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2010年8月に作成された記事

2010年8月15日 (日)

今日見たブルーレイ

・第9地区
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/DTSマスターオーディオ5.1ch/112分
 南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、
 そのままとどまってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、
 宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず
 彼らを難民として受入れることに・・・。
 ピーター・ジャクソン製作のエイリアンもの。エイリアンは、侵略に来たわけでもなく
 和平を結びに来たわけでもなく、単に宇宙船の故障でとどまっているだけ、
 というのがかなり新鮮。とはいえ昆虫系の容姿と、その生態はかなりグロ系の描写。
 かなりスピーディーな演出で飽きさせない。
 はっきり言って全く注目していなかったがかなりの掘り出し物。
 グロが苦手な人は、引いてしまう内容なので、気をつけましょう。
 画質は普通。音声はかなりの大迫力。

・セリーヌ・ディオン/ライヴ・イン・ラスベガス(US版)
 CBSソニー/ブルーレイ/AVC/ドルビーTrueHD5.1ch/93分
 セリーヌ・ディオンのために建築されたラスベガスの劇場“コロシアム”にて
 行なわれたショーの模様を収録したもの。
 日本版はDVDのみなのでUS輸入盤を購入。洋物はあんまし知らないが、
 いわゆるバラード系の歌手だろうか。歌詞が全く解らない(英語字幕もない)が、
 その歌唱力はアメリカでも1・2を争うとかで、かなりのもの。
 超大型なものすごい広さのコンサートホールにものすごい観客が入っており、
 そのスケールには圧倒される。しかもこのコンサートのためにだけに作成された
 ものだそうだ。
 画質はまあまあ。音声は超絶的な歌唱力に負けないような超高音質。

2010年8月 8日 (日)

今日見たブルーレイ

・コララインとボタンの魔女
 ギャガ/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/101分
 11歳の少女コララインは、引っ越したばかりの家で不思議なドアを見つける。
 扉の向こうで彼女を待っていたのは、夢のような世界と、何でも願いを
 かなえてくれるボタンの目をした“別の世界"のママとパパだった・・・。
 ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのヘンリー・セレック監督のダーク・ファンタジー。
 2月にUK版を買っていたが、見事に日本語字幕が無く、見て意味が分からず
 玉砕していたが、ようやく日本語対応版が出た。
 見事な世界観と、人形アニメの病的な表現の細かさで圧倒される。
 かなりマニアックな内容なので、子供向きのような作品だが、実は大人向き
 ではないか。
 画質はUK版と比べるとかなり悪いようなきがする。画面全体がやや白っぽい。
 音声は普通か。

・アリス イン ワンダーランド
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/109分
 美しく成長した19歳のアリス・キングスレーは、ある日、チョッキを着た不思議な
 白うさぎを追いかけているうちに、誤ってうさぎの穴に落ちてしまう。
 その地下に広がっていたのは、アンダーランドと呼ばれる不思議な国
 (ワンダーランド)だった。
 ティム・バートン監督の新作ですが正直言ってつまらない凡作。
 ※最近のバートン作品はどれもいまいちなのが気にかかります。
 アリスを演じた女優の棒読み演技も酷く感じましたが、映像は表現は
 多少奇抜でも今では似たようなものは溢れかえっているため、
 センス・オブ・ワンダーに乏しくて今ひとつでした。
 ディズニー映画のため、規制が厳しく思い切ったことが出来なかったのでは?
 と、うがった考えがよぎります。アリスが最初に来た場面(幼児での場面)が
 良い映像だったので変に何年後を描くのではなく、ストレートにアニメ映画の
 リメイク実写版の方が良かったのではいかと・・。
 画質はまあまあ、音声も普通。

YAMAHAのAVアンプ「RX-V767(B)」を購入

2年前に買ったONKYOのTX-SA606XからYAMAHAのRX-V767に
AVアンプを久々に買い換えました。

・YAMAHA商品ページ
http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/rx-v767/index.html
Rxv767b_1_2 
















ONKYOのは特に不満もなく使ってましたが、HDMIの機器が増えてきて
さすがに4入力では辛くなってきました。HDMIセレクターを使用すれば
いいのですが、HDMIは機器間で認証のやり取りを行うのですが、
これがくせ者。セレクターの多段接続では、どうもこの機器認証が
うまくいかない場合が多く、電源の入れる順序を間違うと、砂嵐画面になったり、
画面解像度が480iになって低画質になったりとさんざん。
HDMIセレクターを色々買って交換しましたが、いっこうに改善されずで、
かなりへこんでいたこともあります。
YAMAHAのRX-V767は入力が6個で2つ増えています。

しかし本当を言えば希望はHDMI入力が10個は欲しかったんです。
PS3が2台、XBOX360、ブルーレイレコーダー3台、ブルーレイSTB1台、
ネットワーク対応メディアプレイヤー2台と、これだけでHDMI出力のある機器が
9台もあるのです・・。
まあ、現実には高級機で8つ、エントリー機で6つ位が限度だし、
高級機は値段が必然的に20万以上になってしまうのでさすがに手が出ず。

まだ本格的にセットアップはしていませんが、気に入ったところなど。
・気に入ったところ
 ①HDMI出力が2系統で、同時出力が可能
  プロジェクター用とPC用モニタの同時出力で使用出来る
 ②プレゼンススピーカーの追加でYAMAHA独自の音響効果である
   シネマDSP〈3Dモード〉がHD音声に対応
 ③日本語対応のGUI操作パネルが画面に表示
 ④HDMI6入力、D端子(コンポーネント)2系統、AV入力5系統が
  すべて独立で選択可能。
  ※ONKYOの場合、入力端子数から入力セレクト出来る数がの方が少なく、
   実質的に入力選択出来る数しか使用出来ないという矛盾があり、
   かなり不満な点であった。

・不満なところ
 D端子(コンポーネント)の音声入力が光1・同軸1しかなく、従来のRCAプラグ
 での入力が用意されていない。まあ音声入力の割り当てで他のAV入力から
 当てる事は可能だが、AV入力で使用出来るのが1つ減ってしまう。
 例としては、Wiiの音声出力はRCAプラグしかないので困りもの。
 また光・同軸出力と同時使用(光・同軸での入力がない場合はRCAより)が出来ず
 いちいち、割り当てを変更する必要がある。ONKYOUでは自動的に切り替え
 出来たのだがめんどくさくなった。
 まあ、実質的にAV入力やD端子とかは過去の遺物でほとんど増える事は
 ないのですが・・。

2010年8月 1日 (日)

7月に買ったゲーム

7月中に買ったゲーム一覧
・戦国BASARA3 ・・・ PS3
 コーエイの無双シリーズのようなゲーム。まあまあ面白いか。
・モッドネーション無限のカート王国 ・・・ PS3
 リトルビッグプラネットのようなキャラで行う、カートレース。
 ロードがかなり長い・・。レース中はそうでもないが、メニューに戻って
 何か決定するたびに、90秒くらいかかる。
 後変わっているのはメニュー自体が、オンライン状態で、他のユーザーが
 見えている事だろうか。メニューがオンラインのロビーのような感じといったところ。

今日見たブルーレイ

・風の谷のナウシカ
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/リニアPCM2.0ch/118分
 スタジオ・ジブリ作品のようやく始まった旧作品のブルーレイ化第1弾。
 どうも宮崎監督は、新技術やデジタル技術はお嫌いのようで、この作品を
 出すに当たっても、時間が経てば劣化するのは当たり前なんだから、
 デジタル修復は要らないなどと言っていた。映画の音声もドルビーデジタルが
 出だした頃、想像力が有れば、モノラルでも十分だといって、ステレオにすらも
 関心がなかったようだし。
 ファンからすれば、できたてのような最高の品質をいつでも見たいと思うわけで、
 デジタル修復はその手助けに過ぎない。以前なら、時間が経てば
 劣化していくのは仕方ない事だったであろうが、デジタルによって簡単に当時の
 作品に再現出来る時代になっているのである。
 ホントこのような変に頑固なのは困ったものです。
 で、結果的には最低限の修復にとどめたようで、かなり不満な点が多く残念な出来。
 DVDよりは確実に良くはなっているが、普通以下の画質といったところか。
 あと、かなり赤みが強い。その昔大騒ぎになった「赤千」よりはマシだが、
 色温度を通常の映画の6500°程度で見ると赤っぽくて見られたものではない。
 ビデオ作品なみの9500°程度に上げるとかなり見やすくなるが・・。
 色調整がおかしいのか、元にフィルムの劣化で赤っぽくなっているのか・・。 
 音声はリニアPCMでかなりリアルな方。ただ、ステレオ表記だが、
 ほぼモノラルである。

・スパイアニマル Gフォース
 ディズニー/ブルーレイ/AVC/DTSマスターオーディオ5.1ch/88分
 見た目はまったく普通のモルモット。しかし、彼らはスパイとして高度な訓練を
 積んだFBI特殊スパイチームだった!? 進化したコミュニケーション能力と
 戦闘技術、そして何より小さく機敏な身体を活かして、難しいミッションに
 立ち向かっていた。しかし、ある日、FBIから Gフォース解散の知らせが入り、
 彼らはFBIに捕獲されることに?
 ヒット・プロデューサーのブラッカイマー製作のCGアニマル映画。
 ディズニーお得意の動物ものお子様映画。出来は今ひとつ。
 ストーリーはひねりもなく、おかしくも何ともない。
 画質はまあまあ。音声は普通か。

・エスター
 ワーナー/ブルーレイ/VC1/ドルビーTrueHD5.1ch/128分
 この娘、どこかが変だ。9歳の少女エスターには、悪いことばかりが付きまとう。
 生まれ故郷のロシアでは孤児となり、以前の育て親は火事で亡くなり、
 エスターだけが助かった。でもコールマン一家に養子として引き取られ、
 ようやく彼女に平穏が訪れたように見えたが・・。
 ホラー専門の映画会社ダークキャッスル制作のサスペンスホラー。
 えぐいシーンは少ないが、そのサスペンス描写がかなり痛いこと痛いこと。
 見終わった後、後味の悪さは一級品で、かなりゲンナリする事必死である。
 画質は普通、音声も普通か。
 

今更ですがNHK・BSのスター・ウォーズ特集は・・・。

直前に梅雨も奇跡的に明けて、大雨注意報の心配もなくなって、
しかも奇跡的に地震もなく、変なテロップも一切入らずで、さすが
フォースの力はすごいや!って喜んでいたんですが・・。
NHKもかなり宣伝しまくって、マニアな番組も放送してた割には、
放送内容(映画自体ではない)がお粗末すぎた。(T_T)

まず、ビットレートはBSハイビジョンの最高24Mbpsとはいかず、
19Mbps程度しか割り当てていない感じで明らかにビットレート不足。
DRモードでブルーレイの1層に入らない事も想定して、2層50GBの
ディスクも用意したが必要なく、すべてDRモードで1層25GB以内に
収まってしまった。

画質は見方によってはまあまあだったけど、ポケモン処理
(いわゆる光の点滅処理ね)がえらく醜く、映像がスローになるわ、
処理部分がかなり汚くて、しかも無関係な部分まで処理してしまうという
あからさまな手抜きが多くて幻滅。
一般放送だし、もともと爆発シーンも多いからある程度は仕方ないと思うけど、
これじゃあ作品に対する熱意が感じられないし、プロの仕事として失格だわ。

音声はもっと酷くて、5.1ch対応とうたっている割には、分離も悪くて
ステレオ版じゃないか?と思うほど。ホントに5.1chなのか?
まあ元々AAC5.1chはあんまし音も良くないし、期待していなかったけどね。
これならBモードステレオで放送した方が良かったんでは?

どうも今回の放送はリビングTVを想定しすぎた編集にしたような気がするなぁ。

まあ、自分にとってはHD版のスターウォーズは、来年のブルーレイ発売までの
つなぎに過ぎないけど、余りにも期待させた割にしょぼかったの一言だね。
所詮NHKはあんまし期待出来す、放送ではWOWOWが一番のソース源
というのを再認識したしだい。