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2010年5月23日 (日)

今日見たブルーレイ

・2012
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/158分
 2009年、トップクラスの科学者のチームは、地球が間もなく滅亡に向かっている
 という事実をつかんでいた…。
 2012年というのは天文学や歴に秀でていた古代マヤの歴が2012年12月21日
 で終わっていて、この日で人類は滅亡する?という説による。
 ローランド・エメリッヒ監督のディザスタームービー。
 最近は大作が多いけど、見かけばっかりの中身なしで困ったもの。
 ご多分に漏れず、この作品も似たような感じ。
 火山噴火、大地震など天災の描画は大迫力だが、ストーリーも薄っぺらく大味。
 そのくせ、3時間近い長時間なのは座り続けるのも大変だ。
 画質はかなりの高画質。音声は迫力満点だ。

・ワイルド・スピードMAX
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/107分
 トレーラー強奪犯として指名手配されている凄腕のドライバー、ドミニク
 (ヴィン・ディーゼル)。LAから逃亡した後も、南米で恋人のレティや仲間とともに
 強奪を繰り広げていたが、ある事件をきっかけに麻薬組織への復讐を誓い、
 再びLAに舞い戻ろうと決意する。
 ワイルド・スピードの4作目。2~3は1作目とまったく無関係な物になっていたが
 4作目にして、1作目の続編となる。1作目の出演者・スタッフもほぼ再集合している。
 アクション俳優にしてはアクションが少ない?ヴィン・ディーゼルだが、車の運転が
 主なのでアクション的にはもう一つ。カーレース的なアクションシーンも少ないので
 少々物足りなさも感じてしまう。画質はまあまあ、音声は迫力はある。

・かいじゅうたちのいるところ
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 マックスは8歳になる男の子。ある晩、ママに怒られて、泣きながら家を飛び出した。
 通りを抜け、林を抜け、気がつけば見知らぬ浜辺。マックスは目の前にあったボート
 に飛び乗り、荒れ狂う波を潜り抜け、やがてボートはひとつの島にたどり着く。
 島の奥へと入っていくと、見たこともない大きな体のかいじゅうたちが・・。
 アメリカを代表する作家モーリス・センダックの絵本の映画化。
 実際の絵本のかいじゅうたちはややグロテスクな雰囲気だが、
 映画の中のかいじゅうたちは丸っこくてソフトなイメージになっている。
 でも幼児向けの絵本のストーリーな為か、自分的にはあまり乗れなかったな。
 画質はまあまあ、音声はややおとなしい。

2010年5月 5日 (水)

スター・ウォーズ全作品がNHKBSハイビジョンで7月登場!ブルーレイは来年秋?

5/1は5.1chの日?ってことで、NHKBSのハイビジョンチャンネルで
5.1chサラウンド特集をしていたんですが、その中の映画の紹介で
NHKBSハイビジョンでスター・ウォーズ全6作品ノーカット5.1chで7月登場!
との紹介がありました。

過去にはWOWOWで5.1chで放送したことがありますが、
ブルーレイレコーダー購入前だったので、これは素直にうれしい。
でももっと5.1chでの放送を増やして欲しいですね~。

以下によるとブルーレイ発売の制作が始まったようで、来年秋?には出るようです。
世界同時発売って書いているので、本命のロスレス音声の大迫力が楽しみです。
映画番長の銀幕旅行:スター・ウォーズ (Blu-Ray)
http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/bancho_1193.html

今日見たDVD

・スペル
 ギャガ/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/99分
 銀行のローンデスクで働くクリスティン・ブラウンの前に現れたジプシー風の老婆。
 クリスティンは、彼女の3度目の不動産ローンの延長願いをキッパリと断る。
 すると老婆は態度を豹変。激怒し、飛び掛ろうとしたところを取り押さえられ、
 その場を追いやられた。その夜、仕事が終わり駐車場に向かったクリスティンを
 あの老婆が待ちうけていて敵意むき出しに掴みかかる。
 薄れゆく意識の中、聞きなれない呪文のようなものを聞くが、その夜から…。
 監督はスパイダーマンでメジャー入りしたサム・ライミ。久々のホラー物。
 中々スピーディーな展開で飽きさせないのはさすが。
 老婆役の演技がかなりしつこくてコワい。
 後不満は主演のヒロイン役の女優さんが地味な今一つな顔立ちで、脇役ならともかく
 主演を張るような雰囲気を持った人じゃないんだよね。配役ミスのような気が。
 しかしスパイダーマンのヒロインもとても主役級の雰囲気ではなかったし、
 サム・ライミ監督の好みなのか?(笑)
 画質はまあまあ。音声はビックリさせる音響かなりどハデ。

・フォース・カインド
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ5.1ch/98分
 アラスカ州ノーム。不眠者数300人以上。行方不明者数アラスカ州最多・・。
 アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。
 2000年10月、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士のもとに、
 不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、
 催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとし、カメラが捕えたのは、
 これまで誰も目にしたことのない映像だった・・。
 バイオハザードでアクション物一辺倒になったミラ・ジョヴォヴィッチが主演の
 心理学者役をしているが、ほとんど喋るばかりでアックションシーンはない。
 ドキュメンタリー風の心理スリラー物というべき物だが、あんましコワくはない。
 しかも問題のカメラのシーンもただ単に患者が暴れているような物ばかりで、
 何これ?という感じ。全く面白くない。ラスト付近で自分の娘が失踪するが、
 宇宙人の仕業と言い切るところも、説得力が無く、興ざめ。
 究極の超常現象スリーラー、さらにミラ・ジョヴォヴィッチが主演という宣伝コピー
 にだまされたような感じだ。
 内容中に本物の?当の心理学者がインタビューのシーンと、演技のシーンが
 並んで写されて表現しているが、意味はあるのか?この当の心理学者の顔が
 幽霊のような顔つきで、いわば鬼太郎の母親のような顔つきなんだが、
 この方がコワい。画質は普通の下か。音声は驚かすような音声はあるが、普通。

・ヘイロー・レジェンズ
 ワーナー/ブルーレイ/AVC/ドルビーデジタル5.1ch/118分
 XBOXで大ヒットしたFPSゲームのHalo(ヘイロー)をアニメ化したもの。
 内容は、Haloの世界観をオムニバス形式で自由に考えたもの。
 あまりゲームとは関係が無いようだ。ギャグものあり、本格的な3DCG、
 単なる2Dアニメと多彩だが、内容に統一感が無く、よく解らないものと
 なっているのが惜しい。
 画質はまあまあ、音声はワーナーお得意のDVDと同じドルビーデジタルのみ
 という貧弱なもの。

2010年5月 3日 (月)

今日見たDVD

・カールじいさんの空飛ぶ家
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/96分
 カール・フレドリクセンは元風船売りのおじいさん。仕事も引退し、亡き妻のエリーとの
 思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていたがトラブルを起こし、老人ホームに
 強制収容させられることに。彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を
 果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。
 大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った・・・。
 ピクサー制作のハートウォーミングな作品。やや内容は普通すぎるような気がする。
 意外性も少なく、大きな山場も少ない。
 画質はまあまあ。音声は6.1chだが派手なシーンも少ないためか普通。

・狼男アメリカン
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/98分
 HDDVDで出ていたがようやくブルーレイ版が登場。
 アメリカ人バック・パッカー、デヴィッドとジャックがイギリスの郊外でパブに
 立ち寄ったが、地元の人々に奇妙な警告を受ける。
 「真直ぐに道を行け」「荒地は危険だ」「月に注意しろ」と…。
 釈然としないままパブを出た二人は夜の闇の中を歩き始めたが気が着けば
 “荒地"に迷い込み、夜空には“満月"が。そして不気味な遠吠えが聞こえ、
 “獣"が二人の跡をつけ始めていた…。
 ジョン・ランディス監督の、狼男ホラー。軽妙なコメディタッチながらも、ツボを押さえた
 演出でかなりの出来。ラストのロンドンでのクライマックスの演出がすばらしい。
 30年前の作品だが、画質がかなり良い。音声もハデ目。

・タイタンの戦い
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ2.0ch/118分
 リメイク作品が公開中だが、ストップモーション・アニメの巨匠レイ・ハリーハウゼン
 が手がけたラストの作品。
 人として生まれたゼウスの息子勇者ペルセウスは、愛するアンドロメダを
 女神テティスの怒りから救うため、己の宿命が命ずるままに旅立つ・・。
 ハリーハウゼンの最後の作品だが、出来は一番良くない。特撮シーンも
 一本調子で、驚きが少なく、ストップモーションと実写の吹き替えシーンが
 交互に出たりしてかなり演出に難がある。ストーリー構成もかなり退屈で
 118分は長すぎたのではないか。
 画質はまあまあ、音声は2.0chということもあって、おとなしい。

2010年4月 4日 (日)

今日見たDVD

・ATOM
 角川/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/94分
 天才科学者テンマ博士は事故で命を落とした愛息、 トビーの身代わりにと
 最新型ロボットを作る。姿はそっくりで、記憶もトビーのまま。
 仲間のお茶の水博士が開発した<ブルーコア>という究極の未来型エネルギー
 を搭載。 でも結局はロボット、息子の代わりにはならないと、テンマ博士は
 彼を追い出してしまうが・・・。
 手塚治虫の代表作である「鉄腕アトム」をCGアニメ映画化したもの。
 やはりというか外国で作成すると、元のイメージからかなり変わってしまう。
 キャラは手塚プロで監修したせいか、かなり似通ってはいるのだが・・。
 CG映像は綺麗だし、それなりにまとまってはいるのだが、なにか物足りない
 感じがしてもうひとつ乗り切れない。CGで3D立体化して表現されても何か
 軽く感じてしまう内容の薄さからであろうか。
 自分なりの考えるアトムの本質は、理想を掲げても現実の壁にぶち当たり、
 10万馬力を誇る何でも出来るはずのロボットでさえも、出来ないことがある
 現実に苦悩する姿に共感するからではないだろうか。
 画質はかなりの高画質。音声は普通程度。

・ファイナル・デッドサーキット3D
 ポニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/82分
 大学生カップルのニックとローリは、友人のジャネットとハントと一緒に
 サーキット場でのダブルデートを楽しんでいた。そしてレースが最高潮を
 迎えたその瞬間、ニックは突然恐ろしい予知夢を見る。
 一台のレースカーがクラッシュしたのをキッカケに、後続車が次々と
 巻き込まれ、コースは火の海に。さらにハジけ飛んだタイヤや燃える車体の
 残骸がスタンド席に襲い掛かり、逃げ惑う人々を容赦なくなぎ倒していく。
 サーキット場は大パニックに陥り、一瞬にして血の惨劇の舞台へとその姿を
 変えるのだった…。
 ファイナルディストネーションの最新続編。とはいっても前作までの繋がりはなく
 全く別物。ストーリーのコンセプトのみ引き継いだ感じだろうか。
 さすがにストーリーも内容も今一歩な感じが拭えない。
 恒例のグロ度も痛い描写が多いためか、かなり控えめ。
 はやりの3D版も同梱だが、赤青めがね版なので見ても意味はない。
 画質、音声共に普通か。

・くもりときどきミートボール
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/90分
 フリント・ロックウッドの夢は偉大な発明家になること!しかし、発明は失敗続きで、
 みんなに迷惑をかけてばっかり…。そんな彼の住む港町では、
 海で取れるイワシが主食の日々。イワシ料理にウンザリしていた町の
 みんなのため、フリントはコップ1杯の水を好きな食べ物に変える
 <食べ物マシーン>を発明するが・・・。
 ソニー自ら3DCGアニメを制作するスタジオを設立?し、制作した3Dアニメ。
 内容はよくあるお子様向けのファンタジー系のポップアニメといったところか。
 ストーリーも内容も今ひとつ。キャラもどこか見たことのあるようなものばかり。
 画質、音声も普通。元は3D映画だが、2D版での発売。

・コララインとボタンの魔女
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/100分?
 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督作の3Dファンタジーアニメ。
  オリジナル版では主役のコララインは、あの名子役として名高いダコタ・ファニング
 が演じている。日本では2月辺りに公開されていた、3D人形アニメ。
 2月中にUKアマゾンから、購入していたもの。ユニバーサルピクチャーズ制作なので
 日本語版も入っているかな?と注文したが、見事に入ってなかった。
 細かいストーリーなどはあまり理解できなかったが、そのダークな世界観は
 かなりの完成度を見せる。人形アニメの動きが舞台背景を含めてそれはもう、
 病的にきめ細かい。
 でもかなりのマニア向けな内容なので一般向けとしてはダメだろうなと感じてしまう。
 公開されただけでも奇跡的なのかも。
 画質は超が付くくらいの高画質。音声は普通。

2010年1月31日 (日)

今日見たDVD

・アドレナリン2ハイボルテージ
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/96分
 アドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入されたシェブ・チェリオス。
 ヘリコプターで格闘の末、空から落下。前作で最期を迎えたかに思えた。
 その直後、瀕死の状態のまま見知らぬ組織に拉致され、心臓を奪われ代わりに
 移植されたのは、なんと充電しないと止まってしまう人工心臓だった・・。
 そのぶっ飛んだ内容で一部のマニアに受けた「アドレナリン」の続編。
 引き続いて心臓を奪われた主人公をジェイソン・ステイサムが演じている。
 というかこの人がやらないと意味がないような映画ではある。
 内容はさらにぶっ飛んでいて、人工心臓に電気を送り込むために直接電線から
 感電して補充したり、さらにもっとエロ丸出し状態になっている。
 こりゃリビングでは見られない内容ですわな。
 そのくせレーティング制限がない(ALLOK?)なのが笑えます。
 画質はまあまあ、音声はどハデだけど今ひとつのような。

・THIS IS IT!
 ソニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/111分
 最期のコンサート”THIS IS IT”がリハーサル映像により奇跡の映画化!
 今年の夏、ロンドンのO2アリーナで開催されるはずだったマイケル・ジャクソンの
 コンサート”THIS IS IT”。そのリハーサルを映画化したもの。
 リハーサルの撮影を編集したものなので、普通のコンサート映画を期待していると
 スカを食う映画。まあそんなことはみんな分かっているんでしょうけど。
 才能の片鱗は念入りなリハーサルを見てもよく分かる。全く惜しい。
 せめてあと10年長らえていれば・・・。
 画質はややボケ気味の場面もあるが、良好。音声はかなりリアル。

2010年1月24日 (日)

今日見たDVD

・トランスポーター3アンリミテッド
 アスミック/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/104分
 プロの運び屋、フランク・マーティンは、凶悪な依頼人・ジョンソンの仕事を一度は
 断るものの、不意打ちされ、目が覚めると手首に“愛車から20m離れると爆死"
 という罠が仕掛けられていた。そして強引に“赤い代物"を運ぶ依頼をされるが・・。
 フランスのリュック・ベッソン制作のカー・アクション物3作目。
 ストーリーはまあまあの出来。2作目よりは良いんではないか。
 あっと驚くシーンはないがカーアクションもそれなり。ただ、ヒロイン役の女性が
 とても美人には見えず、華もへったくれもないんだけど、向こうではこういうのが
 好みなんだろうか?唯一の残念。
 画質は普通。音声はアクションシーンはかなりハデ目だけど、迫力は無いように
 感じた。

・ウィッチマウンテン地図から消された山
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/98分
 宇宙から来た円盤が砂漠に墜落する。ネバダの荒野を横切るハイウェイを
 ひた走る一台のタクシー。後部座席に乗っているのは緊張した面持ちの少年と少女。
 手にしたナビゲーションシステムのようなハイテク・マシンで目的の方角しか
 告げない不思議なふたりに、ドライバーのジャックは不審に思いつつハンドルを握るが・・。
 1975年公開の『星の国から来た仲間』のリメイクもの。ドウェイン・ジョンソンが
 タクシー運転手役で出ている。1975年版のは見た覚えがないなぁ。
 内容はディズニーお得意のファミリー映画っぽく制作しているためか、
 内容が平坦で、今ひとつの出来。それなりの見せ場はあるんだけどねぇ。
 画質は普通。音声も普通か。

2010年1月11日 (月)

今日見たDVD

・トランスフォーマー・リベンジ
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/150分
 ガールフレンドのミカエラから遠く離れて大学生活を送るサム。
 ある日、当時身につけていた服に残っていたキューブの破片に触れたことから
 奇妙な“サイン"が見えるようになる。それは、古代ピラミッドに秘められた、
 ある恐るべき暗号を示していた。一方その頃、全滅したはずのディセプティコンの
 生き残りが、無数の仲間を率いて世界各地に侵入を始める・・・。
 マイケル・ベイ監督の大ヒット作の続編ロボットCG映画。
 前作のしょうもないギャグを連発して、しらけさせていた名演技?はなりを潜めた
 ストーリーだが、前半はやや退屈気味。ものすごいロボットCGも見慣れてしまえば
 ただの飾り物。さすがに後半から一気に息をもつかせぬアクションシーンの連続は
 さすがといわせる演出ですごいものがあるが、前作に比べたらややカルタシスも
 少ない目。やっぱ前半のストーリーの流れが惜しまれる。全150分をもう少し
 整理し、時間が短ければもっとスピーディーになったかも知れない。
 画質はかなりの高画質。音声も後半からど派手な演出が楽しめる。

・ノウイング
 ポニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/122分
 50年前に埋められたタイム・カプセルから発見された、謎の数列のメモ。
 そのメモを手に入れた宇宙物理学者ジョンは、その数列には一定の法則が
 あるのではないかという仮説を立て、偶然“299691101"という数字のブロックに
 目を留める。それは、アメリカ同時多発テロが起きた日付と犠牲者の数にぴったりと
 一致していたのだ。他の数列も調べていくうちに、そのメモには過去50年間に起きた
 あらゆる大惨事の日付と犠牲者の数が書き記されているという驚愕の事実が判明する。
 そして、それは過去だけでなく未来に起こる大惨事をも暗示していた・・・。
 ニコラス・ケイジ主演の「2012」と同じようなディザスター映画と思いきや、
 人類滅亡(映画の中では本当に滅亡してしまう)の暗示を解くホラー仕立てな
 映画だった。ストーリー展開は最近のニコラス・ケイジ作品ではまあまあか。
 さすがにラストはスピルバーグしているのが何ですが・・。この辺でがっかりな人
 はダメでしょうなぁ。まあ途中で分かっちゃったけども。
 画質はまあまあ。音声はリアル指向か。

・ナイトミュージアム2
 フォックス/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/105分
 ニューヨークの自然史博物館の夜警だったラリーは、夜警の経験から役立つグッズ
 を思いつき、売り出すと馬鹿売れで、専門の会社設立により夜警を辞めていた。
 そこにミニチュアのカウボーイ、ジェデダイアから助けを求める電話が入る。
 実は、自然史博物館ではリニューアルに伴い不要になった展示物の多くが
 ワシントンのスミソニアン博物館の倉庫へ移送されたが、不思議な力をもつ
 “魔法の石板"も一緒に運び込まれてしまったために、あらゆるものが
 生き返ってしまうというのだ・・。
 名コメディアン、ベン・スティラー主演の博物館どたばたコメディの続編。
 まず映画の設定からしてかなり欠点な部分が多すぎるような気がする。
 前作とは打って変わって、ダメ親父ではなく、アメリカンドリーム成功者として
 始まる。(ここがまず疑問)何をしてもダメな親父が右往左往するのが
 この作品のコメディの原点ではないか?それを崩してしまうとストーリーの幅が
 広がらないような気がする。第2が前作から出ているのはまあ人形役は
 別にすると主人公と息子とNYの博物館の館長役のみ。
 これはちょっとがっかり。NY博物館の展示物+スミソニアン博物館の
 展示物になって、メンバーが大幅に増えて収拾がつかなくなってしまっている。
 どっちにしても、今一歩な作品。画質はまあまあ。音声も普通か。

2010年1月 4日 (月)

今日見たDVD

・ドゥームズデイ
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/113分
 2008年、人類を滅亡へと追いやる死のウイルスがスコットランドに蔓延。
 政府は巨大な壁をつくり、感染者たちを隔離した。その後今度は過密都市
 ロンドンに死のウイルスが猛威をふるい始めた。政府は壁の中に生存者が
 いることを知り、抗ウイルス剤があるに違いないと判断。
 凄腕の女戦士エデン・シンクレアを隊長にスペシャルチームが組まれ、
 選りすぐりの精鋭たちが送り込まれるが・・。 
 この主演女優:ローナ・ミトラはどこかで見たような顔だと思ったら、
 アンダーワールド:ビキンズで主演していた女優さんだった。
 ストーリーはよくある死のウィルスがはびこり、隔離地域に閉じこめるが
 外にも広がりはじめて、最初の地域に生存者が居るので、調べに行く・・。
 といったもの。よくあるアクションシーンばかりだし、結果も同じようになってしまう。
 しかし隔離された地域に住んでいる人はどうして、どの作品もマッドマックス2と
 同じ格好、暴力志向になるのか?廃退後の世界でのアクション物いえば
 こればっかりになってつまらないなぁ。
 画質はまあまあ、音声は迫力はあるが一本調子だねぇ。映像の内容がみな同じ
 ような感じだから仕方がないか。

・ファイナル・ディスティネーション
 ハピネット/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/98分
 修学旅行で乗り込んだ飛行機の中で、飛行機が爆発する夢を見たアレックス。
 大騒ぎして仲間たちとともに降ろされるが、その直後、本当に飛行機が爆発してしまう。
 飛行機事故から逃れた数人は、その後、1人づつろくでもない方法で死に至るが・・。
 大惨事を逃れたグループがその後、死神に狙われて、無惨な死に至るといった
 人気シリーズの最初の映画。まあ一番グロっぽくない方か。話も破綻していない。
 続編はグロまっしぐらになっちゃたし。(笑)
 画質は普通。音声はロスレス音声が生々しい。

今日見たDVD

・G.I.ジョー
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/118分
 極秘に世界中から集められた、最も優秀な兵士たちで構成される精鋭攻撃集団
 がG.I.ジョーだ。しかし鉄を食い荒らすビールス・ハイテク秘密兵器が、謎に包まれた
 悪の組織“コブラ"がその兵器を奪い、世界を混乱に陥れようとしていた・・。
 ハイテク兵器を使用するもの同士で戦う、戦隊シリーズのような映画。
 CGとの融合によるアクションはかなりスピーディ。だが、ストーリーが同じシーンばかり
 が続くためかやや単調気味。見終わって何も残らないなぁ。
 画質はまあまあ。音声はアクション物だけあってかなりどハデ。

・崖の上のポニョ
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/101分
 海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日クラゲに
 乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで
 困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。宗介のことを好きになるポニョ。
 宗介もポニョを好きになるが・・・。
 宮崎駿の最新アニメ映画。もろに子供向けのおとぎ話になっている。
 ストーリー的には絵本1冊分をそのまま映画にしたような感じだろうか。
 絵本好きな人にはたまらないかもしれない。重厚なストーリーを望む人々から見れば
 中身なしの映画に映るだろう。でもこのようなストーリーでも、今回のは色使いも
 かなりどハデで、絵も何かしら常に動き回わっている絵も非常に細かい、細かい。
 こういった単純なものでも、積み重ねで101分も保たせられるんだなぁ、
 と思えるのが正直すごいところがも知れない。
 画質はもう超が付くほどの超弩級でブルーレイの能力を生かし切ったような
 圧倒的な高画質。この先、他の宮崎作品のブルーレイ化が楽しみだ。
 音声はややおとなしめだが、多くの種類の音が四方八方から楽しめる。

・ボルト
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/96分
 ボルトは飼い主の少女ペニーを守る為に改造されたスーパードッグ。
 車よりも早く、ヘリを飛び越え、破壊力抜群の吠え声で悪の軍団と闘っています…。
 でもそれはTVドラマの中のお話。ハリウッドの撮影スタジオで育てられたボルトは、
 ドラマの世界を現実だと信じ込んでいたのですが・・・。
 ジョン・ラセター監督のCGアニメ映画。
 ディズニーお得意のファミリー向け動物CGアニメだが、アクションシーンなど
 結構ハデ目で、人間と犬・ペットの関係やギャグなどストーリー的に面白く
 だれずに見れて良かった。ちょっと全体的に地味目なのが損していると思う。
 画質はCGアニメ特有のカッチリ、クッキリの高画質。音声はドラマ内容に
 合わせても結構ハデ。

・ファイアボール
 ディズニー/DVD/MPEG2/ドルビー2.0ch/23分
 CSのディズニーチャンネルで放送された、日本製CGアニメ。
 3分間番組なので、13話で23分しかない。
 ロボットの惑星の外界から隔離された無機質なお屋敷で展開する、
 フリューゲル家のお嬢様ロボット【ドロッセル】と忠実な執事【ゲデヒトニス】、
 2体のロボットによる他愛ない会話のみでつづる番組。
 単なる会話のみな内容なので動きもあまりなく、キャラのみの番組だろうか。
 ナゼか評判となり、夏発売分は少数販売ということもあってすぐに売り切れて
 手に入らず。ウィンターバージョン(中身は一緒)としてフィギュア付きで
 限定販売にせず発売になったもの。
 画質はDVDでもCGということもあって、高画質だが、やや甘めか。
 音声はドルビーステレオのみ。まあほとんど会話しかないので仕方ない
 というべきか。