カテゴリ「映画&感想」の121件の記事 Feed

2009年9月21日 (月)

今日見たDVD

・パッセンジャーズ
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ5.1ch/98分
 飛行機事故で生き残った5人を癒そうとするセラピストのクレア。
 だが、事故に関する新事実を話そうとする生存者が次々に消えていく。
 周りではおかしなことが起こり始め、自分を見失いそうになるが・・。
 アン・ハサウェイ主演のミステリー。落ちは、よくある話。
 ストーリー運びが非常にかったるく、次々に起こる事件も何か他人事のように
 描くので、どうにも感情移入できないのが困りもの。
 アン・ハサウェイはかなりの美人だが演技は今ひとつで、緊張感に欠ける。
 画質はまあまあ。音声は派手なシーンは少ないためかおとなしめ。
 買って損した部類かな~。

・ゴジラ(1954年版)
 東宝/ブルーレイ/AVC/リニアPCM1.0ch/97分
 最初のモノクロ版ゴジラ。通常のブルーレイ一般定価より1000円近く高い。
 パッケージングに妙につぶつぶ的な加工が施してあるスリーブ付きだが
 こんなことに金を掛けるなら、値段を下げて欲しいところ。
 内容は丁寧にレストアされていて好感が持てる。
 4:3なので、ブルーレイでは狭くなるのが致し方ないところか。
 リニアPCMでレンジは狭いが、かなり音声は生々しい。

・モスラ(1961年版)
 東宝/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD4.0ch/101分
 最初のモスラ映画。これも通常のブルーレイ一般定価より1000円近く高い。
 内容はゴジラと同じく丁寧にレストアされていて好感が持てる。
 色彩は、東宝の独特なテクニカラーっぽいレトロな色調。

2009年9月13日 (日)

今日見たDVD

・リディック
 ソニー/ブルーレイ/AVC4/ドルビーTrueHD5.1ch/135分
 ヴィン・ディーゼル主演の「ピッチ・ブラック」の続編SFアクション。
 続編ではあるが、あんまし前作を知る必要はない。
 人間の体力を超えたお尋ね者のリディックは、脱獄後、身を潜めていた
 惑星に賞金稼ぎたちが襲ってきた。自分に賞金が掛けられたことを知る。
 銀河を武力で制覇しつつある、「ネクロモンガー」という種族が襲いつつあり
 その首領を自分が倒すという予言が敵を恐れさせていることを知る・・。
 公開版より15分長いディレクターズカット版。
 ストーリーが長くなって、わかりやすくはなったがテンポが悪くなった。
 ややだれ気味の演出が惜しい。
 続編は出たけど、前作のブルーレイはいつだろうか?イギリス版を買ったけど
 日本語は入ってなかった。日本では松竹が持っているらしいが、
 先にHDDVDで打って出たがさっぱり売れずで、こけてしまったためか
 非常に消極的なのが気に掛かる。まあ松竹の保有作品も少ないんだけど。
 画質はまあまあ、音声はおとなしめかな?

・マックス・ペイン
 フォックス/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/103分
 NYの刑事マックスは、妻子を強盗に殺される。後悔の念にさいなまれ、
 犯人を追い続ける。クラブで出会った美女や、何かを知っていた売人など
 何らかの情報を持っている人物に合うと次々に殺されていく・・。
 かなりど派手なガンアクション。DTSマスターオーディオのロスレス音声と相まって
 かなりリアルな銃撃戦。ややストーリーが終盤近くまで分かり難にくいのが難点か。
 画質は普通。音声はDTSマスターオーディオのロスレスがかなりのど迫力。

・銀河鉄道999/さよなら銀河鉄道999
 東映/ブルーレイ/AVC4/リニアPCMモノ・ドルビーTrueHD5.1ch/130分
 1979年に大ブームを引き起こした、松本零士原作の劇場版。
 このあとTVアニメとしてシリーズ化され、これも大ヒットした。
 この頃は何でもかんでも松本零士原作がアニメ化されていた覚えがある。
 人間を機械化して永遠の命を得ていた未来。その星へ行けば無料で
 機械化してくれるという星に行くために銀河鉄道999のパスを手に入れよう
 とする少年鉄朗がいた。謎の美女メーテルにパスを貰った鉄朗はメーテルと
 一緒に惑星を巡る999の旅に出るが・・。
 かなりきれいな画質。きりっとした感じではないが、キズも少なく見やすい感じ。
 音声は元がモノだが、5.1chに疑似音声化したものを収録している。
 が、あんましサラウンドの効果はない。

2009年9月 6日 (日)

今日見たDVD

・バビロンA.D
 フォックス/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 ヴィン・ディーゼル主演の近未来SFアクション。
 秩序が崩壊した近未来。傭兵のトーロップが最後の仕事として受けたのは
 モンゴルの山奥の修道院からNYまで少女を運ぶというものだった。
 道程で明らかになっていく少女の秘密・・。
 久々のヴィン・ディーゼルの作品だが、アクション的にはあんまし活躍の
 場面は少ない。やや単調なストーリー運びと相まって、出来は今ひとつ。
 一応SFものなのだが、それらしきものはラストのサイボーグ的な肉体改造
 のみ。冒頭~中盤の少女を運ぶ課程が淡々と事が運びすぎ、
 ひたすらつまらないので、見せ場はラスト付近、しかも唐突に終わってしまう。
 これ続編になっているのか?期待はずれ。
 映像は最近の作品らしく、高解像度。音声はアクション物にしてはややおとなしすぎ。

・ミスト
 ポニー/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/125分
 スティーブン・キング原作のモンスターホラー。
 フランク・ダラボン監督はマイノリティ・リポートや、グリーンマイルの
 監督、脚本家としても有名。
 突然大嵐が襲ったのどかな町。突如濃霧が町を覆い隠す。
 身動きできずにスーパーマーケットに取り残された人々が疑心暗偽の中、
 見たこともないモンスターが群れとなって、襲ってくる・・・。
 モンスターに囲まれ閉じこめられた人々の葛藤を描いているが、
 まあまあの出来。ラスト10分程度はかなり、後味が悪い。
 一度知ってしまえば、あんまし興味の無くなる作品ではある。
 映像は高解像度。音声は派手な演出は少ない。

・平成ガメラBOX
 角川/ブルーレイ/AVC4/ドルビーTrueHD5.1ch/303分
 大魔神BOX、昭和ガメラBOXの懸念が的中してしまった。いやもっと酷かった。
 角川に権利が移って出たブルーレイってろくな出来なのがないよ・・。
 つぎばやのリリースとBOXだけでなく単品ものでもみょ~に安いから
 心配してたけど、その通りになってしまった。
 全体的に出来が非常に悪い。担当カメラマン立ち会いのHDマスターを
 使用したそうだがフィルムグレインの粒子感が強すぎて、
 ノイズだらけのような画質。特にガメラ3が酷い。DVDBOX発売時の
 HDマスタをアップコンしただけじゃ?
 暗部のノイズも非常に多くて、ちゃんとオーサリングしているの?といった感じ。
 高解像度感は確かにあるが、こんなノイズだらけの画面を見ていると
 気になって落ち着かない。グレインじゃなくて単なるノイズにしか見えないのが問題。
 グレインも確かに大事だけど、もっと丁寧にレストアしたクリアなのが見たいと
 思うんですよ。そうでないとブルーレイにした意味がない。
 オマケの特典も1巻ずつ300分以上入っているが、特報と予告編、関係者への
 インタビューのみ。300分以上もあるのに、延々とインタビューって見たくもないよ。
 LDボックスとかにあった、ワクワクする映画の舞台裏メイキングはどこいったんだろう?
 出来は酷いが、やっぱ作品は面白いですね~。特に2はストーリー運びとかも
 よくまとまっている。3は一番特撮はすごいんだけど、あの主演級の丸顔アイドル
 のダイコン演技と、陰湿に感じるストーリーが気に入らない。

2009年8月22日 (土)

今日見たDVD

・サイボーグ009 1979年度版 Vol.1
 東映/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル1.0ch/610分
 石森章太郎原作の2度目のTVアニメ化作品。
 最初のはTVアニメ聡明期だったので、当然のことながらモノクロ作品で、
 今回が初カラーということになる。(劇場版は除く)
 かなり豪華な制作メンバーで、音楽がすぎやまこういち、総監督が高橋良輔、
 最近亡くなった、金田伊巧さんなども参加しています。
 オープニングアニメは傑作といわれているが、音楽が良いためでしょう。
 音楽はすぎやまこういち作曲で非常に出来が良く、覚えやすくてメロディが
 良いと良いことずくめでした。
 ただ、ストーリーは神を扱うという、いわば日本人にはなじみの薄い部分が
 壮大すぎ、非常に難解で、途中からつまらなくなって視聴率も低迷し、1年弱で
 終了してしまいましたね。自分も途中から見なくなって、初期以外は覚えがない・・。
 画質はTVシリーズのため、ボケボケであまりよくありませんが、フィルムの状態は
 キズとかもほとんど無く、かなり良い方でしょう。音声はモノ。放送時は
 ステレオ放送への過度期で途中からステレオになったような気もしますが・・。

・氷河戦士ガイスラッガー
 東映/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル1.0ch/487分
 石森章太郎原作で低学年向きに合わせた、サイボーグ009のようなストーリー。
 はるか3万年まえに栄えていた前史時代の高度な文明を誇っていたソロン国
 のサイボーグが、他の惑星からの攻撃を受け、最終兵器として出撃しようとした時
 に地殻変動によって、氷河に覆われ人工冬眠状態になっていたが、その祖国を
 攻撃していた他の惑星からの侵略者が再度攻撃を仕掛けてきたことを察し、
 現代によみがえり、滅んだ祖国のために戦うが・・。
 これは非常にマニアックな番組。やや低学年向きな制作な為か、
 あんまし人気が出ず、わずか20話で終了した幻の作品。
 リアルで見ていたときは、まあまあ面白かった覚えがある。
 その後の再放送は夏休みなどではかなり頻繁にしていた。
 画質は、かなりボケボケであんまし良くない。音声は言わずもがな。

2009年8月19日 (水)

今日見たDVD

・アンダーワールド ビギンズ
 ソニー/ブルーレイ/AVC4/ドルビーTrueHD5.1ch/92分
 吸血鬼と狼男の争いを描くゴシックホラー、アンダーワールドシリーズの
 完結編?。原点を描くという点で「ビキンズ」という副題が付いているが、
 原題では「RISE OF THE LYCANS」(ライカン族の夜明け?誕生?)となっている。
 吸血鬼から生み出された狼男たちの原点を描いたストーリー。
 母親役の主人公役はケイト・ベッキンセールから容姿がよく似た、ローナ・ミトラという
 役者に変わっている。
 予算が少ないのか、特撮・CG場面は少なめ。アクションも小粒で、これといった
 シーンも少ない。ストーリーはまあまあだとは思うが、盛り上がりに欠ける気がする。
 画質はまあまあ。音声も普通か。

・ベッドタイム ストーリー
 ディズニー/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/99分
 ディズニーお得意のファミリーファンタジーコメディ映画。
 寝る前に聞かせるおとぎ話(ベッドタイムストーリー)が、実際に現実?に起こる
 といったストーリーだが、コメディ役者が主人公のためか、やや下ネタっぽく、
 実現する夢も俗っぽい。この役者さんはアメリカではかなり有名なコメディアン
 (アダム・サドラー)らしいが、自分でも初めて見るような人で、一般にはなじみが
 ないんじゃないかな。見ていてもディズニーらしくあんまし暴走できないような
 ギャグばかりで、消化不良気味な演技が痛々しい。もっとはっちゃけた演技でも
 良かったような気がする。
 おとぎ話の場面は実際に俳優が演じているシーンになるが、予告などでは確か
 話している周りで映像が展開するような雰囲気で、迫力有りそうな感じだったと
 思っていたが、そのような描き方ではなく、シーン的には別になっていて、
 特撮的にはあんましお金は掛けてなさそうな感じで安っぽいのが残念。
 画質は最近の映画らしく特に不満はなく普通。音声も普通。

2009年7月26日 (日)

今日見たDVD

・ドラゴンボールEVOLUTION
 FOX/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/86分
 鳥山明原作の超有名漫画の実写映画化。(笑)
 公開前からその登場キャラを巡ってファンの失望を一心に受けていた
 珍しい作品。でも無事に公開、ブルーレイ化。
 映画の実質時間80分ていうのもかなり無理があるが、ストーリーもキャラも
 全く原作とは無関係なのも笑いどころ。単なる大筋のみ、プロットのみというところか。
 これ、ドラゴンボールという原作を考えなければ、そこそこのカンフーB級アクション
 で通ったかもしれない。要はドラゴンボールという原作を使用した意味がない
 作品ではないだろうか。
 画質は最近の作品らしく、高画質な部類。音声もまあまあ。

・ブラッディ・バレンタイン
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC4/ドルビーTrueHD7.1ch/101分
 81年に製作された「血のバレンタイン」の3D映画リメイク。
 炭坑夫の格好をした殺人鬼が、周囲の人々を見境なくツルハシで
 虐殺していく。犯人は銃殺されたと思われた。生き残った炭坑オーナーの息子
 が相続のため10年ぶりに帰ってくるが、その時を同じくして殺人鬼が
 復活し始める・・。
 ブルーレイ版では3D版と、2D版が同梱されている。よくある赤青メガネ
 なので3D版の視聴は厳しい。2D版で視聴。
 原作映画は見た憶えがないのですが、よくある大量殺人鬼ホラーであろう事は
 リメイク作品からも判るところ。なお公開時に削られた残虐シーン復活の完全版。
 ビデオ作品のような青っぽい画面の作り。3D作品のためか、手前に向かってくる
 映像がかなり意識されて描写されている。
 画質は普通。音声は7.1ch対応だが、効果は乏しい。驚かせる音響も迫力
 が感じられない。

・シックス・センス
 ポニーキャニオン/ブルーレイ/AVC4/ドルビーTrueHD5.1ch/101分
 ナイト・シャラマン監督の出世作。ようやくブルーレイで登場。
 小児精神科医のマルコムは、以前担当したヴィンセントという少年を
 助けられなかったのを気にしていた。8歳のコールという同じような少年を
 担当し始めるが・・。
 全編静かにストーリーが進んでいく。ちりばめられた謎がラストで一気に
 明らかになるといった手法がかなり話題になった。
 映像の見せ方が非常にうまい。その後の作品は未だにこの作品を
 超えていない、平凡な作品ばかりになったのが気に掛かる。
 演じたハーレイ・ジョエル・オスメント少年の名を広めた作品でもあるが
 その後4・5年以降は余りぱっとしなくなった。子役で売れると長続きしない
 ジンクスは生きているのだろうか。
 映像は普通。高解像度ではあるが、やや甘めかも。音声はもともと
 静かな作品だが、ときおり出る驚かす音がロスレスで生々しい。

・ガメラ対ギャオス
 角川映画/ブルーレイ/AVC4/リニアPCM2.0ch/87分
 昭和ガメラBOX1から昭和版最高峰といわれるギャオスの映画を、チョイス。
 この辺りから子供向けを意識した内容に振られていく。まだストーリーの
 キーポイント程度の扱いなのが救い。サンダ対ガイラほどではないが
 人間を食べるイメージシーンが、当時の子供たちを恐怖に陥れたらしい。
 対ギャオスのシーンが2転3転し、それぞれに違った味付けの対決シーン
 を配置し、その後の対決に意味がある演出がすばらしい。
 特撮はお世辞にも良い出来とは言い難いが予算も潤沢だったためか、
 大きな破綻は見られない。
 画質は高解像度感はあるが暗いシーンではざらつくのが残念。この辺りは
 大魔神BOXと同じ傾向。8月の平成版ガメラBOXではもっと力入れてくれたら
 良いのだけれど・・。

2009年7月20日 (月)

今日見たDVD

・ノーカントリー
 パラマウント/ブルーレイ/AVC4/リニアPCM5.1ch/122分
 コーエンブラザーズ監督のアカデミー賞受賞作品。
 麻薬取引の現場でトラブル発生し、ほとんどの関係者が死に、多量の麻薬と
 200万ドルが残された。偶然現場付近を狩猟していた男が通りかかり、
 200万ドルを頂くが、組織が放つ異常的な暗殺者が追跡を開始するが・・・。
 心理的なスリラーの佳作を多く作成するコーエン兄弟監督の最新作。
 ストーリー自体は静かに進んでいくが、決して退屈にならない演出は
 見事と言うしかない映画だ。ハビエル・バルテム演ずる異常な追跡者は
 決して強面ではないが、その有無を言わさない行動がかなりの迫力演技。
 この役者でなかったら単なるアクション物になっていたかも。
 映像はかなりの高画質。音声はリニアPCMで銃撃シーンはかなりリアルな
 発射音が四方に飛んでいくのはすばらしい。

・ファーゴ
 フォックス/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/98分
 コーエンブラザーズ監督の1996年度アカデミー賞受賞作品。
 ノースダコタ・ファーゴの車セールスマンは家族に内緒で多額の借金を作り
 会社の車の空売りにも手を付けて破産寸前。この状態を脱すべく、
 前科者2人に自分の妻を誘拐させ、その義父から多額の身代金を
 だまし取ろうとするが、ちょっとした手違いがいくつも重なり、
 多くの殺人事件へと発展していく・・。
 コーエン兄弟の出世作。静かではあるが緻密で濃密な演出はじわじわと
 ストーリーが進んでいくにしたがって、気がつくととんでもない方向へ
 進んでいくことに気がつかされる。
 画質は普通。音声はロスレスだが、もともと派手なシーンは少ないため、
 おとなしめ。

2009年7月19日 (日)

今日見たDVD

・アニ・クリ15 DVD X マテリアル
 一迅社/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/75分
 NHK BS放送にて不定期に放送されている、1分のアニメ番組。
 アニ・クリ15と言うとおり、当世の人気アニメ作家など15人の自由な競作
 となっている。そのDVD版。だが設定集+オリジナルペーパークラフトという
 雑誌扱いでDVDは単なるおまけでの販売なので、定価売り(2980円)というのが
 厳しい。作品自体は15分であとはメイキングばかりで60分という内容なので
 設定集やクラフトの要らない自分にとってはお高いのが玉にきず・・。
 参加しているのはかなりすごいメンバーで、作品も見ていても1分という
 時間ながら、濃密で濃い作品ばかり。制作費もだいぶ掛けているんだろうなぁ。

・大魔神 ブルーレイBOX
 角川映画/ブルーレイ/AVC4/リニアPCM1.0ch/326分
 大映映画での特撮映画の最高峰である大魔神3作のブルーレイBOXセット。
 この9月までにガメラシリーズなども一気にブルーレイ化される。
 まあ、ちゃんとブルーレイで製品化されるのは良いんだけど、
 どのブルーレイ化される作品もDVD版に比べてメイキングやコメンタリー
 などのおまけが少ないってのはどういうわけよ?
 おかげで、余ったDVD版を売り払おうと思っても出来やしない。
 この作品も単品のを単に3作集めただけというBOXなためか、DVDのBOXセット
 より削られたおまけも多い。困ったもんです。
 第1作の「大魔神」ですが、さすがにほぼ実物大で作られたセットが多いためか
 その迫力はすごいですね。シリーズを経るに従ってチープになるのは
 どの作品も一緒ですが。
 画質は普通か。アップはかなりの高精細なんだけど、暗いシーンがノイズの
 ような感じになるのが厳しい。そもそものフィルムに入っているものかもしれない。
 丁寧なレストアはしていない模様。
 音声はリニアPCMでリアルにはなったが、単なるモノなので迫力は乏しい。
 日本語字幕は日本映画にはあんまし入れてくれないが、日本映画はボソボソ
 しゃべる場面も多くて、何言っているのか分からない事も多いので是非入れて
 欲しいですね。

・ワイルド・タウン 英雄伝説
 フォックス/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/87分
 ザ・ロック主演のB級アクション。軍隊を退役して故郷に戻った主人公は
 故郷が幼なじみが牛耳るカジノや麻薬に侵されているのを知る。
 しかも警察はカジノと癒着し、見て見ぬふり状態。街を浄化すべく保安官に
 立候補し、当選した主人公は、さっそく浄化運動を始めるが・・・。
 正味80分程度の作品なためか、ストーリーがスピーディで、急展開ばかり。
 またロックが主人公なためか、正義感を振りかざした主人公の悪党どもへの
 矯正の仕方の方が悪役どものやる悪事よりどぎついという表現が笑える。
 画質はまあまあ。音声もロスレスの派手さはあるが普通といったところ。

・ドッジボール
 フォックス/ブルーレイ/AVC4/DTSマスターオーディオ5.1ch/93分
 ヴィンス・ボーン、ベン・スティラー共演のスポーツコメディ。
 ジム経営が赤字続きでも気にしないオーナーが、隣の拝金主義なジムオーナー
 に5万ドルで買収されることになったが。ドッジボール大会で優勝すれば5万ドル
 の賞金で払えると考え、急造のドッジボールチームを作成するが・・。
 ベン・スティラーがライバルオーナーの濃密キャラを演じているが、主役を
 かなり食った演技でかなりおかしい。
 ただ、ギャグ場面は下ネタ満載で、スラングが多く、字幕ではかなり厳しい。
 画質はまあまあ。音声もロスレスの派手さはあるが普通といったところ。

たったいまNHKハイビジョン番組「マイケル・ジャクソン30周年記念コンサート」
を録っていたら、突然の雷雨でかなりの大雨に。そのため自前の
パラボラ受信では案の定、すぐに「放送が認識できません」でエラーとなり、
結局降雨のため後半30分程度が受信できず・・。CATVではOKなようでした・・。
何でこんな深夜時間に夕立なんだよ~。(T_T)

2009年7月12日 (日)

今日見たDVD

・マイケル・ジャクソン ビデオ・グレイテスト・ヒッツ~ヒストリー
 EPICソニー/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/89分
 6月末に急逝したマイケルのビデオ作品集。
 いろんな意味でマルチメディア時代の先取りをしたミュージシャンだった。
 顔が白くなり出してから、あんましメディアにも出なくなったが、
 マスメディアなどは相手にせず、真に音楽のみを極めていたら・・
 と残念でならない。
 誰でも分かりやすいリズム・メロディ・独特なダンス、振り付けが大衆を
 惹きつけたゆえんだろうか。
 DVDはビデオ・クリップのみの作品集。収録順は製作年度ではない。
 さすがにどの作品も映像が古く、DVDでも厳しい画質がほとんど。
 音声はまあまあ聞ける程度なのが残念。

・マイケル・ジャクソン DANGEROUS~ザ・ショート・フィルム・コレクション
 EPICソニー/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/112分
 音楽アルバム「デンジャラス」を題材にしたビデオクリップ集。
 クリップ毎のメイキングも入っているので、曲自体はそんなに長くはない。
 この作品でも1993年度作品なので、やはり画質などは厳しい。
 音声も同様。

2009年7月 5日 (日)

今日見たDVD

・ミラーズ
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/112分
 TVドラマ「24」主演で人気爆発のキーファー・サザーランド主演のホラー。
 廃屋と化したデパートの夜警をすることになった謝って同僚を誤射し、
 休職中の元刑事のベン。不気味な鏡に触れてしまった彼は、
 恐るべき運命に囚われてしまうのことになるが・・。
 ホラーの雰囲気はかなり良いのですが、ラスト部分の対決は
 要らないのでは?ラストシーンはまあ結果はいまいちでしたが、
 言っていることは分かるような気もします。
 完全版なので、封印されたグロいシーンも復活でありますが、
 まあ正直2カ所程度でしょうか。後は単なる雰囲気な場面ばかり。
 やや、拍子ぬけです。
 画質は良い方。音声は驚かす演出は控えめ。もうちょっと
 凝っても良かったのでは?

・スペースボール
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/97分
 メル・ブルックス監督の「スターウォーズ」パロディもの。
 スペースボール星のスクループ大統領はドルイデア星の豊富な大気を
 奪取しようと企んでいた。その手先ダーク・ヘルメット卿はベスパ姫を誘拐、
 父親のローランド王を脅迫しようとする。王から姫の救出を頼まれた
 一匹狼のローン・スターは、ピザ・ザ・ハットへの借金100万ドルを
 返すべく任務を遂行するが・・。
 どういうワケか、アメリカのギャグものは日本ではあんまし受けない。
 この作品も、ギャグの間がどうにも合わず、見ていて笑えない。
 字幕って事もあるけど、この手の作品は吹き替えと、ギャグ専門の
 声優・俳優が適しているのかも・・。
 映像は普通。音声も普通でかなりおとなしめ。

・カンフーパンダ・マスターファイブの秘密
 パラマウント/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/25分
 ドリームワークスのCGアニメ映画カンフーパンダの後日談的なストーリー。
 師匠のシーフー老師に連れられ、意気揚々と新たな修行に向かうポー。
 しかし、辿り着いたところは・・。今度の修行はカンフーの先生!
 ポーが子供たちに教えるカンフーの心、マスターファイブの秘密を明らかに?
 20分程度のおまけ的なストーリー。他にも色々とおまけな内容が詰まっている。
 はっきり言って発売している本編のDVD、ブルーレイの特典ディスクとして
 封入すべきような内容。これを別売でするのはちょっとアコギ過ぎるのではないか?
 ちょっとだまされた気分。はっきり言って買うようなDVDではありませんね。