホテルもの。
 呪われた場所を取材し、体験本にして暮らしている作家のマイクは、
 実はその手の超常現象には会った試しが無く、存在は信じていなかった。
 ある日、サーフィンで溺れかけたマイクの元に、NYのドルフィンホテルの
 1408号室には泊まるなという警告のハガキを受け取る。
 その1408号室に泊まった客はすべて死亡している事を知ったマイクは、
 支配人の忠告も聞かずに泊まることにするが・・。
 よくある幽霊屋敷もののひとつ。怖がらせ方もあんまし怖い表現ではない。
 ポルターガイスト現象の表現がほとんどで別段怖いような感じではない。
 ホラーとしては、失敗作のような気がする。
 画質は普通。音声はこの手の作品でよくある使い方も少なく、あんまし
 凝っていないためか迫力は少ない。

・センター・オブ・ジ・アース
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/92分
 SFの父、ジュール・ベルヌ原作の地底探検をモチーフにした映画化。
 10年前、探検に出て兄が失踪した地底学の教授が甥っ子と
 その手がかりを求めて、アイスランドの火山にやってくる。
 ガイドのハンナと火山に設置した地震計を調査しているときに天候が突然
 荒れ始め、洞窟に閉じこめられる。出口を探している最中に、
 地球の中心まで続く、縦穴に落ちてしまうが、そこはまさに地底探検の
 場所そのものだった・・・。
 ジュール・ベルヌの作品が事実だったとするSF作品。ブレイダン・フレイザー
 が主演を演じるが、しょーもないギャグを連発し、気を削いでしまうのが惜しい。
 特撮はまあまあの出来。赤青メガネを使用する3D版と、普通の2D版が同梱。
 3D版は常時、メガネを掛けている必要があるが、あまりにも色調が悪く、
 5分と持たない。この手のメガネ使用の3D作品は実用とはほど遠い。
 2Dでの画質は普通。音声はまあまあか。

・デスレース
 ユニバーサルUK版/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/89分
 経済が崩壊したアメリカ。警察組織は民営化され、デスレースという、囚人が
 レーサーになって死闘するのが中継され、娯楽になっていた。
 連勝中のフランクという囚人が、5連勝しようかというときに、レースに負けて
 死亡する。その人気を持続させるために元レーサーを無理やり犯罪者に仕立て
 刑務所送りにしてフランクの身代わりとしてレースに参加させようとするが・・。
 トランスポーターのジェイソン・ステイサム主演。ボディビルダーのようなマッチョ
 ではないが、ムキムキな肉体感覚が面白い。息つく暇もないカーレースシーン
 が見所。90分程度の作品だが、緊張感が持続して飽きさせない。
 画質は普通。音声はレースシーンが大迫力だ。

・バンク・ジョブ
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/110分
 1971年のロンドン。ベイカー街の銀行の休日に、強盗団が侵入し
 貸し金庫室にあった金品が強奪される。この中には、イギリス王室の
 スキャンダル写真があった・・・。
 同じくジェイソン・ステイサム主演。肉体勝負のような作品ではないが
 イギリスの各俳優の個性が色濃く出て、サスペンスものとしてはまあまあの出来。
 画質はまあまあ、音声は派手なシーンも少ないので迫力は少ない。