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2008年8月に作成された記事

2008年8月31日 (日)

今日見たDVD

・バットマン ゴッサムナイト
 ワーナー/ブルーレイ/VC-1/ドルビーデジタル5.1ch/76分
 バットマンをモチーフにした6話のアニメ・オムニバス・ストーリー。
 サイドエピソードとして見ればまあまあの出来。
 映像は可もなく不可もなく。音声はドルビーデジタルのみでかなりショボイ。

・コブラ ザ・サイコガン
 ハピネット/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル2.0ch/30分
 コブラ誕生30周年にあたって、再企画されたOVA。
 絵柄は、まあまあの出来だが、やや雑なところも見受けられた。
 なんか迫力が無いように感じられるのは、作りが優等生過ぎるからか?
 ハイビジョン作成なのにDVDのみ発売。ブルーレイでも出すべき。
 値段高い割に、音声がステレオのみとショボイ。
 この作品こそサラウンドが活きると思うんだけども。

・ヴィドック
 アスミック/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/98分
 18XX年フランスを揺るがした連続殺人事件、その犯人は「鏡の顔を持つ男」。
 その鏡に映ったものは必ず死ぬと噂され、名探偵ヴィドックが乗り出すが・・。
 すべてハイビジョンビデオ撮影で作成された作品。やや過剰な演出が
 目に付くが、ビデオ撮影のリアリティの高さを生かしたSFXが面白い。
 

2008年8月25日 (月)

パナのブルーレイの新製品発表

秋のAV機器新製品がパナから発表されました。
予想通り、6倍書き込みドライブを搭載した改良品のようです。
http://panasonic.jp/diga/index.html
型番も+30しただけという中途半端なもの。

新機能はだいたい以下の模様
・AVCエンコーダが新バージョン、画質の向上とHLモード(4.3Mbps)を追加。
・BD-Liveに対応でブルーレイパッケージもフル対応
・W録画時にも両方の番組にチャプタマークを付けてくれる「Wオートチャプター」
・AVC録画時も、音声はAACのまま記録
・「データ放送カット録画」が可能
・DLNAサーバー機能(DTCP-IPサポート)
アクトビラビデオ対応でダウンロードもOK
・録画予約件数は最大64番組に

減った機能
・殻付きDVD-RAMが使用不可能になった
 やはりというか・・

AVC記録時に放送そのままのAACで録れることで、
PS3でも再生可能になるようです。
まあAVCではあんまし録らないけどね。

データ放送の分の情報をカットできるので1枚のディスクに
録れる時間が多くなるようです。
地上波系、BS系は効果有りそうだけど、映画の多いスターチャンネル
やe2スカパー!系は元々データ放送はないような気がするので
余り意味はない?

予約件数が64番組までというのは良いかも。
なにせ多いと1日に5番組は予約しまくっているので
1週間で32番組だととてもじゃないが足りない。
予約自体は1ヶ月先までの分が可能なので、忘れないように早い目に
予約できる分は予約しておきたいのだが、1週間分も持たないので、
困りもの。

10月からハイビジョン放送の始まる本来のスカパー!(128°衛星?)
のチューナーはどうなるんだろう?今まで通り、受信機だけなのか、
レコーダーに搭載してくるのだろうか?搭載しても来年だろうけど。
BSとツインだと、アンテナも2台要るのが難点だけどねぇ。

冬にでも追加購入しようかなぁ・・。

2008年8月10日 (日)

今日見たDVD

・イノセンス アブソリュート・エディション
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ6.1ch/99分
 押井守監督の「イノセンス」を映像コーデックをMPEG2からAVC4、
 音声リニアPCM7.1をドルビーTrueHD6.1、DTSマスターオーディオ6.1
 に再オーサリングして再発売したもの。7.1から6.1に変わっているが、
 サラウンドバックは元々モノラルだそうなので、内容は同じものだそう。
 前発売のブルーレイもかなり完成度は高かったのだが、
 最新のエンコーディングにしてどう変わったのだろうか。
 映像に関してはぱっと見、あまり変化は見られない。ただ暗いシーンなどが
 かなりくっきりしているのが分かる程度であろうか。かなり良いモニターで
 比べないと解りにくいかも。音声の方は、かなり生々しさが増している。
 ミキシングもやり直したようである。サンプリングも前作が16bitだったのに対し、
 24bitとしているのが効いているのかもしれない。
 パッケージはなんと金属成型で出来た特別性のもの。かなり高級感がある。
 指紋がべたべたついて残るのがちょっとあれだけど。でもここまで要るかなぁ。
 しかし、販売会社がディズニーで良かった。バンダイビジュアルだったら
 この改変版だけでも1万以上の定価は付けそうだ。困ったものだけど。
 なお、字幕や特典などはかなり削られているので、特典が欲しい人は旧版で。

・ウォーター・ホース
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/99分
 第2次対戦の最中。イギリスのネス湖のほとりにすむ少年は、
 ある日、海岸で卵のようなものを拾う。家に持ち帰り、一夜明けてみると
 知らない生物が誕生していた・・・。
 ウォーター・ホース(水馬)とはネス湖周辺に残る伝説の怪物、
 つまりネス湖の怪獣のこと。
 ストーリーだけ見るとドラえもんののび太の恐竜のような感じである。
 戦争中だからかほのぼのとした雰囲気も少なく、ややテンポが
 遅すぎるような気がする。
 画質はまあまあ、音声はかなり生々しい方か。

・インビジブル ディレクターズカット
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/119分
 ポール・バーホーベン監督の透明人間もの。
 軍事用プロジェクトとして生物の透明化・復元化を進めている
 科学者のグループがいた。若きリーダーは天才だが、独善的で
 自己中心主義な人物。プロジェクトの完成間近になり、人体実験として
 リーダー自身が治験する。透明化は成功するが、復元化は失敗してしまう。
 それとともに、自己中心的な正確が前面に出だして・・。
 ポール・バーホーベン監督お得意のグチャグチャシーンの連続。
 透明人間になって男のやってみたいことは皆同じ、といったストーリー。
 ディレクターズカット版は、30分近くも長くなっているが、
 どう変わったのだろうか。調べてもほとんど何も出てこない。
 まあ、お決まりの残虐シーンの追加だろうけど。

・1941
 ユニバーサル/DVD/MPEG 2/ドルビーデジタル5.1ch/146分
 今までなぜか、DVDにもならなかったスピルバーグ監督作品。
 制作費を多量にかけ、出演者も豪華にもかかわらず劇場では
 大転けしてしまい、その為封印されていたとも言われているが・・。
 しかし今時ほとんど見られないレターボックスでシネスコの収録。
 その為、画面の半分は黒帯という酷さ。しかもかなりノイジーな画質。
 出るだけでもましなのか?
 

SD放送のエアチェックで悩む・・。

デジタル放送をDRモード(ほぼ放送時のままの画質)で録れるように
なったのは良いのだけれど、従来のSD放送の録画に悩んでいる。
(要はワイド放送でない4:3画角のもの)

というのも、左右の横に黒枠があるのは非常に嫌いな方で、
4:3であってもたとえ縦横の比率がおかしくて横長に見えようが
16:9モードで見ている方が好みである。
特に放送局が4:3で放送する作品がワイドの時にさらに上下が
額縁になってさらに小さくこじんまりしたように見えてしまうのには閉口する。
あの画面見て何とも思わないだろうか。

DVDソフトの場合、HDだろうがSDだろうがフルで収録し、
TV側で表示モードを変えるようになっているので問題はない。
ブルーレイの場合、HDMIで再生する場合は、画角を変えて
表示することは出来なくなっており、4:3で収録された作品は
4:3でしか再生できない。
D端子などのコンポーネント系で見れば変更は可能だが、それだと
映像と音声を1本のケーブルだけで伝送する便利性が失われてしまう。

レコーダー側は、放送がHDだろうがSDだろうが、その画角に最適な
形で録って欲しい(要は黒縁無しで)のだが、現実はそうではないようだ。
パナ機に限ってはデジタル放送局の場合、放送局がHDかSDかに
関係なく16:9のワイドモードでしか録画できないようだ。
なら、外部入力でHDやSDの区別がない従来のビデオ端子やS端子で
録ればいいのでは、と考え試してみると、そのままの画角で録れるのは
良いけれど、なんと録画モードが従来のDVDでのモードのみになって、
AVCモードやDRモードで録画できないのである。これは痛い。
いまさら従来の方法でしか録画できないのは意味がないと思う。

結局、SD放送局の場合はどうあがいても黒縁ありでしか録れない。
黒縁ありで録画するとどうしても無駄な領域が出来ることになり、
記録する情報量が少なくなることになる。
元々が4:3の作品は仕方ないと思うが、ワイド作品をSD放送局から
録画したときは、左右+上下の額縁状態になってしまうので困りもの。
どうやら、放送時の属性で4:3か16:9かというのがあり、
これでレコーダーはコントロールしているようだ。
局側でこの辺を細かく正確にしてくれれば問題はないはずなのだが、
NHK以外の局では、ほとんど作品によって設定を変えることはしていない。
というより出来ないのだろうか。

再生するときに、サイドカットして本来の画面いっぱいの大きさで
再生する機能が付いているが、アップコンバートして実現しているらしく
画質がやや荒くなるのが残念だ。
こういうのは本来、写すTV側で決めるべきだと思うのだが・・・。

2008年8月 4日 (月)

最近はエア・チェックで大忙し・・。

ブルーレイレコーダー購入により、ハイビジョン画質でのエア・チェックが
出来るようになったのだが、思いの外ハイビジョン番組に良いのが
多いので録りまくっている。そのため、HDDは満杯に近い状態になり、
録ってはブルーレイディスクに移し替え、録っては移し替えの
自転車操業状態である。

録る局は大体以下の局が多い。
・内蔵チューナー
 NHK BSHi103
 NHK BS2(SD放送)
 スターチャンネルハイビジョン
 日本映画専門チャンネルHD
・ケーブルTV(iLink経由)
 ディスカバリーチャンネルHD
 ムービーPLUS HD
 チャンネル銀河(放送作品はSDだが、アップコンでHD)

ドキュメンタリーものがわりと好きなので、流し見する分には
退屈しないのだがビデオ撮り番組だとリアリティ・臨場感が
SD放送とは段違いである。
NHKのドキュメンタリー番組、ディスカバリーチャンネルHD
はどの番組も質が高く、ついつい残したいと考えるので、
番組表で面白そうなのはほいほいと予約にいれてしまう。

さらに悩ましいのが、ディスクは1枚1作品が一番良いのだろうけど
ディスクには3時間程度は入るので、半分程度で埋まるだけでは
やはりもったいないと感じてしまう。
この時、どう組み合わせてディスクに入れるかが問題となる。
何でもかんでも一緒くたにするのは好きではなく、
シリーズものは同じディスクに入れたいし、同じジャンルの
ものも同様にまとめたい。
 ・シリーズものは最優先
 ・洋画邦画は分ける
 ・ジャンル傾向は同じものをまとめる。
上記を考えてパズルのように考えてひねり出すのだが
良い組み合わせが録った番組ですぐに出来るわけではない。

7月後半に60枚ほど用意した生ディスクも、ものの1月も
経たないうちに半分に減ってしまった。

映画は、ブルーレイ並みには望むべくもないが、DVDのアップコン
よりは良い感じというところだろうか。素材次第ではあるが・・。
音声のAAC5.1chはDVDより、かなり軽く感じるが、TVで鳴らす分には
充分すぎるものだろう。ただ、DVDでは5.1ch収録なのに、放送では
素材の問題からかなぜかステレオで放送になっているのもかなりある。
これはDVDで充分かも。良い作品はブルーレイが出たら当然のごとく
買うけど、それほどでもない作品、特にDVDでも音声がステレオ以下
のものは、エア・チェックでも充分だ。

やっぱり、レコーダーはダブルチューナーなのに、同時にDRモードで
録れるのが1つのみというのがかなりつらい。独自規格のAVCRECで
録るつもりはないので放送が重なってしまうとどちらかを諦めてしまわないと
いけない。数回の放送がある有料放送はその時点では諦めてもチャンスが
あるが、NHKの場合はいつ再放送があるかはっきりしないこともあって、
優先度を上げるしかない。悩むよりもう一台買った方が良いのかも。

それよりも、録ったディスクの整理はどうすべきだろうか。
これも頭が痛い・・・。

2008年8月 3日 (日)

今日見たDVD

・NHKクラシカル 小澤征爾ベルリン・フィル「悲愴」 2008年ベルリン公演
 NHK/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.0ch/60分
 今や世界のオザワとなった、小澤征爾、ベルリンフィルでの
 チャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」。
 ブルーレイの高精細画像とリニアPCMも相まって、ど迫力の演奏が楽しめます。
 知名度の高い6番交響曲「悲愴」ですが、第1楽章、第3楽章がおすすめ。
 ラストの第4楽章は、静かに終わるのであんまし好きな方ではない。