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2008年12月に作成された記事

2008年12月30日 (火)

今日見たDVD

・バニシング・ポイント
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/99分
 伝説のカー・アクション映画。
 車をデンバーからサンフランシスコまで15時間で走破する賭をした
 もと警官でレーサーの陸送屋。白バイやパトカーを蹴散らして、
 ひたすら暴走するが・・・。
 始まりから終わりまで、カーチェイスばかりで暴走するのみといった
 ストーリーはあってなきがごとし。さすがに30分も見れば飽きてくる。
 画質は普通。音声はロスレス5.1chだが、エンジン音位なので、
 あんまし意味がないかも。

・ホーム・アローン
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/103分
 大ヒットした、子供コメディ。マコーレー・カルキンはこの一作で大スター
 となったが、代わりに家庭不和となり、その後は不遇となっている。
 クリスマス休暇で一家はパリに行くが、末っ子のケビンをどたばたで
 家に置き忘れてしまう。一方のケビンはこれ幸いに、今まで出来なかった
 ことをし放題。そこに休暇を狙った2人組の空き巣が、狙って来て・・。
 ケビンの攻防戦がちょっとやり過ぎな面もあるが面白い。
 まあこれ以外は特にないコメディと言ってしまえはそのとおりな作品。
 画質はシャープさがなく、何かぼやけた映像。狙ったものなのか
 素材の問題なのか。音声はロスレス5.1chだが、効果は少ない。

2008年12月29日 (月)

今日見たDVD

・セレニティー
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/119分
 エイリアン4の脚本家・ジョス・ウェドンの初監督作のSFスペースオペラ。
 西暦2500年太陽系に進出した人類は、同盟側と、文明を拒否する食人族に
 分かれて抗争していた。同盟側が開発した秘密兵器である超能力者の少女を
 海賊家業の宇宙船「セレニティー」が成り行きからかくまうが・・・。
 B級俳優ばかりで固めた、安っぽいスペースオペラ。宇宙船などのCG映像は
 かなりすごいが、演じる出演者が魅力に乏しくもう一つで、棒読み演技がヒドい。
 元はTVシリーズらしいが元ネタを知っていないとストーリー構成もよく分からん
 状態のまま終わってしまうのが難点か。
 画質はまあまあ。音声はDTSマスターオーディオのロスレスなので、戦闘シーン
 は大迫力だ。

・地球が静止する日
 FOX/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/93分
 外宇宙から円盤に乗ってやって来た「クラトゥ」は警告しにやって来た。
 他の惑星に対して侵略行為を行うと、たちまち地球そのものが
 無くなってしまうと地球の科学者を集めて警告するが・・。
 キアヌ・リーブスの再映画化が公開中だが、その元のオリジナル映画。
 1951年制作なのでモノクロで4:3映像。あんましブルーレイ化する
 意味がないようには思うが、カッチリとしたシャープな映像はブルーレイ
 ならではのもの。画像に余裕があるため安心してみていられる。
 ストーリー自体はあんましドンパチも少なく、ロボット「ゴート」の活躍も
 拍子抜けで、こんな静かな作品だったっけ?と思うほど。
 音声はDTSマスターオーディオのロスレスだが、疑似5.1chなので
 効果は少ない。

2008年12月28日 (日)

今日見たDVD

アマゾンUK(イギリス)から注文していたブルーレイ5本が到着。
5本セットで送料込みで64ボンド。約8500円だ。日本で買ったら
優に2万近くはする。到着までの時間が少々掛かるとはいえ、
10日前後我慢するだけである。
定価+送料で買ってたら、日本の値段とそう変わりはない。
ただ、値引率が30%~50%くらいはざらである。
日本では店頭売りで15%、通販で20%前後くらいしか引かないので
このあたりが、高いといわれるゆえんだろうか。
今回のは日本語字幕もちゃんとはいって、円高で購入値段は日本の
半額以下。しかも日本発売よりも2・3ヶ月は早く手に入る。
日本語字幕が付いている情報を得ている作品ならどんどん注文しましょう!
高い日本語版を買う意味なんてありません。英語が出来ない自分でも
購入できているんだから誰でも出来ますよ!いい時代です。

購入時の注意点は、UKはリージョンBで販売の盤が固定されている場合、
日本・アメリカはリージョンAなので再生できない盤があります。
今回のはリージョンALLなのでOK。
あと、日本円で1万円を超える場合、税関から、消費税の請求がある場合が
あります。なるべく1万円以下で小分けに注文しましょう。
この手の話は、個人輸入を扱うWEBページなどで勉強しましょう。

・ウォンテッド(UK版)
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/110分
 アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン出演の暗殺者組織もの。
 頭が上がらないさえない青年。ある日、自分が殺された有能な暗殺者の息子で、
 特殊能力を引き継いでいると知らされる。厳しい訓練を経て、暗殺者集団に
 仲間入りするが。
 暴力描写はかなりえぐい場面もあり、18歳以上でないと駄目になっている。
 アクションも面白く、ストーリーはなかなか飽きさせない。
 ラストにどんでん返しがあるが、こった話ではない。
 映像はまあまあ、音声はDTSマスターオーディオのロスレスで迫力有り。

・ヘルボーイ2ゴールデン・アーミー(UK版)
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/120分
 アメリカンコミックのヒーローモノの第2弾。
 古代に人間との戦争で使用された、ロボット戦闘機集団ゴールデン・アーミー
 をよみがえらせんとする妖精の王子が、操作資格のある王冠を得るべく
 暗躍する。ゴールデンアーミーを使用させないように阻止しようとするが。
 1作目は、ストーリー的に関係者の紹介に終わったような話であんまし
 内容的に印象も薄く良くはなかった。この2作目は、かなりストーリーも
 スピーディで面白く、登場する妖精たちも個性的で面白い。
 映像は普通、音声はDTSマスターオーディオのロスレスで大迫力だ。

・ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝(UK版)
 ユニバーサル/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/112分
 1946年のロンドン。退屈な毎日を送っていたリックとエヴリンのオコーネル夫妻は、
 外務省に頼まれ、<シャングリラの眼>と呼ばれるブルーダイヤを返還するために
 上海へやって来る。そこで、大学をやめて、中国古代皇帝の発掘をしている
 息子のアレックスに会う。皇帝を掘り当てたアレックスは、呪われていた皇帝を
 蘇らせてしまうが・・。
 さすがに3作目になると、話も面白くなく、出演者もマンネリ気味。とくにエヴリン役
 を前2作から変わってしまっているのが痛い。全く息も合っていないような演技だし
 そもそも役柄の設定が違っている。息子のアレックスも好青年とは言えない役者で
 配役ミスとしか思えない。
 映像は普通、音声はDTSマスターオーディオのロスレスでまあまあの出来。
 

2008年12月27日 (土)

今日見たDVD

・バイオハザード ディジェネレーション
 ソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/96分
 バイオハザード2のゲームの後日談をCGアニメ映画化したもの。
 もろにCGくさい画像がかなり鼻につくが、こんなものなんだろうか。
 まるでゲーム用の紹介映像を見ているようだ。映画として作成するなら
 完成度は低いといわざるを得ない。ストーリーの後日談としては
 まあまあかな。音声はロスレス5.1chだが迫力は少ない。
 なんか全般的に手抜きなのがもう一つな作品。

・恐竜百万年
 FOX/DVD/MPEG2/ドルビーモノ1ch/92分
 レイ・ハリーハウゼンの職人芸が見事なコマ撮りアニメを合成した
 原始時代映画。
 山の狩猟民族は実力主義。力のあるボスがすべてに優先するため、
 成り代わろうとする争いが絶えずに起こる。ボスの息子が反抗するが
 力及ばずに敗れて追い出されてしまう。流離ううちに海の家族的な狩猟民族
 に助けられるが・・。
 一昔は、TVに空き時間があるとこの手の映画を盛んにしていたのが
 なつかしい。日本語版にあった説得力のあるナレーションがないのが残念。
 映像はレーザーディスク素材そのものらしいが、厳しい映像シーンもあるが
 まあまあ。

・紀元前百万年
 オルスタック/DVD/MPEG2/ドルビーモノ1ch/80分
 恐竜百万年の元ネタになった、なんと1940年公開の映画。
 太平洋戦争が1941年だから、戦前の映画ということになる。
 恐竜などはもろにトカゲやワニだが、合成技術は当時としてはすばらしく
 モノクロということもあって、気にならない。
 ストーリーは出だしの現代が狂言回しが追加になっているくらいで、
 恐竜百万年と同じストーリー。

2008年12月21日 (日)

今日見たDVD

・クローン・ウォーズ
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーデジタル5.1ch/98分
 スターウォーズのサイドストーリーをCGアニメ化したもの。
 分離主義者たちは、ジャバ・ザ・ハットの息子を誘拐し、、ジェダイ
 の仕業にしようとする。それを阻止せんものとアナキンとそのパダワン
 を派遣する・・。
 ちょっとごついキャラに気が引けるが、動き等は相当に良い出来。
 キャラで損しているよコレ。
 なぜかFOXでなくワーナーの発売。いやな予感・・・。
 映像はかなりきれいな映像。
 音声は思った通りワーナーらしく(T_T)、単なるドルデジ。
 何でこんな迫力のある映画をロスレスで収録しないのよ?

・アルビン歌うシマリス3兄弟
 FOX/DVD/MPEG2/ドルビーデジタル5.1ch/92分
 60年代に流行ったアメリカTVマンガのシマリス3兄弟
 (日本語タイトルは何だっけ?)をCGアニメ合成した映画。
 人間語を歌ってしゃべれるシマリスが、レコードでビューするが・・。
 コメディのようでコメディっぽくない。何か説教くさいお話が余分。
 画はCGだけあってはっきりくっきり。音声は普通。

・攻殻機動隊Ver2.0
 バンダイビジュアル/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/84分
 元のアニメ絵をCG映像に多数置き換えて、サウンドもリニューアル
 したもの。
 置き換えCGは今風の画像で良い出来ではあるが、当時の作画と
 あんまし合っていない。その為追加部分で浮いているような感じ。
 音声は、元が2chであんまし迫力無かったのが、ロスレス5.1ch
 になってえらく迫力がある。やっぱ、アクションものは音がリアルで
 良くないと面白くないのが実感できる。
 人形使いの声優が男性から女性に変わっているが、違和感は
 あんまし感じない。というより、元の男性の声の方が違和感
 ありまくりだったのでこれはコレで良いかも。

・遊星からの物体X
 ユニバーサル/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ5.1ch/109分
 ブルーレイ版の物体X。この作品もたくさんのメディアで出た作品。
 VHDではCICビクターと組み、DVD時代になってようやく出した、
 DVD版では長らくレターボックスのみという最悪の状態だったし。
 HDDVDでは東芝と組み、ロスレス入れず・・・。
 ユニバーサル・パラマウントって規格に破れる方でソフトをだすという
 懲りない会社なのが困りもの。
 HDDVD版に比べると、画質も上がってかなりの高画質。
 音声もDTSマスターオーディオのロスレスで大迫力だ。
 ユニバーサルのブルーレイ復活後の作品は売れ残りの再発を除けば
 どれも総じてオーサリングの出来が良い。
 ワーナーのように変に手を抜く訳でもないので、かえって安心だ。

2008年12月15日 (月)

今日見たDVD

・ドラゴンキングダム
 ジュネオン/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/105分
 ジェット・リーとジャッキー・チェンが共演を初めて果たしたカンフーもの。
 アメリカのいじめられっ子の転校生はカンフー映画大好き。チャイナタウンで、
 孫悟空の如意棒を託され、古代中国に迷い込む・・。
 アクションはそれなり。初の共演だが、それぞれの個性を生かした見せ場も
 少ないように思える。なんかあっさり目なんですよね。
 画質はまあまあ。音声も普通。

・スパイダーウィックの謎
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/96分
 妖精ものファンタジー。
 グレース家が人里離れた古い家に越してきた。不思議なことが起こり始め
 大叔父の残した妖精大図鑑を見つけるが・・。
 離婚したばかりの一家はてんでバラバラな部分の描写がかなり鼻について
 不愉快な気分になり物語に入り込めない。最近のは暗いものばっかりで、
 もっと陽気なファンタジーが見たいこの頃。
 本当にファンタジックな妖精のデザインもあったのに、醜悪なものばかり
 前面に出て、ちっともファンタジーじゃない。
 画質は普通。音も普通。

・ザ・マジックアワー
 ポニーキャニオン/ブルーレイ/AVC/リニアPCM5.1ch/136分
 街を牛耳るボスの愛人を寝とった備後は、代償に「デラ富樫」という
 伝説の殺し屋を連れてくると誓う。見つからない備後は、売れない俳優を
 映画撮影とだまして、デラ富樫を演じさせるが・・・。
 三谷監督のコメディもの。やや、セリフが棒読みのようなのが多いのは演出か?
 まあまあ面白いストーリーだが、舞台風コメディのためか、緊迫感がない。
 持ち味といえば持ち味なんだろうけども。
 画質はかなり良い。音声はリニアPCMで迫力満点だ。

2008年12月 7日 (日)

今日見たDVD

・クローバーフィールド
 パラマウント/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/85分
 TVシリーズ「LOST」の制作者のJ・J・エイブラムス制作の怪獣映画。
 ニューヨーク・マンハッタンに突如怪獣が現れて、町を破壊していくが。
 市民から見たビデオカメラでの映像を軸に展開する。
 最近主流のビデオカメラ映像主体のドキュメンタリータッチのため、
 かなり臨場感があるか振り回される映像。
 見る人によっては酔うかもしれない。
 見せ方が非常にうまい演出で、85分の短編だが、15分過ぎからは
 目が離せない・・・。
 映像はビデオカメラ主体のため、あんまし良くはないが、結構きれいな部類。
 音声は怪獣ものだけ有ってかなり派手。

・カンフーパンダ
 角川/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/92分
 ドリームワークスのCGアニメ映画。
 ドジでぐうたらなパンダのポー。ある日、伝説の龍の戦士を選ぶ日に
 会場に迷って入り込み、指名されてしまう。嫌々修行をはじめるが・・。
 ドリームワークスのCGアニメはどれも感情移入しにくい、変なキャラが
 多いが、この作品はディズニーばりのキャラですんなり受け入れられる
 ようなキャラクターで成功している。
 画質はCGだけ有ってかなりのもの。音声もかなり派手。

・ビー・ムービー
 角川/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/91分
 ドリームワークスのCGアニメ映画。
 ミツバチの新米働き蜂のバリー。社会人になるがどの仕事に就くか迷う。
 迷ったあげく、外に飛び出し、人間の女性と親しくなる。
 人間のスーパーに蜂蜜が多量に売られているのを知り、
 勝手に蜂蜜を取っていることに怒り、訴訟を起こし、見事勝訴し
 人間界から蜂蜜を追放するが、ミツバチたちは働かなくなって・・・。
 人間と親しくなるまでの動き演出はすごいのだが、それからが変な方向に
 いってしまい、とたんにつまらなくなる。ミツバチが話せる設定って、
 どう考えても無理がある。ミツバチが話せるなら、他の昆虫だって
 話せる訳で、切りが無くなるのではないだろうか。
 画質はCGだけ有ってかなりのもの。音声もかなり派手。