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2009年12月31日 (木)

キャメロン監督の「アバター」を見てきた

正月休みに突入しましたが、大掃除もする気にならずいきなり話題の「アバター」を
見てきました。正月三が日前の今なら空いているだろうとの憶測です。
まあ半年も待てばソフト化されるんで、普通の作品なら行かないんですけどね。
やっぱ新世代の3D映画であること、この先家庭用3D製品の先陣を切るであろう
ソフトには間違いないってことで、3Dのほどを確認したかったのが理由でしょうか。

朝9時始まりにもかかわらず、結構な人が来ていてビックリ。
まあほとんどが、アニメ映画「ワン・ピース」目当ての人のようでしたが。(笑)
席についてみると、1/3程度の入り。早朝一番の上映にしては入っている方か。

使用する3D用メガネは偏向フィルター方式で、要返却のもの。劇場によっては
持ち帰りの出来る専用メガネの「REAL D」方式もあるようです。
この劇場のメガネはかなりごつくて、ちょっと重めで掛けていると頭がふらつきます。
メガネを掛けている人にはかなりきつめのもので、ちょっと併用は難しいんでは。
掛けてスクリーンを見ると、かなり暗く感じますね。偏向フィルター方式なので
どうしても光の透過率が悪いようです。そのためかスクリーンに映写する映像は
かなり明るめで、メガネを掛けないで見るとまぶしすぎるほどで、上映時の電気代も
かなりのものになるのではないでしょうか。

実際の3D効果ですが、3D映画によくある奇をてらった3D演出も少なく、自然な3D
という感じでしょうか。もちろん3D映画独特の3D効果なので、まったくの見た目
そのものではありませんが、ほどほどに押さえた3D効果が好ましかったように思います。
ストーリーのもつ、SF的ファンタジー的な場面とも相まってかなり綺麗な3D場面も
かなり多くファンタジックな感じが強調されてかなり綺麗に見えます。

映画そのものは、165分もあるキャメロン監督お得意の長編ですが、途中で
だれることもなく、ラストのクライマックスの映像もかなりすごくてかなりのおもしろさです。
ストーリーは昔からあるもので、敵を知るために適中にとけ込んでいく内に、
反旗を翻すというシンプルなもので目新しさはありませんでした。
まあ、アメリカ映画特有の自分たちが正義だ!というお約束な軍隊の行動が
鼻につくのがあれですが・・。あの感覚は今の日本人には出ないでしょうね。
それよりも何か昔の東宝怪獣映画を見ているような、デジャブを感じましたよ。
昭和30年代から40年代に子供の頃、怪獣映画に夢中で見に行っていた人
にとってはストーリー的に懐かしい感じがするのではないでしょうか。
自分は見ていてキングコング対ゴジラや、モスラ対ゴジラを初めて見に行った時の
ような感じがしました。(歳がばれるね。笑)

2009年12月 6日 (日)

今日見たDVD

・ハリー・ポッターと謎のプリンス
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/154分
 ハリーは学校の中にも危険が潜んでいるのではないかと疑うが
 最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長は、
 ハリーに戦いの準備をさせることのほうに力を入れるが・・・。
 話もとてつもなく暗いが、各シーンの暗さも特筆もの。明るい場面がほとんど
 無いので見づらいったらありゃしない。
 こんな根暗な話を154分も見続けるなんてサイテー。
 特に良い場面も少なく、今までで一番出来が悪くて、我慢できずに所々、
 早送りの嵐だったよ。画質はまあまあ、音声は普通か。

・ファイブスター物語
 角川/ブルーレイ/AVC/リニアPCM2.0ch/64分
 星団暦2988年。惑星イアドラーに降り立った美青年、レディオス・ソープ。
 彼は囚われの身となったラキシスを救うため、ユーバー大公の城へと乗り込むが。
 永野護の連載漫画をアニメ映画化した、1989年度の作品。
 独特なキャラデザインと、壮大な物語?で一時かなりの人気作になった。
 原作は現在でも完結していないらしいが。
 画質は普通。音声はステレオなのであんまし迫力はない。

・資生堂CM集その1
 エイベックス/DVD/MPEG2/ドルビー1.0ch/72分
 化粧品メーカーの老舗、資生堂のCM集。1961年辺りから1979年辺りまでを
 集めている。ほとんど覚えていないCMばかりだが、男性用化粧品のMG5、
 ブラバス位かな。MG5のCMには帰ってきたウルトラマンの主人公役の
 モデル出身の団次郎、草刈正雄なども出ているが、若いなぁ。

2009年11月29日 (日)

今日見たDVD

・ターミネーター4
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/118分
 ターミネーターシリーズの4作目。今までは現代、過去の物語だったが
 初めて未来、機械との戦い時点での物語になっている。
 対抗軍の指導者であるジョン・コナーは、一人の少年を探していた。
 将来過去に送り込まれてジョンの父親になるという重大な宿命を担う少年、
 カイル・リースだ。突然、マーカスという謎の男が現れる。
 彼は偶然出会ったカイルと行動を共にするが、<スカイネット>に襲われ、
 カイルを拉致されてしまう。
 身分の父親となるべきカイル・リースと、謎の男・マーカスを軸にストーリー
 が進んでいくが、大きな破綻も少なく、結構見られるストーリーでまあまあかな。
 2作目のオマージュ的なシーンも多く、またストーリー上のつながりもうまく考えてある。
 スタートレックといい、このターミネーター4といい、練りに練ったストーリーがかなり
 の出来なのがすばらしい。
 映像も良い出来で、音声もかなりのどハデな音響が楽しめる。
 前作までのストーリーを知らないとやや辛い面もあるが、続編作品としては
 楽しめると思う。

・ターミネーター2プレミウムVer2.0
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/156分
 2作目のターミネーターの特別版をさらに修正した拡張特別編Ver2.0。
 いったいいくつバージョンがあるんだ、というコレクター泣かせの作品の
 バージョンがまた増えた!付属のブックレットには歴代パッケージソフトの一覧
 が載っているが(自虐ネタか?)、なんとVHS、LD、DVD、ブルーレイ合わせて
 43パッケージもあるんだそうだ・・。それだけ売れているんだろうけど、
 それにしても、1作品でこんだけ手を変えて売り出して未だに売れる作品は
 そう無いだろう。自分も日本語版が待ちきれなくてLD初期の輸入盤から
 買い始めたが、もう何枚買ったか覚えてないなぁ。
 作品自体の出来も良いので、15年以上前の作品にもかかわらず特撮も、
 アイデア、ストーリーも未だに唸らされる一級品の出来。
 画質は2シーン追加以外は最初のプレミアム版と同じものらしい。
 アメリカのスカイネットエディションはもっと画質が良いらしいが、
 日本語字幕がないため、どうにもならんねぇ。
 音声はドルビーTrueHDからDTSマスターオーディオに変更になっているが
 違いは分からない。

・モンスターVSエイリアン
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/94分
 ドリーム・ワークス作成のCGアニメ映画。
 結婚式の直前、隕石に直撃され巨大化したスーザンは秘密基地に連れていかれ、
 “ジャイノミカ"というモンスター名をつけられて監禁される。そのとき地球を
 襲ってきたエイリアンを倒すため、“モンスターVSエイリアン"作戦が
 開始されるが・・・。
 カンフー・パンダ以降、生まれ変わったかのように、名作を連発している
 ドリームワークスのCGアニメ作品だが、今回は地球産のモンスターと
 外宇宙産のエイリアンとの戦いをギャグ的に描いている。
 もろに怪獣映画も真っ青な出来の大迫力シーンが満載でえらく面白い。
 画質はCGだけあって、クッキリかっちりした超高画質。音声もど派手なシーン
 とも相まってかなりのもの。

・ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/30分
 ウォレスとグルミットの劇場版の最新版。
 パン屋「トップ・バン」を始めたウォレスとグルミット。ふっくら焼けた美味しそうな
 パンを配達してまわります。でもよく見ると、働いているのは、やっぱり
 グルミットばかり?!街で起こっている「パン屋さん連続殺人事件」の犯人に
 ウォレスが狙われていることを知ったグルミットは・・・。
 相変わらずのイギリス風のウェットにとんだギャグセンスが光る作品。
 ただ、今回はやや意外性に欠けるというか、おぉ~といわせる見せ場、
 見せ方が無いのがやや寂しい。
 画質はかなり良い方。音声はまあまあかな。

2009年11月 8日 (日)

今日見たDVD

・スター・トレック
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/127分
 LOST/クローバーフィールドなどでブレイクしたJ.J.エイブラムス監督が
 コアファンが多い「スタートレック」の初期シリーズをリメイクというより再構築した映画。
 自らを犠牲に、800人の乗員の命を救った伝説のキャプテンを父に持つ
 若者ジェームズ・T・カーク。偉大な父親の道をたどることを決意した彼は、
 一士官候補生としてUSSエンタープライズ号に乗船する。ところが、宇宙へ出航した
 連邦艦隊の前に、父を亡き者にしたロミュラン人の巨大宇宙艦が現れ、
 エンタープライズ号をはじめとする艦隊は莫大な被害を受けてしまう・・・。
 旧シリーズのストーリーを軸に、絶妙な脚本でシンクロさせ、新たなるスタートレックの
 始まりを告げる構成には脱帽する。旧来のファンはかなり拍子抜けするかも
 知れないが、この物語によって登場人物はそのままに、旧来のとは違ったストーリーが
 展開されるのかもしれない。ファン必見の一作。
 それにしても、スポックの母が惑星から脱出する際にわざと転送されないように
 飛び降りた意味が分からない。エネルギーが無くて転送できる人数が少なかったとか
 の描写もなかったと思うし、余裕で脱出できる状態に見えたのですがね。
 映像はかなりのSFXがハイスピードな描写で高画質な部類。音声はSE音も元より、
 音楽もかなりの自己主張でハイテンション。

・グレムリン
 ワーナー/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/106分
 懐かしのジョーダンテ監督の悪のりモンスターコメディ。
 ビリーがクリスマスに父親からもらった不思議な生物モグワイ。
 キュートな表情と動きを見せるが、厳しい飼育条件を破ると凶悪なグレムリンに
 変身してしまうのだった・・。
 公開当時は、日本がバブル直前、アメリカは不況真っ最中で、自動車が
 輸出規制されたり、アメリカから変なジャパンパッシングが起こっていた時代だった。
 この映画にも、職を失った老齢者が、外国製品(ほとんどが日本製)を事ある毎に
 ののしっている。しかし公開時はもろに「日本製」という字幕だったが、このソフト化
 では単に「外国製」という字幕に変わっている。今だったら「中国製」にすると思うけど、
 なんか酷い扱いですね。まあさすがに表立ってはしなくなったのか?
 画質は古い作品にしてはかなりの高画質。甘さはあるけどあまり気にはならない。
 音声は5.1chになっているが、あんまし効果もなく普通かな。

・コンタクト
 ワーナー/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/106分
 アメリカからの輸入盤。この頃のワーナーブルーレイ安売りであんまし
 差はなくなったが、まとめて買うと安いのは変わらない。送料入れると
 やや安いかなー程度なんだけどね。
 天文学者カール・セーガン原作の映画化。ジョディ・フォスターが頑固な
 天文学者を演じている。
 電波天文学者エリナー"エリー"・アロウェイ博士は、幼い頃からある答えを
 求めて続けてきた。「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。
 やがて、そんな彼女の願いが本当に天に届いたかのように、そのメッセージは
 宇宙から送られてきた・・。
 かなり強引なストーリー構成だけども、妙な納得感がある映画。
 日本の北海道にあんな巨大なものを同時に作ってたらモロばれだろうという
 ツッコミがなつかしい。当時はバブルの弾けた直後だが日本が世界の工場の
 ような感じだったからなぁ。CGも今見るとモロわかりな酷いものだが当時は
 最先端だった。
 結局メッセージに従って作成した輸送機?は単なるメッセージ発信機のような
 感じで終わっている。あの機械はその後、どうなったのかは触れていない。
 画質はまあまあ。音声は普通か。

2009年11月 3日 (火)

今日見たDVD

・天使と悪魔
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/146分
 大ヒットしたダヴィンチ・コードの続編。とはいっても、前作とはほとんど
 つながりがないストーリー。
 カトリック教会の新しい教皇を選ぶ、ヴァチカンで「コンクラーベ」の最中
 候補者の4人の枢機卿が誘拐される。犯人はスイスから反物質を盗み出し
 ヴァチカンの爆破をもくろんでいた・・。
 前作からの登場人物は、ラングドン(トム・ハンクス)のみ。
 劇場公開版と8分長いエクステンデッド版を収録。
 謎解き自体はあんまし関係がないようなストリー。単なるアクション物になっている。
 ストーリー運びなどもかったるく、1作目よりは確実に落ちる。
 画質はまあまあ。音声は音楽がかなり効果的にサラウンドしていて面白い。

・ゴーストシップ
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/91分
 ホラー専門映画制作ブランド・ダークキャッスルの制作。
 悪魔が魂を集めるために、金塊を利用して人間たちをおびき寄せる船、
 ゴーストシップ。その船をサルベージ会社が回収に向かうが・・。
 ホラー自体はあんまし怖いものではない。グロいシーンも少ない。
 ホラーとしてはまあ平凡な作品。
 画質はやや悪い方。音声はあんまし凝ったものではない。

・センコロール
 アニプレックス/DVD/MPEG2/ドルビー5.1ch/25分
 個人制作の2年ちょっとを掛けたアニメーション。
 どこからともなく現れたモンスターと、それを操る高校生?の物語。
 着想は奇抜だが、ややストーリーが平坦であんまし面白くない。
 キャラは今時の若者風で、見慣れたもの。
 意味のないストーリー運びでもう一つ、ワクワク感が感じられないのがX。
 画質はまあまあ、音声は平凡。

2009年10月19日 (月)

今日見たDVD

ここんところ、気になるゲームソフトの発売が多くて、ブルーレイソフトは
かなり興味のあるもの以外は購入を控えている。
しかしゲームヘタレな自分には難しいものばかり・・。

・ラスト・ブラッド
 アスミック/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/90分
 プロダクションIG制作の「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写版。
 チョン・ジヒョン、小雪などの有名どころが出演。
 400年以上続く、オニと人類の争い。ついにオニが栄華を極める時、
 一人の少女が現れた・・・。
 アクションはマトリックス的なスローが描写が多くて、あんまし迫力が感じられない。
 最近はこのような過剰なスローシーンが多く見られるが、意味もなく多用すると
 安直に見えてしまうので考えてもの。
 ストーリー的には前半はアニメ版とほぼ同じだが、オニのような?バンパイヤの
 親玉的・女王的なオニゲン(小雪)との戦いがオリジナル的な後半が追加になっている。
 が、この後半戦は前半に比べると迫力もなく、あっさりと終わってしまうのが難点か。
 親玉というからには、クライマックス的に醜悪なモンスターが出るような感じだが、
 何もなく、強大なパワーの表現も少なくあっさりとやられてしまう。
 この辺りは小雪側が俳優のイメージ悪化を嫌って実現できなかったのではないか?
 と、思ってしまうほどだ。
 画質は良い方。音声は普通か。

2009年10月12日 (月)

今日見たDVD

・スフィア
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/134分
 政府からの緊急要請を受け、300年前に海底深く沈んだ宇宙船の調査に向かう
 学者チーム。彼らは船体で謎の球体“スフィア”を見つけるが……。
 マイケル・クライトン原作の海洋SFアクション。
 1998年制作にしては出演者がえらく豪華。筆頭はダスティン・ホフマン、
 シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソンなど。
 ジュラシックパークのクライトン原作だが、ややストーリーは拍子抜け。
 スフィアに取り込まれたメンバーが、夢に見た事が現実に起こる事を知り、
 他人を信じられずに疑心暗鬼に劣るのだが、緊張感はそれなりにあるが、
 どうも他人行儀に感じてしまい、乗れない。
 見どころも謎の球体のみで、特に凝ったシーンはないのが問題か。
 巨大イカの襲撃場面は、出現シーンを期待したが、単なる音と破壊シーンのみ。
 で、全く見せずじまい。もったいない。
 画質はまあまあ、音声も派手なシーンがないため、おとなしめ。

・親指ゴットファーザー/親指フランケン
 SPO/DVD/MPEG2/ドルビー2.0ch/31分
 「親指ウォーズ」「親指タイタニック」などで親指人形劇爆笑パロディ映画を作成した、
 スティーヴ・オーデカーク監督作品。1本999円出投げ売りしていたので購入。
 さすがに5・6作目にもなるとマンネリ気味で、ギャグも冴えずで、パロディ的な
 ストーリーもまったく面白くなくなってしまっている。単なる有名作品に載っかった
 だけの作品に成り下がってしまったのが残念。
 画質はDVD初期のビデオ作品なのであんまし良くない。音声も言わずもがな。
 この2本は普通買う必要は全くありません。

・ドラキュリアIII 鮮血の十字架
 アートポート/DVD/MPEG2/ドルビー5.1ch/91分
 ウェス・クレイヴンがちょっとだけ関わっている、ドラキュラ映画の3作目。
 親指・・と同じく、999円で投げ売りのを購入。
 1・2作目は覚えがないのだが、まあ傑作でないことは確か。
 この3作目は、ストーリーはかったるいし、よく分からないで終わってしまう。
 親玉役でルトガー・ハウワーが出ているのだが、さすがに年取ったのか
 出番も少なく、動きも鈍い。まあ、普通は見んでも良い映画だね。

2009年9月27日 (日)

今日見たDVD

・ヤッターマン
 バップ/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/111分
 ギャグTVアニメシリーズを三池崇史監督で実写化した劇場版。
 モロTVシリーズそのもののノリで制作してあるのに驚いた。
 キャラクターもそのまま、出てくるメカなどもCGをうまく使用して
 非常に再現性が高い。漫画、TVアニメなどの原作から映画化した作品では
 ろくなものがないが、かなり頑張っていてイメージ通りなのがすごい。
 ドロンボー一味の配役ははまり役だが、ヤッターマン側と博士の娘役が、
 かなり棒読み演技で鼻につくのが唯一の残念かも。
 画質は最近のだけあって良い方だがややソフト的。もう少しかっちりとした画質
 でも良かったのでは?音声はドルビーTrueHDで、迫力はあるが、おとなしめか。

・ガンダム OP/EDコレクション1
 バンダイ/DVD/MPEG2/リニアPCM2.0ch/80分
 歴代のガンダムTVアニメシリーズのOPとEDを集めた作品集。
 Vol1では、「初代ガンダム」~「ターンAガンダム」までを収録。
 放送されたバージョンをすべて収録しているが、ノーテロップのもの。
 タイトル曲の歌詞が字幕で出るように出来る親切設計。
 この手のは、テロップ有り無しで雰囲気が変わることもあるので、
 一概には言えないが自分は見た時点でのイメージに近いテロップ有りを
 収録が望ましいと思う。
 初代以外のみリアルで見たくらいで他は再放送でもほとんど見ていないので、
 何とも言えないが、TVシリーズ、OVAとかガンダムだけでもかなりの種類が
 あるんですねぇ。Vol2なんか見たこともない作品ばかりなので買いませんでした。
 テーマ曲の歌詞も英語混じりなども多く、やけに難しくて覚えきれないような
 気がするんですが・・。単に年取っただけなのかなぁ。

2009年9月23日 (水)

今日見たDVD

・ゴジラ ファイナル ウォーズ
 東宝/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD6.1ch/125分
 ゴジラ平成シリーズの最終映画で、最後のゴジラ?映画。
 世界中で10体以上の怪獣たちが同時に出現し、破壊を開始する。
 国連地球防衛軍は総力を決し挑むが、防戦一方となる。そのとき、
 X星人と名乗る円盤が現れ、怪獣たちを消滅させ、平和の使者と名乗るが・・。
 なに、このぶっちゃけた設定は?平成末期の作品群はあんまし見ていないのだが
 1965年作品の怪獣大戦争のストーリーを軸に、東映の戦隊シリーズ+昭和末期の
 東宝怪獣シリーズの様相になっている。
 特撮は最近の作品だけあって、まあまあ良いが、カット数が半端じゃない。
 CGなどで、かなりのカットをこなせるとはいえ、結構な数の特撮セットじゃなかろうか。
 ジャニタレ、外人も多数出演、ケイン・コスギなどのアクションスターもそろえて、
 国際色豊かな?作品に仕上げている。まあ、見始めてストーリーがあまりにも
 従来の作品とはかけ離れ突飛すぎて唖然として目を白黒させたのも確か。
 画質はまあまあ、音声も邦画にしては効果は今ひとつだが珍しく6.1chで収録。

・20世紀少年 第2章 最後の希望
 バップ/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/140分
 浦沢直樹のベストセラー漫画の映画版第2作。
 「血の大みそか」から15年後の西暦2015年。人類滅亡計画はケンヂ一味の
 仕業とされ、”ともだち”は世界救世主とされていた。ケンヂの姪のカンナは
 新しく出てきた「しんよげんの書」の存在に翻弄され始めていた・・。
 三部作の2作目ということもあって、大きな山場もなく、特に大きな場面もない。
 1作にあった、大スペクタクル場面もなくて拍子抜け。話もかったるくてダメだね。
 2作目って制作せず、2部構成にしてもあんまし影響はないんじゃないだろうか?
 画質はややソフトなイメージ。カッチリとした画ではない。
 音声は大きな山場もないので、目立った動きが無くて、サラウンドの効果は薄い。
 TrueHDに加えて、DTSマスターオーディオも追加になって選べるようになっている。
 最近どっちも入っているのが多いが、あんまし意味はないと思う。
 DTSマスターオーディオの方が迫力があるように聞こえるが、あくまで演出の違い
 であろう。

2009年9月21日 (月)

今日見たDVD

・レッド・クリフ Part II 未来への最終決戦
 エイベックス/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/144分
 ジョン・ウー監督のヒット作、レッド・クリフのパート2。
 三国志の前半のハイライト、赤壁の戦いを描く。
 2時間半近くあるが、だれることはなかった。圧倒的な物量を駆使した
 映像の洪水がものすごい。やや一般に知られるストーリーとはかなり変えてある
 のが気に掛かる。結果は解りきっているし、まあ些細なことではあるが。
 画質はかなりの高画質。音声はメイン戦闘シーン満載という事もあって、
 かなりの大迫力。

・ゴジラVSビオランテ
 東宝/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/105分
 あんまし評判の良くない新生ゴジラシリーズの第2弾。
 新宿での死闘の際のゴジラ細胞を巡っての争いが中心。
 やや硬派なストーリー展開。しかしスーパーXのデザインって
 いつ見てもダサいね。もっと未来を感じさせるものに出来なかったのでしょうか。
 画質は1980年位の作品にしてはかなり良い方。解像度感は少ないものの
 すっきりとしたソフトなイメージ。音声は疑似5.1chで、あんまし効果は少ない。

・チョコレート・ファイター
 東宝/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/92分
 日本やくざのマサシは敵対するタイのマフィアの幹部の愛人と懇意となり
 ゼンという娘をもうける。自閉症を煩ったゼンだが、アクションビデオの物まね
 で、アクション技を習得するという得意技があった。
 白血病を患った母親の治療代を稼ぐべくだいの大人たちに立ち向かっていくが・・。
 末場の安映画のような雰囲気がただようタイのB級アクション。
 阿部寛がやくざの父親役を演じている。少女もので最近のものとしては
 かなりのハイスピードなアクション。画質はまあまあ。音声も普通。