カテゴリ「映画&感想」の121件の記事 Feed

2008年6月30日 (月)

今日見たDVD

・メン・イン・ブラック
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/98分
 ある男を追っていた、ニューヨーク市警のエドワーズは、黒ずくめの”K"
 にスカウトされ、地球に来たエイリアンを統括するMIBの一員となる。
 ある人物が持つ”銀河”を追って、バグズがやってくるが・・。
 スピルバーグ制作のエイリアン・コメディ。CGがほとんど使用されていない
 頃の特撮が見物。
 かなりきれいにレストアされている。画質はまあまあ。音声も結構派手。

・ボーン・コレクター
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/118分
 科学捜査官のライムは事故で傷を負い、手足の自由を奪われる。
 ある日、パトロールしていた警官のアメリアが変死体を発見する。
 ライムは協力を求められるがアメリアの才能を見抜いて、科学捜査
 に加えさせるが・・。
 デンゼルワシントンとアンジェリーナ・ジョリーのコンビが放つ、
 猟奇殺人もの。デンゼルワシントンの演技が見物。
 デンゼルワシントンは好きな俳優の一人だ。この人の出る映画は
 外れが少ないので安心してみていられる。
 画質はまあまあ、音声は、派手なシーンは余りないので、控えめだが
 効果的に使われている。

・サーフズ・アップ
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/85分
 あこがれのサーファー・ビックZにあこがれ夢見るコディ。
 そんな彼に、ビックZ杯の出場のチャンスがやってくる。
 最近の優勝を総なめしているタンクと対決するが、ボロ負けする。
 ペンギンをサーファーに仕立てたCGアニメ。SCEのCGアニメは
 キャラがあんまし、一般向けに合いそうなのが少ないが、この作品
 のはそう奇抜ではないためか、すんなりとけ込めるほうだ。
 内容はよくある、実力もないのに挑んでボロ負け->達人に学んで
 やり返し。のようなストーリー。
 画質はCGだけあってかなりきれい。音声はそう派手ではない。

2008年6月22日 (日)

今日見たDVD

・ゾンビーノ
 ジュネオン/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/93分
 ゾンビとの戦争が続き、ソムコン社があふれたゾンビをおとなしくさせ
 家政婦のように使用できる首輪を開発。セレブたちが使い始める。
 一家に一匹以上のゾンビが飼われるようになったが、いじめられっ子の
 ティミーは父が祖父との体験から未だにゾンビは飼っていなかった。
 ようやく母の焦りから飼う形にしたが、首輪の不調から隣の老女を
 食べてしまい・・。
 減った人の代わりに簡単な作業はゾンビを使用人として使用する
 といったあり得ないストーリー。ストーリー自体は変にまじめ。
 お婆さんを食べたあたりから、連鎖的に制御できないゾンビが
 増え始めていいく様子がおもしろい。ギャグ的な内容はほとんど無いが、
 あり得ないことをしていることがおもしろいような演出になっている。
 しかし自分はあんまし乗れなかったな。
 画質は普通。音声は5.1chだが派手さはない。

・シティ・オブ・ザ・リビングデッド
 JVC/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル2.0ch/77分
 人をゾンビ状態にする寄生虫と、人を支配する寄生虫がはびこり、
 世界は壊滅状態であった。一人の足の不自由な老人が、新しい靴を
 求めて街に出かけるが・・・。
 ゾンビ映画には珍しいアニメ作品。サウスパークの切り絵のような作品。
 ゾンビ映画だけあって、内容はかなり残虐な表現が大半。
 というより、足の悪い老人が、ゾンビを打ち殺すシーンがほとんど。
 ストーリーもほどんど無いに等しい。さすがに後半あたりから
 同じシーンばかりで飽きてくるのが痛い。

・およげ!たいやきくん
 ポニーキャニオン/DVD/MPEG2/リニアPCM/3分
 1976年にポンキッキで放送された懐かしの作品。
 最近なぜか大ブームらしい。
 当時のビデオ作品なのでさすがに画質は厳しい。
 歌唱もテンポが遅く、かなり長い内容なのでびっくりした。
 歌手の子門真人は当時こんなにヒットするとは思わず、
 単にアルバイトのような代金での契約しかしてなくて、
 大ヒットにもかかわらずほとんどお金はもらってないそうだ。
 ダビ10で混乱させた権利者の言う保証金は実際には分配は
 ほとんど一部にしか渡っていないのは明白だね。
 保証金を増やしてもほんの一部を肥えさせるだけ。

2008年6月15日 (日)

今日見たDVD

・スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーTrueHD5.1ch/117分
 ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のミュージカル映画。
 19世紀ロンドン。悪徳判事に妻を奪われ殺された理髪師が、
 復讐のためロンドンに舞い戻る。そこで対象者を理髪時に殺め、
 死体はパイの材料として使用し始める・・。
 ミュージカルの部分があんまり乗れない感じ。ワクワク的なストーリー
 ではないので仕方ない面もあるが、もう一つなじめない。
 ストーリーも気の向くまま復讐するだけといったような感じで必然ではなく、
 何の驚きもないので、非常に退屈な感じ。ティム・バートン監督にしては
 正直言って、おもしろくない映画だ。
 映像は、かなりくっきりリアルな感じだが暗い映像なので、
 もう一歩な感じがする。音声は派手なシーンがないので控えめ。

・マッドマックス2
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーデジタル5.1ch/95分
 マックスはガソリンを求めて荒野をさすらっていた。ある製油基地と
 暴走族との争いに巻き込まれて・・。
 ジョージ・ミラー監督の出世作で、メル・ギブソンの出世作もある。
 暴走族との死闘のアクションが話題になった。
 画質は、アイランドと同じくDVDと同じマスターではないかと思われる
 ほどに最低。音声もドルビーデジタル5.1chのみ。

・アイランド
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーデジタル5.1ch/136分
 汚染された未来。汚染から守るため管理された都市にすむ主人公。
 この都市に住む人々の希望は「アイランド」と呼ばれる理想郷に抽選で
 移住すること。疑問が次々にわき起こった主人公は自分が本人の治療用の
 クローンであること、都市はクローンを培養するための工場であることを知る・・。
 マイケル・ベイ監督のクローン人間もの。未来都市のデザインもそこそこで、
 ストーリーの持っていきかたがおもしろく、アクションもそれなりに多い。
 ワーナー初期製品のためか、画質はまあまあだが、音声はビットレートは
 高いがDVDと同じドルビーデジタルのみ。そのため迫力のアクションシーンも
 音がしょぼくて色あせるほどで非常にもったいない。こんな製品作りで次世代を
 名乗るワーナーには猛省をして欲しい。また、こんな製品で売り出された事に
 対してマイケル・ベイ監督はトランスフォーマーでHDDVDに対して怒ったのと
 同様にワーナーにもぶつけるべきだ。

2008年6月 8日 (日)

今日見たDVD

・河童のクゥと夏休み
 アニプレックス/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/141分
 夏休み目前のある日。主人公は川原で大きな石を掘り出す。
 そこから河童の子供が現れる。クゥと名付けられた河童は共に暮らし
 始めるが、今では河童の仲間はどこにもいなかった。
 夏休みを利用して仲間を捜しに伝説の残る遠野に出かけるが・・。
 映画版クレヨンしんちゃん・オトナ帝国の逆襲などで、子供より付き添いの
 親たちを感動させた原恵一監督の最新映画。
 前半の普通の家族の中に飛び込んできた河童を巡るストーリー部分
 がおもしろい。後半の遠野から帰宅した直後からのマスコミに漏れ、
 大騒ぎになるあたりからラストはよくあるストーリーであんましおもしろくない。
 というよりこの部分は余計ではないかと思う。その為か、子供向きではない
 141分という長編になってしまっている。さすがに長すぎる気がする。
 遠野で完結した方が感動の余韻もあって名作になり得たのではないか?
 それを抜きにしても、丁寧な作画と、ストーリー運びはかなり秀逸。
 宮崎駿監督のトトロを彷彿とさせる、日常の描写や遠野での雰囲気は
 懐かしい今では消えてしまった日本の情景を思い出させてくれる作品。

・ナショナルトレジャー2リンカーン暗殺者の日記
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/125分
 1作目で有名になったゲイツ一家の先祖がリンカーン大統領暗殺に
 関わっていたらしい文書が公表される。その汚名を晴らすべく、
 隠された謎に挑む。
 ニコラス・ケイジ主演の冒険活劇第2弾。どこをどう、間違ったら、
 インカの黄金伝説につながるのかよく分からない。
 それもほとんど一瞬で考えた解釈が正解という驚異的な確率で
 のご都合主義がかなり鼻につく。その代わりさくさくとストーリーが
 進んでいくのはいいけれど、この点を楽しめればまあまあの出来か。
 画質は最近の作品と言うこともあってまあまあ。音声も並み程度。

・28週後・・・
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 イギリスを襲った人を凶暴化させる「レイジウィルス」発生から
 28週後。ウィルスの猛威も収まりつつあり、米軍の監視体制の中
 都市の復興も始まっていた。海外に旅行中だった子供たちが帰国し、
 監視の中を抜け出して自宅に戻ると、死んだと思われていた母を
 見つけるが、発病はしない保菌者であった。病院に連れ帰るが、
 父に感染してしまい、再びウィルスが猛威を振るい始める・・。
 バイオハザード的なゾンビもの。(実際はゾンビではない)
 かなり残酷な描写もあるので、駄目な人は気をつけること。
 画質は、普通のやや下程度で余り良くない。音質は結構派手。

・ブロークン・アロー
 FOX/ブルーレイ/MPEG2/DTSマスターオーディオ5.1ch/109分
 最新型ステルス戦闘機に核弾頭2機を搭載しての訓練飛行中に
 上司のディーキンズ少佐が弾頭を投下、命を狙われたヘイル大佐が
 戦闘機から座席ごと緊急脱出させられる。消えたディーキンズと弾頭を
 追うが・・。
 ジョン・ウー監督のアクションもの。悪役のディーキンズにジョン・トラボルタ
 ヘイル大佐にクリスチャン・スレイターが扮する。
 話はよくある、金のために政府相手に核弾頭を取引に使用すると
 いったもの。ストーリー運びはまあまあ。ジョン・トラボルタが悪人面に
 見えないのが難点か。
 ブルーレイ初期発売のため、画質は余り良くない。解像度も低く、
 ややボケたような雰囲気。音声はDTSマスターオーディオだが、
 迫力はあまりなくそこそこ。

2008年6月 1日 (日)

今日見たDVD

・アイ,ロボット
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/115分
 家庭用ロボットが普及しだした近未来。ロボット嫌いの刑事が
 知人のロボット工学の博士が自殺した事件を担当する。
 そこで、ロボット三原則に従わないロボットが存在するのを
 確認するが・・・。
 ロボット物のストーリーとしてはありふれた、スーパーコンピュータ
 が人類を危険と見なし、管理しようとするというもの。
 それを危険視した博士が、秘密裏に管理できないロボットを
 製作して防ごうとするところに事故でアンドロイドになった
 コンプレックス刑事が絡む。
 画質は、かなりの高画質。高解像度で色の破綻も見あたらない。
 音声はリアル指向ではないが、ラサウンド感はかなりのもの。  

・ザ・フライ
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/96分
 B級SFホラーの名作「ハエ男の恐怖」のリメイク。
 物質転送を発明した科学者が自分を転送実験に使うが、
 そこにハエが紛れ込んでいたため、ハエの遺伝子と
 融合してしまう。そのため、徐々にハエの兆候が出始めて・・。
 グチョグチョ監督のクローネンバーグが担当だけあって、
 今見るとかわいいものだが当時の特殊メイクはかなり凝っている。
 画質はやや解像度感が足りない、ボケたような雰囲気。
 音声は、あまり派手ではなくサラウンド感も少ない。

・カフカ 田舎医者
 松竹/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/20分
 「山頭」で絶賛された山村浩二監督のアニメーション。
 20分程度のかなり短い短編作品となっている。
 独特な絵の手法で、面白い演出だが、もともと観念的な
 カフカの分かり難い短編作品のため、一般向け的な内容ではない。

・リーグオブレジェンド時空を超えた戦い
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/110分
 ショーン・コネリー主演のファンタジーアクション。
 19世紀末、謎のファントム率いるハイテク部隊に対抗すべく、
 歴代のモンスター・超人たちを集め、超人同盟を結成するが・・。
 SF、モンスター小説などの超人を実在のものとして、荒唐無稽な
 ストーリーを構成している。話はあって無いようなものでハチャメチャ。
 ただし、ストーリー運びはまあまあで、特に退屈ではない。
 ただし各超人の描き方が中途半端で、超人にあった見せ場が
 もっとあれば良かったのでは?と考えてしまう。
 CG使いまくりのバレバレ映像だが、違和感は少ない。
 画質は初期のブルーレイにしてはまあまあ。
 音声はストーリーにあわせて結構派手。

2008年5月25日 (日)

今日見たDVD

・ピーターパン
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD6.1chEX/113分
 ディズニー以外でのピーターパン映画。(スピルバーグのフックもあるが)
 ウェンディが今夜も弟たちにおとぎ話を聞かせ、寝かしつけた深夜、
 ピーターパンとティンカーベルがウェンディたちをネバーランドへ誘う・・。
 オリジナルなお話に後半は独自の解釈をしたピーターパン映画。
 特撮も映像も凝っていて面白いが、キャスティングが良くない。
 ピーターパン役の男の子はまだましだが、ウェンディ役と
 妖精ティン・カーベル役がどうもしっくりこない。
 自分から見たらこのティン・カーベル役の俳優さんは
 ちっともかわいくないし、単にヤキモチ焼きのおばさんにしか
 見えないのは致命的。
 しかも全般的にストーリーがかなり暗いイメージで描いているため、
 見ていて辛いような映像になってしまっている。
 みてわくわく楽しいのではなく、見ていて何となく息苦しいのだ。
 悩むピーターパンなんて見たくなんかないやい!
 そういう意味では期待はずれな作品。
 ドルビーTrueHD6.1chEXとなっているが、PS3では5.1chでしか
 認識しない。

・ALWAYS 続・三丁目の夕日
 VAP/DVD/MPEG2/DTS5.1ch/145分
 大ヒットしたALWAYS 三丁目の夕日の四ヶ月後からを描く続編。
 東京オリンピックが決定した昭和34年春。淳之介を預かって
 暮らしている茶川の元に淳之介を連れ戻しに来た川渕。
 人並みの生活が出来る証明として、芥川賞に向けて執筆を
 開始する。それを見守る周囲の人々を描く。
 冒頭の初代ゴジラが東京で大暴れするシーンがえらく秀逸。
 自分が作成したいゴジラはまさしくこれだよ!と監督が
 主張しているのが聞こえるようだ。
 この制作会社で初代ゴジラでリメイクして欲しいな。
 このシーンだけ見たら後は見んでもよろしい。
 ま、それ以外は、可もなく不可もなくというところか。
 特に特徴もない1作目と同じような内容。
 特に駄作でもないが、佳作でもない平凡な作品。

・蛇娘と白髪魔
 角川/DVD/MPEG2/ドルビー2.0chモノラル/94分
 楳図かずおの「赤ん坊少女」「ママが怖い」を映像化した映画。
 昭和42年頃の映画なので、当然モノクロ。
 怖いシーンは時代もあって、かなりちゃち。
 楳図作品は映像化するととたんに怖くなくなるのが多いが、
 これも怖くない。
 主演は、TV版河童の三平にも出ていた、当時超売れっ子の
 名子役の松井八知栄。

2008年5月18日 (日)

今日見たDVD

・ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/リニアPCM5.1ch/142分
 ハリー・ポッターの第3作。両親を死に追いやったシリウス・ブラックが
 アズカバンから脱獄した。ハリーを狙っているとの噂が立ち・・・。
 シリーズも三作目ともなると、パターンが似てくるのは仕方がないにしても、
 あんましどの話も同じように思えてきてつまらなくなってしまう。
 まあ、今後の方向性を決めた内容だけど、かなり退屈。
 画質はまあまあ。音声はリニア音声で迫力だけはある。

・死者の書
 ジュネオン/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル2.0ch/84分
 日本屈指の人形制作者、川本喜八郎監督の人形アニメ。
 大津皇子を題材にした折口信夫の小説「死者の書」の映像化。
 人形アニメは映像で見せるものが多く、なかなかマニアックなものが多い。
 川本監督の作品は独自の日本的表現がすばらしいのが多く、
 好きな作家の一人だ。ただ、この作品はやや説明的なナレーションが多すぎ
 肝心の映像を圧迫しているような印象を受ける。その点がやや残念。
 ビデオ撮りのような感じの色温度の高いハッキリクッキリ映像だが、
 メイキングではフィルム撮りになっている。
 字幕がなぜか英語のみ。ナレーションとか、セリフとか結構多いが
 ぼそぼそ喋っているのが多く、意味がかなり分かりにくい。
 そのため日本語字幕はぜひ欲しかったところ。

2008年5月11日 (日)

今日見たDVD

・シザーハンズ
 FOX/ブルーレイ/MPEG2/DTSマスターオーディオ4.0ch/105分
 ティムバートン監督のファンタジー映画。発明家から手がハサミの人造人間
 として作られたエドワードだが、普通の手に交換して完成するに前に発明家が
 亡くなり、未完成のまま山の上のお城に残されてしまう。ある日、その城を
 訪れた化粧品セールスマンの女性に見つかり、山の下の普通の人々の街で
 暮らし始めるが・・。
 普通の人と暮らし始めた異端児である人造人間をジョニーデップが演じている。
 ここでは異端児の方が常識な知識は少ないものの人間らしく、普通の人々の方が
 異端児に見えてしまうような演出が面白しろい。
 FOX初期のMPEG2エンコードだが、破綻はなく結構きれい。音声は珍しい4.0ch。

・トランスポーター2
 アスミック/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/89分
 ワケありの依頼品を運ぶ運び屋であるフランク。彼は引退を決意し、
 フランスからアメリカマイアミに場所を移して、ある高官の夫婦の子供の送迎運転手
 をしていた。ある日、病院に付き添い送迎しているときに、謎の組織から狙われて
 子供を誘拐されてしまう。
 カーアクション映画のトランスポーターの続編。時間は短いこともあってこじんまりした
 ストーリー展開で、迫力不足は否めない。アクションはまあまあか。
 映像は解像度は高いのだがややボケたようなイメージ。ハッキリクッキリではない。
 意図的なのかもしれない。音声はそれなり。

2008年5月 6日 (火)

今日見たDVD

・オペラ座の怪人
 ギャガ/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHDデジタル5.1ch/141分
 パリのオペラ座で、”ファントム”と呼ばれる怪人の仕業とされる怪事件が
 多発していた・・。
 ミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化したもの。ミュージカルと言うより
 オペラその物のような作り。その為かオペラ苦手な自分には退屈な作品。
 映像はかなり綺麗。音声もロスレス仕様ですばらしい。

・空軍大戦略
 FOX/ブルーレイ/MPEG2/DTSマスターオーディオ5.1ch/133分
 第2次大戦。ドイツ空軍がイギリスに侵攻するも数で劣るイギリスが本土侵攻を
 くい止めた”バトル・オブ・ブリテン”を描く。
 本物の当時の飛行機を多用した本格的な戦争映画。今ならすべてCGで
 済ましてしまうでしょうな。
 やや古くさいストーリー運びだが、それ感じさせない空中戦の妙味が面白い。
 画質は初期のMPEG2だが、マスターがいいためか、気にはならない。
 音声はサラウンドがよく効いている。

2008年5月 5日 (月)

今日見たDVD

・パルス
 ジュネオン/DVD/MPEG/ドルビーデジタル5.1ch/88分
 黒沢清監督「回路」のアメリカリメイク作品。ウェス・クレイヴンが脚本。
 ハッカーのジョシュが、幽霊のような”あるモノたち”を解放してしまう。
 そのモノたちはインターネットや、携帯電話などの回線を利用して存在を
 現し襲いかかってくる。襲われた人々は精気を吸い取られ生きる希望を失い、
 黒いアザができ、最後には黒い燃えかすのように消滅してしまう・・。
 その物は単なる幽体・妖怪?のように感じてしまうのが難点。
 日本じゃありふれた昔からの妖怪モノだが、アメリカでやられてもちょっとね。
 電波の存在する場所でしか、その力を発揮しないような表現が疑問。
 電波なんて、強弱を別にすれば、存在しない場所なんてあり得ないんだから
 ちょっと理由としては弱すぎるんじゃないだろうか。
 画質はまあまあ。音声はあまり派手ではない。

・アイ・アム・レジェンド(ネタバレ注意!
 ワーナー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/104分
 ウィル・スミス主演のSFホラー。この作品も過去のリメイク。
 ただしタイトルの意味が違う。旧作はゾンビ側から見ての伝説の意味
 であるがこの作品は、人間の正常者側から見ての伝説になっている。
 ガンを撲滅するために遺伝子操作したウィルスが、治療不能なウィルスに
 変異し、全世界を覆ってしまう。そのウィルスに感染すると、
 ゾンビのようになり、凶暴で紫外線が苦手になる。なぜか免疫があり、
 NYでただ一人感染しなかった軍所属科学者がそのワクチンを生成すべく、
 日夜研究を続けるが・・。
 前半は日中NYに自分一人と愛犬サムでしたい放題気ままに生活する場面
 の連続で静かに進む。しかし中盤から感染者が姿を現し、一気にゾンビホラー
 に突き進み、アクションの連続がCGくさいのが丸わかりだがスピーディで
 面白い。しかし、地球最後の男とうたっておきながら、ラストのエンディングで
 非感染者がぞろぞろいるコロニーが出てくるのは脱力モノ。
 公開版と別エンディング版が別々に見られるが、実験体を取り戻しに来た
 ゾンビ集団の親玉に返して生き残るか、返さずに主人公が死ぬかの違い。
 画質はかなりの高画質。音声は結構派手で、ビビる場面も多い。