カテゴリ「映画&感想」の121件の記事 Feed

2008年11月 3日 (月)

今日見たDVD

・ULTIMATE MATRIX COLLECTION(輸入盤)
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD5.1ch
 日本では12月に発売のマトリックスのBOXセット。
 しかも、日本版では「アニマトリックス」が入っていない3枚組みだが
 米国版は本編3作+アニマトリックス+メイキング2枚+デジタルコピー
 という7枚組み。デジタルコピーは米国本国しか認証しないのでX、
 メイキングも字幕無しなのでXで、日本では実質4枚組みしか意味はない。
 しかもどういう訳か、アニマトリックスの特典は字幕設定はあるのに、
 日本語が出ず、リセットされてしまうようだ。これが日本ではアニマトリックス
 がBOXセットから外された理由かも・・。
 実売約75ドル+送料10ドル少々なので、85ドル前後の値段。
 今なら円高だからさらにお得で日本円にして8500円程度で買える。
 日本語版はAmazonで予約11000円台だったから、2000円位の
 節約というのが微妙なのと、STANDARD時の送付に20日程度掛かる
 のが待てるのであれば超お奨め。
 パッケージや解説は英語でどうにもならないが、
 再生したら、すべて日本語対応のユニバーサル仕様DISKなので安心だ。
 特典は本編収録以外は日本語は無理だが、イラネという人は気にしなくても
 良いと思う。
 ・マトリックス
  SW以来のターニングポイントのような作品。
  話の内容といい、特撮の見せ方といい、新しい要素を生み出した傑作。
  画質は普通よりやや下か。あんましカッチリとした画ではない。
  内容は1年以上前に発売済みのHDDVD版と同じらしい。
  1年以上後に発売のくせにそのまま再使用するワーナーにはがっかり。
  音声はTrueHDでドルデジよりは迫力はあるが、かなりショボイ。
 ・マトリックス リローデッド
  ストーリーは今一歩的な内容。作る意味があったのだろうかと思う。
  画質は1作目と同じような感じ。普通よりやや下か。
 ・マトリックス レボリューションズ
  シリーズ完結編。これもストーリーは今一歩的な内容。
  しかし圧倒的な映像の洪水がすばらしい。
  画質はやや良い方。1・2作目よりはマシ程度。
 ・アニマトリックス
  マトリックスのサイドストーリー的なアニメーションオムニバス作品。
  画質は良い方。しかし音声が手を抜いたドルデジのみ。
 

2008年10月26日 (日)

今日見たDVD

・シューテム・アップ
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/DTSマスターオーディオ7.1ch/87分
 ロングコートでニンジンを一囓りしていたスミスはギャングが妊婦を
 追いかけ回していた。その妊婦を助けるが、産気づき、赤ん坊を産み落とす。
 しかし、妊婦は流れ弾に当たって死んでしまう。残された赤ん坊を必死に
 守ろうとするが・・。
 スピーディなガンアクション映画。とにかく次から次へと撃ちまくる。
 一本のストーリーは通ってはいるが、有って無いようなもの。
 連続的にかなり主人公に有利になるのはお約束。
 ただ、内容が濃いかというと、正直見終わっても何も残らない。
 頭空っぽで、あっさり目な映画が見たいときにドウゾ。

・眠れる森の美女
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ7.1ch/75分
 シャルル・ペローの童話のアニメ映画。古き良き時代最後の大作。
 ものすごくきれいなレストア。立体感のある映像美はディズニーの職人
 ならではのもの。

・ナイトメア・ビフォア・クリスマス
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD7.1ch/76分
 ティム・バートン制作の人形アニメ映画。
 何より映像と音楽の一体化がすばらしい。音楽も憶えやすくて面白い。
 映像はまあまあ。音声は7.1chだが、効果は少ないような感じ。

2008年10月 6日 (月)

今日見たDVD

・ジャンパー
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/89分
 気の弱いいじめられっ子のデビッドは川で溺れかける。と、その瞬間、
 図書館へと空間移動・テレポテーションする。どこでも自由に移動できることを
 知ったデビッドは、ニューヨークの銀行から大金をかすめ取る。
 彼がジャンパーで有ることを知る謎の男ローランドが現れ・・・。
 SW2・3のヘイデン・クリステンセン主演のSFもの。
 う~ん、アイデアはいいんだけど、もう一つ乗り切れないストーリー。
 単に他とは違う力を持った人々を排除するだけの組織との戦い?に
 終始するだけでは、ちょっとね。

・遊星からの物体X
 ユニバーサル/HDDVD/AVC/ドルビーデジタルPlus5.1ch/89分
 ジョン・カーペンター監督のSFモンスターものの傑作。
 遙か昔に宇宙から南極に落下した空飛ぶ円盤のどんな生物にでも
 同化してしまう「生き物」がノルウェー隊に発見されるが、生き返り
 全滅させられてしまう。同化した犬がアメリカ隊の基地に追われてやってくる・・。
 ロブ・ボッティンが作成した、醜悪なエイリアンの造形が見事。
 カーペーンター監督のドキュメンタリー風の押さえた恐怖の演出が面白い。

2008年9月28日 (日)

今日見たDVD

・お姉チャンバラ
 ジュネオン/DVD/MPEG2/DTS5.1ch/86分
 マニア向けゲームの「お姉チャンバラ」が実写映画になった。
 キャラデザインはほぼそのままだが、ストーリーは??つまらん。
 まあ、こういったのはいかに乗れるかですが。
 単純にバッタバッタ切り、なぎ倒すアクションに徹しても良かったのでは?
 画質は最近のにしては、ねむい絵。音声もあんまし良くない。

・非現実の王国で
 ジュネオン/DVD/MPEG2/ドルビー2.0ch/81分
 1973年にアメリカのシカゴで一人の老人が亡くなった。
 住んでいた部屋から「非現実の王国で」と題された小説15000ページ分と
 膨大な挿絵が発見される。そのドキュメンタリー映画。
 こつこつと40年間も暖めてきた作品だが、その数が膨大だから
 目についただけ。確かに天才の片鱗は見えるが、描かれた絵とかは
 幼稚ななぐり書きのようなもの。早くから周りがその才能に気がつき、
 のばす努力をしていたらと思うともったいない話ではある。

2008年9月23日 (火)

今日見たDVD

・ヒットマン
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/95分
 スキンヘッドでバーコードのタトゥーを刻まれた生まれながらの暗殺者の
 エージェント47はロシアの大統領の暗殺を実行する。成功したかに見えた
 暗殺だが、なぜか失敗しインターポールとロシア秘密警察から狙われてしまう・・。
 ダイハード4.0で悪役を演じたティモシー・オリファントが暗殺者を演じる。
 アクションはまあまあ。完璧だが、どこか人情を感じさせる暗殺者に
 している筋書きだが、ストーリーもまあまあで飽きさせない。
 映像・音声は普通かな。

・パーフェクトストーム
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/130分
 カジキ漁の主人公は最近漁がさっぱり。同期の女船長ががっぽり
 稼いでいるのをみてもう一山当てるために、遠い漁場へ向かうが、
 帰りに史上最大のハリケーンとぶつかる・・。
 ストーリーはあって無いようなもの。後半のハリケーンの描画が
 大迫力で迫る。この作品は大スクリーンで見ないと意味がない。
 画質、音声共に普通程度。

2008年9月14日 (日)

今日見たDVD

・紀元前1万年
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD5.1ch/109分
 遙か昔、1万年前のこと。アフリカ近くの狩猟民族の主人公の村が
 強大な宗教国家に襲われ、多くが奴隷となる。奪われた仲間を助けるため
 周辺の部族と力を合わせていくが・・。
 ローランド・エメリッヒ制作の原始部族もの。恐竜100万年のような、
 ドキュメンタリータッチではなく、ちゃんと筋がある。
 でも雰囲気といい、スターゲイトを思い出すのはなぜか。
 ラストのピラミッド建造のためかもしれない。
 画質は大甘。とてもブルーレイとはいえないような緩い解像度感のない映像。
 音声は、どうも迫力に欠ける。

・アウトブレイク
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD5.1ch/128分
 アメリカから直輸入したブルーレイ。たまにインターナショナル版として
 字幕や、音声が入っている作品がワーナーには多い。
 まあ、その分映像へのビットレイトが削られているので、あんまし良いことでは
 ないのも確か。
 出血熱のウィルスの宿主だったアフリカから輸入された猿が、アメリカに不法に
 入ってしまう。その猿に接触した人から小さな町に感染が広まってしまい・・。
 なかなかストーリー運びが飽きさせない。小さな小品だが、かなり満足度は高い。
 画質はまあまあ、音声は結構サラウンド感が多い。

・イレイザー
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD5.1ch/115分
 アメリカから直輸入したブルーレイ。たまにインターナショナル版として
 字幕や、音声が入っている作品がワーナーには多い。
 シュワルツェネッガーがまだ、マッチョだった後期の作品。
 アメリカ軍秘密兵器を横流ししようとしたのを暴こうとしたFBIの証人
 を保護する、保護官の戦い。
 単純にマッチョなアクションを楽しめる作品。
 画質はやや悪い。音声は並み程度か。 

2008年8月31日 (日)

今日見たDVD

・バットマン ゴッサムナイト
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーデジタル5.1ch/76分
 バットマンをモチーフにした6話のアニメ・オムニバス・ストーリー。
 サイドエピソードとして見ればまあまあの出来。
 映像は可もなく不可もなく。音声はドルビーデジタルのみでかなりショボイ。

・コブラ ザ・サイコガン
 ハピネット/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル2.0ch/30分
 コブラ誕生30周年にあたって、再企画されたOVA。
 絵柄は、まあまあの出来だが、やや雑なところも見受けられた。
 なんか迫力が無いように感じられるのは、作りが優等生過ぎるからか?
 ハイビジョン作成なのにDVDのみ発売。ブルーレイでも出すべき。
 値段高い割に、音声がステレオのみとショボイ。
 この作品こそサラウンドが活きると思うんだけども。

・ヴィドック
 アスミック/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/98分
 18XX年フランスを揺るがした連続殺人事件、その犯人は「鏡の顔を持つ男」。
 その鏡に映ったものは必ず死ぬと噂され、名探偵ヴィドックが乗り出すが・・。
 すべてハイビジョンビデオ撮影で作成された作品。やや過剰な演出が
 目に付くが、ビデオ撮影のリアリティの高さを生かしたSFXが面白い。
 

2008年8月10日 (日)

今日見たDVD

・イノセンス アブソリュート・エディション
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/99分
 押井守監督の「イノセンス」を映像コーデックをMPEG2からAVC4、
 音声リニアPCM7.1をドルビーTrueHD6.1、DTSマスターオーディオ6.1
 に再オーサリングして再発売したもの。7.1から6.1に変わっているが、
 サラウンドバックは元々モノラルだそうなので、内容は同じものだそう。
 前発売のブルーレイもかなり完成度は高かったのだが、
 最新のエンコーディングにしてどう変わったのだろうか。
 映像に関してはぱっと見、あまり変化は見られない。ただ暗いシーンなどが
 かなりくっきりしているのが分かる程度であろうか。かなり良いモニターで
 比べないと解りにくいかも。音声の方は、かなり生々しさが増している。
 ミキシングもやり直したようである。サンプリングも前作が16bitだったのに対し、
 24bitとしているのが効いているのかもしれない。
 パッケージはなんと金属成型で出来た特別性のもの。かなり高級感がある。
 指紋がべたべたついて残るのがちょっとあれだけど。でもここまで要るかなぁ。
 しかし、販売会社がディズニーで良かった。バンダイビジュアルだったら
 この改変版だけでも1万以上の定価は付けそうだ。困ったものだけど。
 なお、字幕や特典などはかなり削られているので、特典が欲しい人は旧版で。

・ウォーター・ホース
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/99分
 第2次対戦の最中。イギリスのネス湖のほとりにすむ少年は、
 ある日、海岸で卵のようなものを拾う。家に持ち帰り、一夜明けてみると
 知らない生物が誕生していた・・・。
 ウォーター・ホース(水馬)とはネス湖周辺に残る伝説の怪物、
 つまりネス湖の怪獣のこと。
 ストーリーだけ見るとドラえもんののび太の恐竜のような感じである。
 戦争中だからかほのぼのとした雰囲気も少なく、ややテンポが
 遅すぎるような気がする。
 画質はまあまあ、音声はかなり生々しい方か。

・インビジブル ディレクターズカット
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/119分
 ポール・バーホーベン監督の透明人間もの。
 軍事用プロジェクトとして生物の透明化・復元化を進めている
 科学者のグループがいた。若きリーダーは天才だが、独善的で
 自己中心主義な人物。プロジェクトの完成間近になり、人体実験として
 リーダー自身が治験する。透明化は成功するが、復元化は失敗してしまう。
 それとともに、自己中心的な正確が前面に出だして・・。
 ポール・バーホーベン監督お得意のグチャグチャシーンの連続。
 透明人間になって男のやってみたいことは皆同じ、といったストーリー。
 ディレクターズカット版は、30分近くも長くなっているが、
 どう変わったのだろうか。調べてもほとんど何も出てこない。
 まあ、お決まりの残虐シーンの追加だろうけど。

・1941
 ユニバーサル/DVD/MPEG 2/ドルビーデジタル5.1ch/146分
 今までなぜか、DVDにもならなかったスピルバーグ監督作品。
 制作費を多量にかけ、出演者も豪華にもかかわらず劇場では
 大転けしてしまい、その為封印されていたとも言われているが・・。
 しかし今時ほとんど見られないレターボックスでシネスコの収録。
 その為、画面の半分は黒帯という酷さ。しかもかなりノイジーな画質。
 出るだけでもましなのか?
 

2008年8月 3日 (日)

今日見たDVD

・NHKクラシカル 小澤征爾ベルリン・フィル「悲愴」 2008年ベルリン公演
 NHK/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.0ch/60分
 今や世界のオザワとなった、小澤征爾、ベルリンフィルでの
 チャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」。
 ブルーレイの高精細画像とリニアPCMも相まって、ど迫力の演奏が楽しめます。
 知名度の高い6番交響曲「悲愴」ですが、第1楽章、第3楽章がおすすめ。
 ラストの第4楽章は、静かに終わるのであんまし好きな方ではない。

2008年7月21日 (月)

今日見たDVD

・ライラの冒険 黄金の羅針盤
 ギャガ/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD7.1ch/113分
 イギリスのオックスフォード。しかしそこはかなり世界が違う平行世界。
 人々は守護霊・魂を動物に見えるようにしたライモンというのを常に
 引き連れている。
 真実を見通すと言われる、「黄金の羅針盤」を使用できる伝説の唯一の
 少女としてライラに託されるが・・。
 2時間程度ではやや時間が短いと思う。その為か最後はすっぱりと
 尻切れトンボのような次回に続く終わり方で拍子抜けする。
 映像的には、凝ったものは余りないが、原作本を読んでないと
 世界観を理解するのが難しいかも。
 画質はかなりの高画質。音声も珍しく7.1chで対応。ただ7.1chの
 効果は少ない。

・魔法にかけられて
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/107分
 アニメの中のアンダレーシア王国で暮らすジゼル。夢にまで見た
 王子、エドワードとの結婚の日に継母の女王がふんする老女にだまされ
 現代のニューヨークに追放されるが・・。
 アニメーションの中のキャラを実写に置き換えたら・・という発想?
 のミュージカル物語。
 ミュージカルはまあまあ楽しい。が、憶えやすい音楽ではない。
 3DCGの動物の動きがみょうに漫画チックで秀逸。
 画質は最近の作品だけあって、かなりのもの。音声も派手ではないが
 音量豊かに感じる。

・サイン
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.1ch/107分
 信仰心あふれる牧師のグラハムは突然愛妻を交通事故で亡くし
 その日を境に信仰心を捨てた。農場で生計を立てるようになった
 彼の農場にミステリーサークルが出現する。
 それとともに、奇怪な現象が周囲で起こり始め・・。
 宇宙人侵略のようなストリーだが、結局何があったのかストーリーでは
 一切明らかにはしない。退屈な展開ではないが、やや拍子抜けする
 のも確か。
 画質は結構きれい。音声はPCMということもあって、かなりリアル。

・The Coca-Cola TVCF Chronicles
 AVEX/DVD/MPEG2/ドルビーデジタルモノラル2.0ch/76分
 1960年代から1980年代の終わりの歴代のコカコーラTVCMを
 収録したもの。懐かしい、映像が満載だが以外に憶えているものは少ない。
 結構違うパターンが放送されているので、種類としては
 数種類にしか無いのではないか。
 ・スカッとさわやか
 ・コークと呼ぼう
 ・Big New Life
 ・コークの世界
 ・Coming Home
 ・Come on in. Coke
 ・Yes Coke Yes
 ・feel Coke
 結構若者向けを狙ってか、グループサウンズ・フォークの歌手が
 出たりしているのが時代を感じさせる。